京都大学化学研究所訪問【中・高】

  • 昨日(7月29日)、SSHの夏の研修の一環で、宇治市にある京都大学化学研究所を中高生徒合わせて約40名が訪問しました。集合時刻までに全員が揃い、学校から大型バスを仕立てて、1時間少々で現地へ。研究所近くの駐車場から酷暑の中、歩くこと10分ほどで到着です。
  • まずは研究所の「碧水舎」という建物に案内され、そこで「梶研究室」の鈴木先生からレクチャーを受けました。主に有機ELディスプレイのお話で、残念ながら私には何が何やらチンプンカンプンでしたが、生徒たちは熱心に聞き入っていました。特に、自分たちの探究テーマと合致している生徒たちは、レクチャー後も色々と質問していたようです。研修後のアンケートでも印象に残ったこととして「電子スピンの向きによって、蛍光か燐光かが大きく異なること」「発光物質を入れた溶液が光を当てることによって違う色になること」「光はある色を吸収すると、その色の補色の色が人間の目に見えること」など、様々な感想が寄せられていました。
  • 鈴木先生のお話を伺った後は、3班に分かれて研究所内の視察です。普段は目にすることのない、「本物」の施設・設備や研究室の様子に、生徒たちは興味津々。引率してくださった研究員の方々も丁寧に説明してくださり、とても充実した見学となりました。
  • 視察終了後は、食堂でお昼ごはん。生徒たちは「にわか京大生」となって研究所の皆さんに混じり、それぞれお気に入りのメニューでお腹を満たしていました。
  • 鈴木先生を始め、梶研究室の関係者の方々には本当に良くして頂きました。心よりお礼申し上げます。

富田林高校 校長 栗山 悟

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