ゴールデンウイークが明け、体調を崩している人はいませんか?
保健室には睡眠不足や昼夜の気温差で体調不良を訴えて来室する生徒が増えています。
来週から5月考査、その後体育祭準備、そして体育祭本番へと続きます。
高校生活の大イベントを控えて万全の体調で臨むためには、まずは基本的生活リズム(睡眠・食事・排便)を整えて、元気に過ごせることが基本になってきます。
またこれから、気温が上昇し、熱中症にも気を付けなければならない時期がやってきます。
まだ暑さが厳しくない時期によく耳にするのが「暑熱順化」です。
暑熱順化とは、体を暑さに慣れさせることです。暑さに慣れていないと、急に気温が上昇して暑いと感じても、うまく汗がかけず、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症になる危険性が高くなります。今から無理のない範囲で「汗をかく」練習をしましょう。例えば入浴時はゆっくり湯船に浸かってみる、汗ばむくらいの運動を続けてみる・・・などです。
暑くなる前から暑熱順化のための活動を始めて暑さに体を慣れさせましょう。
5月でも最高気温が25℃以上の夏日になる日もあります。体が暑さに慣れていないことに十分注意し、気温が高い日に活動するときには、屋外でも室内でも自分の体調に注意し、水分補給と適度な休憩をとるようにしましょう。