あの日から20年

今日は何の日かご存知ですか?

 

3年生やその保護者の方々にとっては、大学入試センター試験の初日ですよね?

 

でも、それだけではないんです。

 

そう、

阪神・淡路大震災が発生した日です。

1995年1月17日午前5時46分に発生しました。

今日でちょうど20年になります。

 

建物の倒壊による死傷者が多数出て、建物の火災も起こりました。

 

この地震で家族など大切な人を失った方々にとっては、思い出したくない出来事でしょう。

ですが、この地震を

忘れない

伝えていく

他人事と思わない

ことが大切だと思います。

 

日本に住んでいる以上は地震に見舞われる可能性を0にはできません。

それでも、私たちにできることはたくさんあります。

 

例えば、地震が発生したときに、被害を最低限に抑えるためにできること。

家を耐震構造にする、というのはなかなか大がかりですが、

家具などを固定する、揺れを感知するコンセントに付け替えるなどがあります。

(地震による火災の多くはコンセントからの発火です。

揺れを感知して電流を止めるようにしておけば火災は起きにくくなります。)

 

また、家族がバラバラになってしまうこともあります。

連絡を取り合いたくても携帯電話は混雑してかからないかもしれません。

各電話会社では災害伝言板や災害音声サービスなどを行っています。

非常時でないと使用はできないかもしれませんが、体験版のようなものはあるみたいです。

 

また、家が倒壊した場合は仮設住宅で暮らすことになります。

東日本大震災では、いまだに仮設住宅生活を余儀なくされている方々がいて、

その生活が終わる目途は立っていません。

仮設住宅の生活とはどのようなものか?

かつて経験された方々の話を聞いておくのも大切だと思います。

 

このように書いている私自身、人に偉そうに語るほどは地震の対策をとってきませんでした。

ですが、このような機会に家族と災害について話し合うことの大切さを感じずにはいられません。