3月15日(金)に合同自立活動事例検討会を開催しました。30名の先生方が参加して、大阪整肢学院との合同自立活動の取り組みによる事例の発表を行い、それぞれの活動の様子について検討しました。
今回の担当となった先生方には、対象の児童生徒の実態と一年間にわたる取組みを紹介してもらい、リハビリテーション部との合同自活を通してどのようなアドバイスを受けながら、児童生徒がどのように変容していったかを報告してもらいました。
高等部の生徒については、電動車いすの活用についての事例検討を行いました。3つのチームに分かれて大阪整肢学院のリハビリテーション部長や、理学療法士(PT)の方々にも一緒に参加いただき、生徒の事例について、充実した検討を行うことができました。
検討の結果、「経験の積み重ね」が重要とのことから、できるだけ若年のころから取組む機会があればよりスムーズに取組めること、卒業後の未来を見据えたビジョンをもって取組んでいくこと、という観点が必要との見解が見出され、今後の合同自立活動についての重要点として共有することができました。