第1回 自立活動研修

4月13日(火)、昨年に引き続き、大阪整肢学院リハビリテーション室より言語聴覚士(ST)の富田朝太郎氏を講師に迎え、「障がい児へのコミュニケーション支援 ~富田分類の活用~」をテーマにご講義いただきました。

まず始めに、子どもたちにハビリテーション(発達を促すこと)をするにあたって、モチベーションが大切であり、そのためにはチームアプローチで活動設定を行う必要性があることを教えていただきました。

次に、コミュニケーションとは、双方向でそれぞれの理解度に合わせた情報のやりとりであることを学び、『富田分類』の説明を受け、実際に児童生徒の動画を見て、コミュニケーション活用シートを用い、具体的な支援方法を設定するよう考えました。また、講師の富田先生から、具体的な教材の設定についても助言をいただきました。

『富田分類』の大きな特徴は、「いつでも、どこでも、だれでもできる支援」を考えられることです。また、多職種で評価し、定期的に振り返りをすることで、児童生徒に関わる複数の教職員が、より実態に合った支援を行うことが可能になります。

本校でも、実態把握(アセスメント)ツールの1つとして『富田分類』の活用促進と、チームとして、児童生徒とかかわり、ともに協力しながら一人ひとりの成長をサポートできるように取り組んでいきたいと考えます。大阪整肢学院のみなさま、関係機関のみなさま、今後ともご協力をお願いいたします。

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