PTAボッチャ大会

令和4年8月3日(水)、PTA主催のボッチャ大会が開催されました。

コロナ以前は、夏季休業中にPTA主催で夏まつりやプール開放をしていましたが、令和2年度・3年度については、感染状況等を鑑みてPTA主催の夏季行事の実施を見合わせていました。

今年度は、わたくしからも春のPTA定期総会や第1回全体学級委員会で、コロナ以前に戻すということではなく、Withコロナの時代にあったPTA行事のあり方を一緒に考えていきましょうと伝えていました。PTA役員会を中心に企画いただいた今日のボッチャ大会は、感染症対策として密をさけることができる点と、熱中症の危険性が軽減できる点で、大変ふさわしい内容の行事だったと思います。

大会には、21人の生徒が、保護者やきょうだいとともに参加しました。6チーム編成で、3チームずつAブロック、Bブロックに分かれて総当たり戦(各チーム2回ずつ対戦を行う)で戦いました。

ボッチャは、どの学年の生徒も学校の活動で一度は経験している競技です。また、東京パラリンピックでテレビ中継があったこともあり、保護者の方々もすんなり競技に入ることができていました。

2会場でそれぞれ行われた試合は、いずれも接戦の好試合ばかりでした。経験者である生徒たちは、時にはジャックボール(的となる白い球)にビタッと吸い付くようなショットで、時には相手チームのボールを弾き飛ばすショットで、時には味方チームのボールをジャックボールに近づけるショットでチームに貢献していました。保護者の方やきょうだいさんも、初めてとは思えないほど投げるほどにコツをつかんで、スーパーショットを決める方もたくさんおられました。(中には「経験者ですか?」と言いたくなるほど上手な方もおられました。)

リードしていて迎えた最後の一投でまさかの逆転にあう場面があったり、1ゲームめで2点差で敗れても2ゲームめに3点とって大逆転という展開があったり、ジャックボールが動くボッチャのおもしろさ、展開次第で大量得点につながるボッチャの醍醐味が随所で見られました。参加者は、競技が進むにつれボッチャの魅力に引き込まれ、試合会場は自然に盛りあがっていきました。

大会終了後は、音楽室にて教員バンドによるミニコンサートが開催されました。生徒に馴染みのアニメソングなどを中心に3曲披露されました。曲に合わせてみんなの前で踊りだす生徒もいました。

初めてのボッチャ大会でしたが、参加者からは終始笑顔が見られ、参加した生徒・保護者・きょうだい・教員全てが楽しめた行事になりました。本日の大会が「第1回」となり、以後続くことを期待したいです。