オーストラリアレポートNo.5【高校】

  • 本日(8月7日)は持続可能な開発目標の視点を探し、課題解決への新たな発想のきっかけとするためにフィールドワークを行いました。2つの班に分かれ、一つはクィーンズランド大学科学博物館へ見学に行き、そのあとクィーンズランド近代美術館を訪れました。もう一方ではローンパイン・コアラ保護区へ向かい、コアラの生態やそのほかの動物たちの生態を観察しました。夕食後の振り返りセッションでは、科学技術の進歩の裏側で、先住民族の生活が厳しくなった現状を考え、先住民族の存在を訴えるためにアートでかたちを残そうという取り組みに共感した、どのように自然な状態を自然なままで残しておけるか、人間とのかかわりについてなどどのようにしていけば持続可能な社会や自然の開発ができるかを共有しました。クィーンズランド工科大学やクィーンズランド大学のあるブリスベンをはじめとするオーストラリアでは、開発のために生じた身近な問題が世界的な問題につながっており、地域の取り組みが世界的な課題解決になっているケースがたくさんあります。写真の自転車はブリスベン市内のシェアリングできる自転車で、市街地に多数存在しています。
  • 明日は、作成したプロトタイプを使って、街頭インタビューを行って、それを通じてアイディアを練り直し、最終プレゼンの準備をします。英語でのインタビューなどの下準備を夕食後セッション解散後も引き続き取り組んでおります。

引率教諭(福田&松村)

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