6月中旬、就業体験がありました。1、2年生は校内での就業体験です。卒業後を見据え、作業の体験を通して集中力や持続力を身につけ、自立や社会参加に向けての心構えを養うために、毎年この時期に校内で体験学習を行います。
体験期間中は一部の自立活動を除いて教科の勉強はなく、一週間ほとんどの時間が作業です。また、「就業」体験なので、学校に登校したとき「出席」確認ではなく「出勤」確認として、出勤簿をつけます。
作業内容は、Ⅰ・Ⅱ班は小物入れ作り、デコパージュ石鹸作り、Ⅲ・Ⅳ班は外注品のプラスチック容器の製品作りでした。最初は張り切って作業をしていても、週の後半には繰り返しの作業に疲れてきた人もいました。卒業後の進路はさまざまですが、作業に慣れて準備することが大切です。今回の体験で学んだ作業への姿勢を、これからの学習に活かしましょう。