今年は男子新入部員も!

今年は、男子の部員も入って来ました! 男子の声はなかなかしぶいです!  新入生を迎えて全員で袴姿になりました!! 1462321003830 - コピー (300x169).jpg

さっそく5月28日(土)に京都の大江能楽堂で行われる「関西宝生流能楽連盟春季大会」に新入生4人も「猩々(しょうじょう)」という曲で出場します!「草紙洗(そうしあらい)」「田村キリ」を舞う3年生2人はこの大会で引退します。「敦盛キリ」を舞う3年生1人はもう少し続ける予定で、6月19日(日)には「松実会」(ご指導いただいている石黒実都先生主催の大会)にも出場する予定です。

110周年記念誌の記事に載せる記事もあわせてご覧ください。

能楽部は現在3年生3人、1年生4人の計7人で活動しています。活動としては、毎週水曜日と不定期の土曜日に仕舞や連吟をしています。その内、月に2回ほど、女性能楽師の石黒実都先生にお稽古をつけていただいてます。
出場している大会には、生國魂神社・薪能舞台でのヤングNHO能、石黒先生の主宰する「松実会」、関西宝生流能楽連盟の春季大会・秋季大会があります。芸文祭にも出場し、去年と今年、奨励賞をいただきました。また、去年は、道頓堀でのイベントにも出場させていただきました。私達3年生(19期生)が入部した当時は同好会でしたが、去年、部に昇格することが出来ました。
能楽は日本の伝統芸能で堅いイメージがあると思います。しかし、やってみると、ひとつひとつの話が史実と違うこともあり、面白く書かれていて、すごく取っつきやすいです。
それだけでなく能楽の舞には意味があり、動作を扇一つで表したり、木の枠組みだけで大型の道具を表したりしていて想像力も培われますし、古典文法で書かれているので、古典の勉強にもなります。それに国際社会である今、外国人に「能楽」を教えて欲しいと言われた時に、紹介も出来て国際交流に役立ちます。このように能楽って良いところ尽くしなのです。
今、日本人が日本のことを知らなかったりすることが多いです。その中で消えつつある古典芸能の能楽を私達からも若い世代に発信して興味を持ってもらうことを目標に活動していきたいと思っています。