サッカー部 全国大会出場！
サッカー部が、2月17日（土）18日（日）に静岡県藤枝市で行われた、「第3回全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権（もうひとつの高校選手権）」に出場しました。
前日の16日（金）の午後、多くの生徒や教職員、難波支援学校の教職員に盛大に見送られる中、バスで静岡県藤枝市に向けて出発しました。途中、2回の休憩を挟み、無事に宿舎に到着しました。選手全員で宿舎の方々に挨拶をすませ、部屋に荷物を置いて、夕食をいただきました。とてもボリュームのある食事で、翌日に控えた試合に向けて、たっぷり栄養を蓄えることができました。その後、入浴し、次の日に備えて就寝しました。
17日（土）は朝食後に、宿舎近くの川の土手を全員で散歩し、試合に向けて心と体を整えました。競技場の控え室では、一人ひとりにロッカーがあり、生徒たちは「プロみたい」と興奮していました。着替えを済ませ、ウォーミングアップも完了し、岐阜県代表との試合に臨みました。強風が吹き荒れる中、非常に難しいコンディションでの試合でした。２点を先行される苦しい試合展開でしたが、選手は全力でボールを追いかけ、あきらめることなく１点を取ることができました。反撃ムードのなか勝利を目指しましたが、惜しくも１－２で敗戦となりました。非常に悔しい思いを抱きながらですが、続けて同じ会場で行われた「Go For 2020全国知的障害特別支援学校インクルーシブサッカー大会」（交流大会）に気持ちを切り替えました。静岡県代表との試合は、一進一退の末、１－１でPK戦へ。PK戦でも6人目までもつれる大接戦でしたが、５－４で勝利することができました。選手たちは、全国の場で１勝することができ、とても喜んでいました。宿舎に戻ってから洗濯、入浴、食事の後は、さすがに疲れたのか、早めの就寝となりました。
18日（日）は朝食後、荷物をまとめ、お世話になった宿舎に挨拶をすませ、昨日と同じ会場へ。準決勝は、三重県代表と対戦しました。この試合も実力が拮抗し、選手は健闘しましたが、惜しくも０－１で敗戦となりました。３年生はこの試合が引退試合となりましたが、控え室では、１、２年生に自分たちが達成できなかった夢を託していました。その後、閉会式に参加し、帰阪しました。
今回はサッカー部全国大会出場を多くの方々のご支援、ご協力のもと無事に終えることができました。ありがとうございました。
結果は、初戦敗退となりましたが、生徒たちは通常では味わうことのできない多くの経験を積むことができ、一人ひとりの貴重な財産になりました。この経験を無駄にすることなく、今後の人生や学校生活に生かしいきたいと思います。
最後になりましたが、ご協力いただいた保護者の皆様、関係者の皆様、支援者の皆様、また、現地まで応援に来てくださった皆様に感謝を申しあげます。本当にありがとうございました。
選手のみなさん、お疲れさまでした！
