今朝正門で挨拶していると、六稜祭実行委員長のK君がやってきて、実行委員会企画で生徒たちが描いてくれた私の似顔絵の画像をくれました。描いてくれた皆さん、ありがとう。さて、どれが一番似ていますか。私的には一番最後が気に入っていますが。(笑)
今日の授業見学は3年生の理科の授業3連発でした。まず最初は2限目に生物の授業を見学しました。内容は遺伝に関することで、母性効果遺伝子から分節遺伝子、ホメオティック遺伝子について勉強していました。遺伝子を操作するということがどんな感じなのか少しわかる内容でしたが、それ以上に先生のお話が話題豊富で非常に面白かったです。親子でノーベル賞を受賞した方や、その次男で家庭の事情でチェロ奏者から科学者に転身した方など、世界には「天は二物を与えず」に反する人が結構いることが分かりました。あと、疲れ切った時にはヨーヨーマの演奏を聴こうとも思いました。
続いて二つ目は3限目に物理bの授業を見学しました。最初にウオーミングアップで小テストに取り組んでいましたが、問題も面白いし、答え合わせで先生が見せてくださった実験も面白かったです。慣性力の実験では生徒たちから拍手が起こっていました。その後取り組んだ京大の問題は非常に難しそうでしたが、とりあえず地球に縦に開けたトンネルからスマホを落としても元に戻ってくることは分かって安心しました。この授業も話題が豊富で、クイズのような質問がたくさんあって私でも大いに楽しめました。
最後は4限目に化学bの授業を見学しました。今日のメインテーマは電離平衡でしたが、2次関数の解の公式が出てきたりで、まるで数学の授業のような感じでした。ただ数学と違うのは有効数字や近似が出てくるところでした。途中で先生が何度も生徒たちに付いて来られているか確認したり、生徒同士で確認させあったりしておられましたし、机間巡視して生徒たちの出来具合も確認しておられました。また、生徒たちのことを思って板書内容にも丁寧に単位を書き込まれていました。ここまでやってくださったら取り残される生徒はいないだろうなと思いました。