おはようございます。今回は保湿などの効果がある薬用クリームを作って見たかったです。
①用意する薬品
以下のとおりです。
・炭酸カルシウム(今回は肥料に使われるものを使用)
・乳酸
・グリセリン
②合成スタート
まず、炭酸カルシウム10gを大きめのボールに入れ、100mlの水を加えかき混ぜます。
次に、乳酸を18ml量り取り、先程のボールの中に加えます。
シュワーという音が発生します。これは気体が発生していることによるものです。
その後20分程度放置すると膨らんでクリーム状になるので、使う分だけ取って5mlグリセリンを加えて瓶に詰めて冷蔵庫に入れたら完成なのですが、なぜか膨らみません。
原因を調べるためにググったところ
あっ...(察し)
どうやら炭酸カルシウムとグリセリンが反応することによってできる乳酸カルシウムが今回の目的の物質なのですが、それの融点が27℃、対して現在の実験室の室温が32℃
乳酸カルシウムは27℃を超えると液状になり盛り上がらなくなるそうなんです。
この実験、真夏の暑い実験室でやるようにできていねえ...!!
氷浴で冷やすなどいろいろ試しましたが無理でした、残念!
③まとめ
今回の敗因といたしましては、夏の暑さです。暑さは敵です。
常温である25℃またはそれ未満を前提とした実験であったため、無理でした。
また少し暑さが落ち着いてきた頃合いにリベンジしたく思います。
みんなもやってみてね!!!