【中・高】授業改革推進プログラム

 富田林中学校・高等学校では新しい教育改革に基づいた確かな学力を定着させるため授業改革の推進をミッションとした授業改革推進チームを立ち上げ取組みを進めています。

 本年度は取組みの重点として「思考力・判断力・表現力等の育成とその評価を実現するための授業づくり」を授業改革リーダーによるリーダーシップのもとに進めています。

 先週半ば(11/5)から、本プログラムの一環として「授業改革WEEK」として教員同士が互いの授業を観察し、高めあう授業交流をスタートしました。また、今週初め(11/9)には「授業改革DAY」と称し、校内研究授業を行い校種・教科の枠を超えた研究会を開催しました。(※例年は外部の教育関係者への公開を行うなど、内外を問わず教育力の向上の機会としていますが、本年度はコロナ対策のため校内研究授業といたしました。)

 「授業改革DAY」では英語(高)・理科(中)・社会(高)の教科で研究授業を行い、アクティブラーニングの手法を用いた「思考力・判断力・表現力等の育成とその評価を実現するための授業づくり」についての研究討議会を行いました。

社会科(高校)

理科(中学)S2-IMG_1455.jpg

英語(高校)

 研究討議会のグループ討議ではテーマに基づいた討議はもちろんのこと、基本的な授業技術や指導方法についても活発な意見交流が行われました。

S2-IMG_1463.jpg

 また専門的な指導助言者として、府教育センター等から講師をお招きしご指導をいただきました。

 全体会ではアクティブラーニングのオーソリティーである和田美千代様(福岡県福岡市立福岡西陵高校長)を講師としてお招きし、「アクティブ・ラーナーたれ」という演題でご講演いただきました。

 和田様の情熱あふれる講話と実践紹介に参加した教員からは大きな拍手が沸き上がりました。

 今後も生徒の学力向上に向けた授業改革について全力で取り組んでまいります。

大阪府立富田林中学校長 大門 和喜