熊本地震から1か月

熊本地震の本震発生から1か月が経ちました。

今でも震度3程度の地震(余震とみられる)が何度も起きています。

避難者数も1万人を超えているそうです。

 

先日,福岡ソフトバンクホークスのサファテ投手

熊本地震で被災した児童35名らを公式戦に招待したという記事を見ました。

 サファテ(2).jpg 

子どもたちとの交流の様子(Yahoo!ニュースより)

 

サファテ投手と言えば,ホークスの守護神です。

年俸5億円の選手です。

児童らを招待することは金額的に負担があるわけではないと思います。

ですが,

彼にとっては日本は異国の地で,

熊本はそれ程なじみのある地域ではないかもしれないのに,

これだけのことをしてくれました。

彼はまた東日本大震災の被災地にも

自らの成績に応じた額の寄付を行っています。

 

ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)という言葉があります。

フランス語で「高貴さは義務を強制する」という意味で,

財産・権力・社会的地位を保持している人は社会に対して責任を負うべきであるというものです。

サファテ投手野球のプレーで夢を与えるだけではなくて,

(日本という)社会に責任を負う姿勢を示しています。

 

私は彼ほどお金をもらっていませんし,発信力もありませんが,

それでも社会に対して責任を負っていることを忘れてはいけません。

 

ある報道番組で,

「熊本地震の教訓を忘れない」

「被災している人たちのことを忘れない」

と言われていました。

今回の地震は,大規模な地震が相次いで起きて,余震も長く続いています。

そのような場合の避難や復興はどうあるべきかは,

私たち一人ひとりが考え,

自治体に対策をとらせなければなりません。

(それが社会に対する責任です)

また,被災地では何が求められているのかを考えて

行動することも大切です。

(それも社会に対する責任といえるでしょう)