9/5(月) 避難訓練を実施しました
本日1限に全校一斉に避難訓練を実施しました。今回は南海トラフ地震発生後の津波を想定してグランドへ避難しました。緊急地震速報の音源を流した後、放送による避難指示を確認後、避難経路を確認しながらグランドへ集合しました。解散後校舎に戻る際は「ミサイル発射」のJアラートをイメージして、教室に戻りました。
(避難訓練での校長からの講話の抜粋を紹介いたします。)
(1)南海トラフ地震のような大規模災害の際、本校は津波の指定避難場所になっていますので、近隣の方が避難することイメージしておいてください。泉南市の場合は、南海トラフ地震が発生した場合、75分後に最大高さ3メートルの津波が海岸に到達すると想定されています。りんくう翔南高校の海抜17,6mですので安心してください。学校の外で強い揺れを感じたら、海や川から離れて、旧26号線よりも山手へ逃げてください。津波が押し寄せて、一度水が引いても、海に見に行くようなことはやめてください。津波は時間をおいて第2波、第3波と、繰り返しやってくることがあります。あらゆることを想定して日ごろから防災に対する意識を高めてください。
(2)次にJアラートについて話したいと思います。皆さんはJアラート、という言葉を聞いたことはありますか。Jアラートとは、正式には「全国瞬時警報システム」と言います。弾道ミサイル情報、緊急地震速報、津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を、携帯電話等で配信される緊急速報メールや、市町村防災行政無線、テレビ・ラジオなどにより、国から住民の皆さんへ瞬時に伝達するシステムです。
例えば、「ミサイル発射情報」の場合は電子音のサイレンあとに「当地域に着弾する可能性があります。屋内に避難し、テレビ、ラジオをつけてください。」というメッセージが流れると聞いています。万一「ミサイル発射情報」のJアラートが出たら、野外にいる場合は、近くの建物の中、または地下へ避難して、建物内にいる場合は、窓から離れるまたは窓のない部屋へ避難するようにしてください。
ではこれから、教室に帰る際には、もし今「ミサイル発射情報」のJアラートが鳴ったら、どのルートで避難して、教室の中ではどの辺に移動したらいいのか、イメージしながら、教室に帰ってください。