【給食室】給食週間特別献立

令和2年1月24日(金)~31日(金) <給食週間特別献立>

 本校での今年のテーマは「日本縦断の旅に出よう!!」でした。

 北海道から南へ向かってみんなで旅に出るイメージで献立を立て、給食の時間には各教室の子どもたちに郷土料理に興味を持ってもらえるように声をかけて周りました。

 給食室横の掲示板には、大きな日本地図と共に、給食週間で紹介する郷土料理についてのポップを掲示しました。

<1日目>1月24日(金) 北海道

献立:はいがご飯、味噌バターコーンラーメン、キャベツと人参のごま和え、飲むヨーグルト

 給食で「ラーメン」が食べたいとリクエストがあったので、北海道・札幌地方の郷土料理である「味噌ラーメン」を紹介しました。バターとコーンが入っているのが特徴で、子ども達にも食べやすい味だったようで、とても好評でした。

<2日目>1月28日(火) 青森県

献立:はいがご飯、十和田バラ焼き、けの汁、牛乳

 「バラ焼き」は、青森県十和田市のご当地グルメです。たまねぎと牛バラ肉を甘辛いタレで味付けしています。給食ではいつもはモモ肉を使用していますが、この日はバラ肉を使用しました。やわらかくて食べやすいという声が多くありました。「けの汁」は、細かく刻んだ野菜を昆布出汁で煮込んだ汁物です。漢字では「粥の汁」と書きます。昔はお米が貴重な食材で、なかなか食べられませんでした。どうしてもお米が食べたい時に、野菜を細かく刻んでお米に見立てて食べていたことから、この名前が付いたと言われています。子ども達は、名前の由来に興味津々でした。

<3日目>1月29日(水) 愛知県

献立:はいがご飯、ひきずり(鶏すき風煮)、ほうれん草の煮浸し、牛乳

 名古屋では、すき焼きのことを「ひきずり」と言います。すき焼きなべの上で肉をひきずるようにして食べたことから、「ひきずり」と呼ばれるようになったそうです。各教室に説明をして周っていると、子ども達は、真剣に聞いてくれていました。そして、「明日はどこ?」「明日は何やろう?」などと、給食を楽しみにしてくれている声をたくさん聞くことができました。

<4日目>1月30日(木) 広島県

献立:もぶりご飯、美酒鍋、グレープゼリー、牛乳

 「もぶりご飯」は、広島県の郷土料理で、混ぜご飯のことです。「もぶる」とは、広島の方言で「まぜる」という意味です。

 「美酒鍋」とは、酒・塩・こしょうのみで味付けしたシンプルな「鍋料理」です。広島県東広島市地域で作られる郷土料理です。野菜から出た水分と酒のみで煮込み、少量の塩こしょうのみで味付けしています。水分やだし汁は加えていないことを説明すると、子ども達は驚いていました。

<5日目>1月31日(金) 熊本県

献立:はいがご飯、太平燕(タイピーエン)、大学芋、牛乳

「タイピーエン」は中国から伝わった、郷土料理で、熊本県のご当地グルメとなっています。たっぷりの野菜と春雨、魚介類などをあっさりとしたスープにからめたお料理です。

 

 5日間を通して日本各地の郷土料理を紹介して教室を周っていると、教室の中から郷土料理のお話しをしている子ども達や先生達の声が聞こえてきました。給食に関心を持ってもらえていることが伝わってきました。良い給食週間になったと思います。今後も、安全安心で、子どもたちに喜んでもらえる給食作りをめざします。

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