【中学】「社会に開かれた教育課程」の実現

 暑い日が続いています。みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、本校は新しい時代の教育課題に対応できる新しいタイプの公立学校として社会と協働で教育活動を展開するコミュニティ・スクールである中高一貫校(併設型)として平成29年度に開校いたしました。開校当初より文部科学省の事業を受け研究指定校として「社会に開かれた教育課程」を実現するためのしくみづくりとカリキュラムを整え教育活動を展開しています。

(参考資料)https://www.osaka-c.ed.jp/tondabayashi/communityschool.html

 具体的な取り組みとして、生徒がこれからの時代を生き抜く力を身に着ける機会を数多く提供できるよう、上記の一環として広域外部サポーター(同窓会・企業・大学・自治体等)様との協働活動を推進しています。

 本日は大阪府(財務部行政経営課公民戦略連携デスク)との連携により、本校探究活動との協働に協力いただくためのマッチングをWeb会議にて実施いたしました。

 本校からは中学3年での課題解決型探究プログラムの紹介をさせていただくとともに、具体的な協働内容を提示させていただきました。企業様からは、大学生向けのプログラムを中学生版にアレンジし、社会が求める人物像やコミュニケーション力などの必要な資質についてどのように考えさせるかを具体的に紹介いただきました。

(参考資料)https://www.osaka-c.ed.jp/tondabayashi/data/pdf/CS/CSchiikikyoudou.pdf

 企業様からご提示いただいた内容には、国がめざす教育のポイント(小学校~大学)も要所に盛り込まれており、驚くとともに感動いたしました。

 生徒が学習し身に着けていく必要がある力が社会と直結し、生徒の主体的な学びが実現できることを大きく期待しています。

 本番が楽しみです!

大阪府立富田林中学校長 大門 和喜