大阪府は今年度、「府立学校での一人一台端末」の実現に向けて『府立学校スマートスクール推進事業』を進めており、数校が「モデル校」となって「国内外で活躍する人材の育成(英語力の向上)」や「外国籍の子ども達への対応」「不登校生徒への対応」などのミッションにそれぞれ取組むことになりました。本校もモデル校に指定され、海外の学校と交流して共同研究に取り組むことを求められました。
コロナ禍で調達・整備は至難だったと思いますが、夏から秋にかけてWiFi環境を増強して頂き、10月末にはタブレット端末が40数台届き、ようやくミッションに取り組む環境が整いました。交流する学校探しも大変でしたが、教育庁を始め様々な方々のご尽力で中国の「広州外国語学校」に決まり、10月15日に第1回目の交流をスタートさせました。
以下、11月5日に実施した第3回目までその様子をご紹介します。
富田林高校 校長 栗山 悟
【スマスク第1回】10月15日 ↓
TV会議システム(Zoomとは別物)を使って、スクリーン一つでまずは学校紹介です。各班が分担してのプレゼンの様子です。↓
【スマスク第2回】10月22日 ↓
2回目は、普通教室3つに分かれて、各班がそれぞれ自己紹介などで交流を深めます。まだタブレットが届いていなかったので、各班一つのタブレットでやり取りして貰いました。ただ、どうも接続環境が安定しなかったことと、1教室に3,4班のみの配置にしましたがそれでも他の班の声が気になったようです。↓
【スマスク第3回】11月5日 ↓
ようやくタブレットが届いたので、今回は一人一台での交流です。TV会議システムも今回からZoomに変更して、使い勝手も良くなったようです。一人一人にヘッドセットも用意したので互いの声もよく聞こえます。自己紹介の後、「食品ロス」や「プラスチックごみ」「自然災害」など、それぞれの研究テーマを紹介し合っていました。↓
今後、さらに交流を加速させるために、互いにSNSでの情報交換を考えているところです。