大阪府は今年度、「府立学校での一人一台端末」の実現に向けて『府立学校スマートスクール推進事業』を進めています。そのモデル校となっている本校は、現在、中国の広州外国語学校とタブレット端末を使っての交流活動を試行しているところです。今日(12月17日)は第5回目で、2年生の1クラスが10班に分かれ、環境問題に基づくテーマで考えを交流し合っていました。
全員ヘッドセットを着用しているので、こちらの生徒が話している時以外、教室は実に静かです。ところが聞き入っている生徒たちが突然笑いだしたり、皆同じように頷いたりと、面白い光景が広がります。
見学している私には、何を話し合っているのかよく分かりませんが、生徒たちは「うーん、その解決策だと都会では通用するけど、田舎では無理だと言ってる...」とか、「そもそもゴミの分別の意識が乏しいらしい...」などと時折相談しながらやり取りを深めていました。
来週実施予定の次回がいよいよ最終回となります。これまでの成果を各班がプレゼンテーションすることになっていますが、さて、どうなるでしょうか? 楽しみです。
富田林高校 校長 栗山 悟