AB低グループでは、せいかつの授業で調理実習を行い、さつま芋のポタージュスープを作りました。
2学期には実際に畑で収穫したさつま芋を使って、さつま芋のポタージュスープを作り、その作業工程が繰り返し行うことに適していることに加え、スープの味がとても美味しかったという児童の声も多かったため、「もう一度、振り返りを兼ねて作ろう。」ということになりました。
調理実習の準備でエプロンを着けた時から、みんなワクワクし、「今日は何をつくるのかな...」と期待感に胸を膨らませていました。材料のさつま芋を見ると、前回のポタージュスープを思い出したのか目を輝かせ笑顔になる児童も居て、みんな調理の説明を真剣な表情で聞いていました。
順番に前に出て、前回も使用したスクレッパーという、蒸した芋ぐらいの柔らかさなら子どもの力で十分安全に切ることができる道具を使ってさつま芋を切っていきました。慎重にスクレッパーを下ろして、さつま芋を切ってきれいに並べる児童、前回に教わった通り左手で芋を動かないように押さえてトントンとリズムよく切っていく児童、先生と一緒にしっかり握って切れる様子を不思議そうに見ている児童など、みんないろんな様子を見せてくれました。
切った芋をジッパー付き袋に移す時もバサッとつかんで入れる児童もいれば、一つずつ丁寧に入れていく児童もいました。それを、みんな袋の上からぎゅっぎゅっと押して潰していきました。力強く押したり、優しく押したり、先生と一緒に押したりと押すのも楽しいようで、結構いつまでも押し続け、粒がなくなるぐらいきれいに潰せました。その潰したさつま芋を牛乳と一緒にミキサーに入れ、スイッチをオンにすると、ミキサーをじっと見つめ続ける姿や音に大笑いして喜ぶ姿が見られ、温めている間もみんな出来上がりを楽しみに大人しく待っていました。
いよいよ試食となり、全員で「いただきます。」をして美味しくいただき、大満足で調理実習を終えました。