小学部 AB低グループ「体験学習」

 AB低グループでは「体験学習」で中津商店街の駄菓子屋までお買い物に行きました。

 2学期と3学期に1回ずつ、せいかつの「お買い物学習」の授業で教室をお店に見立て、財布に100円を入れてエコバッグを持ち、テーブルに並べた商品から牛乳とアールグレイティーを選んで買うという学習をしました。それに加えて、1週間前に「体験学習」の予行練習をし、当日の出発前にもう一度おさらいで「直前練習」まで行ったので、みんな流れはバッチリ頭に入っていました。

 各自マイエコバッグと100円を入れた財布を持って出発し、商店街に到着すると横1列に並び、「よろしくお願いします。」と挨拶をして「買い物」を始めました。順番に一人ずつお店に入り、買い物カードを持って事前に選んだ駄菓子を取っていきます。お店の店員さんに「ここにあるよ」と教えてもらうと自分で取れる児童もいれば、先生と一緒に確認しながら取っていく児童、目移りして決めた駄菓子と違う駄菓子に手を伸ばそうとする児童もいました。みんな駄菓子を2つずつ籠に入れ、「これ、ください。」と店員さんに渡していました。続いてエコバッグを渡し、「これに入れてください。お願いします。」と一人でペコっとお辞儀をしながら渡す児童や先生と一緒に渡す児童などそれぞれでした。「100円です。」と、店員さんから商品の値段を教えてもらい、財布から一生懸命100円玉を取り出して店員さんの手のひらの上に置いて支払いをする児童や、先生が財布から100円玉を取って手渡すとそれをしっかり握り、腕を誘導すると、ポトッと店員さん手のひらの上に上手に100円玉を落とす児童もいました。みんなエコバッグに入れてもらった駄菓子を受け取り満足気な表情でお買い物を終えました。

 最後にみんなで1列に並び、店員さんに向かって「ありがとうございました。」とお礼を言い、「体験学習」を終えました。

 学校に帰り、教室でそれぞれ買ってきた駄菓子を食べました。大きさに釣られたのか、一番人気だった「わたがし」を一口食べて余りの甘さにびっくりした表情をする児童が大半でしたが、一人の児童は食べ進めていく内に美味しくなってきたようで、気に入って結局全部食べました。うまい棒やチョコバットやヨーグルは、みんなとても美味しそうに食べていました。

 実際にお店の人と商品やお金やエコバッグのやり取りをし、買い物の仕方も十分に学び、買ったお菓子を食べることもでき、とても有意義な「体験学習」となりました。

          

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