総合科学科の2年は,「総合科学Ⅰ」という2単位科目で課題研究をしています。
物理・化学・生物・地学・数学・情報の中から自分の研究したいテーマに合った分野で
1年間研究します。
2月9日(火)に,池田市民文化会館で豊中高校のSSH課題研究発表会が行われました。
そこで,本校の「総合科学Ⅰ」の化学2班(4名)が招待発表(ポスター形式)してきました。
豊中高校は,泉北と同様SSHとSGHに指定されている学校で,2年生の文理科160名が
文科系か科学系を選択し,課題研究を行っているそうです。
本校でも,昨年から国際文化科で「文系課題研究」が行われるようになりました。
課題研究におけるテーマ設定や研究の進め方は,生徒だけでなく指導する教員も手さぐりになることが
多いのですが,目的と研究方法の論理的な筋道をたてることで,内容の難易度の差はあれ,
分かりやすい発表につながると思います。
そして,発表することによって,また新たな課題が浮き彫りになります。
課題研究をし発表することは,必ずしも全員に直接的にはプラスになるとは言えないかもしれませんが,
仮説を立て検証することができる力,論理的に物事を考える力,相手にわかりやすく伝える力を養われ,
これから社会で生きていく上で,とても大切な経験であると考えます。