「摂食指導時における窒息のリスク」に関する研修に続き、本校では、新転任者を対象とした研修をおこないました。
今回の研修についても、隣接している大阪整肢学院リハビリテーション部の理学療法士(PT)の先生を講師としてお招きし、児童生徒へのかかわり方や支援に関する基礎的な講義をしていただきました。
内容は、車いすの操作や歩行援助のための歩行器(各種ウォーカー)の種類、身体に装着する補装具の装着方法や注意点など、児童生徒の日中活動における利点や一人ひとりの身体や障がいの状況による、危険性について(脱臼や骨折)等を画像やスライドを示していただきながら説明を受けました。
どのお話しも、具体的な内容でとても分かりやすい説明をしていただいたので、児童生徒の指導・支援にすぐに役立つ内容でした。
このように、本校では、大阪整肢学院との連携により、各セラピスト(PT/OT/ST)から、児童生徒の指導・支援についての助言をすぐに受けられるという、恵まれた環境で教育活動を進めることができる学校です。
セラピストの先生方からは、「何かあれば、いつでも相談ください。情報を共有しながら、子どもたちの確かな成長をともに支えていきましょう」との力強い言葉もいただきました。 この、優位性を活かしながら、児童生徒の支援・指導を行い、好事例を発信できるように進めていきたいと考えております。