6月11日(日) 「日曜参観」

光陽支援学校では授業参観を実施し、子どもたちの学習の取り組みをたくさんの方々にご覧いただくことができました。

弱部の大阪市立総合医療センター分教室では、小学部が全学年で合同図工の学習に取り組み、6月の「壁面かざり」を制作しました。月ごとのテーマに沿って作品を作り、教室前の廊下をいつも華やかに飾っています。今月は虹とてるてる坊主と紫陽花です。雨の日も楽しくなるような彩りは、すべて子どもたちが考えて選んだものです。

同分教室の中学部では、数学の授業を参観していただきました。小学校の算数から中学校の数学へと学習が進み、0より小さい数の計算にも取り組んでいます。数の世界のひろがりを感じながら、その知識を活用してプログラミングに取り組み、ショートアニメーションを制作しました。iPadの画面を座標に見立ててキャラクターがてくてく歩くアニメを完成させました。

大阪公立大学医学部附属病院分教室の中学部では、社会科の歴史の授業を病室で参観していただくことができました。生徒が関心をもっている分野の学習内容だったこともあり、意欲的に学習に取り組んでいました。

国立病院機構大阪医療センターでは、中学部の数学「文字式の利用」の授業を学習室で参観していただきました。問題演習では、生徒とともに保護者の方も昔を思い出しながら問題を解いておられました。

大阪赤十字病院では、ご家庭と教室をオンラインでつないで小学部の学級活動の取り組みの様子を参観していただきました。ご家族にも参加していただいて、コミュニケーションをテーマにしたゲームを行い、とても楽しそうな様子でした。

病院では今も外からの立ち入りが制限されているところが多く、どの授業も工夫をしながらの授業参観となりました。普段の子どもたちの取り組みの様子を、令和元年度以来3年ぶりにご家族の皆さまにご覧いただくことができました。