【中・高】 先生たちはテレワーク

  • 3月2日から学校は休業となり、もう1ヶ月半以上が経ちました。この間、高校入試や富中の卒業式は何とか実施できましたが、3月に予定されていた「石川大清掃」、「人権映画鑑賞」、「地域フォーラム」などは見送らざるを得ず、またクラブ活動も一時は再開の兆しがあったものの結局は全面的に中止となりました。吹奏楽部の定期演奏会など、この時期がとても大切なクラブも多かったでしょうから、生徒の皆さんの落胆は痛いほどわかります。4月からのスタートにも心弾ませていたはず。皆さんの状況、心情を思うと、仕事が手につかない私たちも身につまされます。今はじっと我慢の時。再開の日は必ずやってきますから、もうしばらく共に踏ん張りましょう。

  • 学校の方は、教職員の「テレワーク」が15()から可能となりました。先生たちは教材などをどっさり自宅に持ち帰り、勤務の始まりと終わりには学校にメール(電話)連絡することになっています。通勤も自動車通勤と校内駐車が緩和されましたが、テレワークのおかげか、写真のようにガランとしています。とは言うものの、会議などが数多く開かれており、また事務室はテレワークというわけにもいかず、通常と変わらぬ光景もあちこちで散見されます。

  • ところで、皆さんの「学習保障」の観点から、教材・課題を郵送したり、学年によってはブログ(非公開)で課題の更新を行っています。つい先日、ある保護者の方とお話しする機会がありましたが、やはり「生活リズム」の維持が難しいようですね。地味なようですが、この生活リズムをしっかり刻むことが何より大切で、学校再開時に休業中の日々を振り返った時に、「我ながらよく頑張った」と言えることを願っています。課題やブログをしっかり活用してくださいね。
  • 休校が続くと、文化祭や体育祭、修学旅行なども「どうなるんだろう?」と不安が募ることと思います。もちろん私たちは、授業日をどう確保しようか、どの行事を中止せざるを得ないか、あるいは延期か、生徒たちの気持ちは?など相談を重ねています。ただ、現段階で生徒の皆さんにお知らせできることは何もなく、学校再開時には示せるように準備を進めているところです(ただし、修学旅行や夏の海外研修などについては、近日中に何らかの方針をお知らせしたいと考えています)。コロナ禍が収束に向かい、予定通り5月7日に学校が再開されることを祈りながら、生徒諸君と同様、私たちも怠りなく準備を進めます。

富田林中学校・高等学校 校長

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