1年生の国語の授業です。教材は「羅生門」です。はじめにこの時間でやるべきことを担当教員が説明し、授業がスタートしました。説明と発問をうまく取り入れ、生徒も答えを発表しながらテンポよく授業が進みます。途中、ペアワーク、グループワーク、個人ワークが入ります。グループワークでは原則の確認をします。それは守秘・協力・尊重ということです。ただ黙って先生の説明を聞く授業とは真逆の、生徒が主体的に取り組み、自分の意見を出しながらも他人の意見を聞き、考えを深めるという授業です。ICTを活用し、チョークを一切使わない、それでいて生徒は誰一人としてボーっとすることなく、授業に集中していました。授業後、生徒にインタビューすると「かみ砕いて説明してくれるからわかりやすい」、「グループワークやペアワークを取り入れてくれるので、自分の意見が言え、また人とコミュニケーションをとれることがいい」と答えてくれました。「羅生門」をもう一度読んでみよう!と思える50分間でした。
~君にしかできない夢(こと)が、泉大津(ここ)にある~
藤原 大