爽やかな季節になってきました。
朝、正門で登校してくる生徒たちに挨拶をしていて、笑顔の挨拶が返ってくるととてもうれしいです。
挨拶には多くのメリットがあります。
1、声を出して挨拶をすると気持ちがいいです。
意識して声を出して挨拶をしてみてください。少しだけいい気持ちになります。相手が挨拶を返して くれれば、より一層いい気持ちになります。「おはよう」と挨拶を投げかけて、「おはようございます」と返してもらえたときは、とてもハッピーな気持ちです。
2、挨拶は人を元気にします。
挨拶をするときに、人は無意識のうちに笑顔を作ります。暗い顔で挨拶をする人もたまにはいますが、少数派です。廊下や階段で「こんにちは」と挨拶をしてくれる人はほとんどが笑顔です。挨拶をすると自然と笑顔になる、これも大きなメリットです。心と身体はつながっています。挨拶をすることで笑顔になれば、心も元気になってきます。少ししんどい時など、挨拶をきっかけにして笑顔が増えれば、気持ちもそれにつられて明るくなってきます。
3、挨拶は人に安心感を与えます。
誰かが部屋に入ってきたとき、その人が黙っていたら、あなたは「この人はどんな気持ちなのだろう」「自分はどう思われているのだろう」などと不安に感じ、緊張するのではないでしょうか。そんな時、その人があなたに一言「こんにちは」と言えば、あなたの不安や緊張は和らぎます。
挨拶には人を安心させる効果があります。特に意識をしているわけではありませんが、挨拶をすることで、「私はあなたの敵ではありませんよ、だからあなたは安心してくださいよ」というメッセージを発信しています。挨拶をされて何か気持ちがいいのは、安心することができるからです。
挨拶がたくさんある学校は、安心がたくさんある学校ですね。
4、挨拶をきっかけにして会話が始まります。
「おはよう」「こんにちは」という挨拶がアイスブレイクになり、会話が始まります。挨拶をきっかけにして多くの人とコミュニケーションを取ってください。
なみはや高校生のみなさんが、積極的に挨拶ができる人に育つよう願っています。