おいしい給食⑮(10/31~11/4)

10月が終わり、11月に突入した今週。「ハロウィン」という催しは、ここ数年で急速に日本の文化にも溶け込み、すっかり一つの年中行事のような顔をしております。・・・がしかし、どうにもあいまいなことも多く、「本当は何をする日なの?」とはてなマーク(?)が未だについています。日本はこれまでも外国の風習や文化を取り込み、「日本版(日本風)の〇〇」へと変化させてきているので、もう少しすれば、ハロウィンも外国での元来のハロウィンとは、意味づけ等が全く別物の「日本版ハロウィン」へと昇華させていくのでしょう。

【10月31日(月)の献立:ごはん、高野豆腐の含め煮、かぼちゃコロッケ、飲むヨーグルト】

【11月1日(火)の献立:アップルパインうずまきパン、キノコとウインナーのスープ、カレーポテトサラダ】

【11月2日(水)の献立:ごはん、キムチ鍋、ポークシューマイ】

【11月4日(金)の献立:わかめごはん、こぎつねうどん、ホッケ一夜干し】

31日のハロウィンメニュー? 前述したとおり、まだ「日本版ハロウィン」の定義が確立していないこともあり、給食のハロウィンメニューもふわっとしていますね。「カボチャ使っておけば」とか「ハロウィンぽいイラストのデザートつけておけば」といった感じかと。でも、カボチャのコロッケは結構おいしかったです。

1日の献立。この日は、甘いパン、カレー風味の小おかず、コンソメ味のスープと少し調和にかける3品だったように感じました。それぞれはおいしいんですけど、献立としては・・・ね。

2日のキムチ鍋。キムチという食べ物は、もうすっかり日本食と化してしまいましたね。先述のとおり、日本は外国の文化(食文化も)を「日本風〇〇」に昇華させるのが得意ですからね。わたくしは、日本の漬物が苦手で特に「たくわん」は大の苦手なのですが、キムチは食べられるんですね。豚キムチとか大好きです。この日のキムチ鍋もとってもおいしくいただきました。

4日のこぎつねうどん。大阪においては、「甘いお揚げの入ったうどん=きつねうどん」「甘いお揚げの入ったそば=たぬきそば」であり、関東で言う「きつねそば」「たぬきうどん」というメニューは存在せず、それぞれ「たぬきそば」「ハイカラうどん」と言いますが、切った油揚げが入ったうどん「きざみうどん」も大阪ならではのメニュー。4日のうどんも一見すると、切った油揚げが入っているので「きざみうどん」なのでは?と思われますが、このお揚げが油揚げではなく、ちゃんと甘い味付けのお揚げだったので「きつね」であり、ど~んと1枚もののお揚げでないことから「こぎつね」としたものと推察されます。・・・「きつねうどん」でもよかったかと思いますが。