ネパールの映画監督が授業にゲストで参加

 10月12日(火)、3年GSC(グローバルスタディコミュニケーションコース)国際理解の授業に、ネパール出身の映画監督でムンバイ国際映画祭ベスト監督賞に輝いたティーアール・ゴウデルさんとパートナーの阿部未奈子さんをゲストとしてお招きして、受賞作品で性暴力を背景にハンディキャップを抱えるシングルマザーとその娘を描いた「Hundred Rupees」(100ルピー)と、農村の14歳の少年の一日をとらえたドキュメンタリー作品「One Day」を観ました。どちらの作品も教育が重要な主題になっています。鑑賞後は生徒たちが感想や疑問について語り合いました。

 ネパールの教育事情や就労状況、海外に働きに行く人々の様子などもお話していただきました。ネパールの人が多く信仰するヒンドゥー教の文化と日本の伝統的な神道との共通点など、文化に関しても興味深いお話が数多くありました。日本に住むネパール人は約10万人、過去8年で3.7倍になっています。日本とネパールのつながりが広がっていることも、ゴウデルさんと阿部さんのお話からよくわかりました。

 授業のあとゴウデルさん、阿部さんと記念撮影(撮影時のみマスクをはずしています)