【中学】感動!富中サイエンス

 本校では生徒の高い志を育む取組みの一つとして、総合的な学習の時間の中で「富中サイエンス」を実施しています。科学分野の専門家をお招きし、科学についての興味関心を高めることを目的としています。

 先週末に第1回を開催しましたので、当日の様子を下記のとおり、理科担当の小林教諭よりお伝えさせていただきます。

 大阪府立富田林中学校長 大門 和喜

当日の様子↓

 当日は近畿大学名誉教授の木村隆良様にお越しいただき、「空気の力」というタイトルでご講演いただきました。 「大気圧とその大きさ」「燃えること」に関する演示実験を多数していただきました。

「大気圧とその大きさ」では人の力では到底潰せないドラム缶を大気圧で潰したり、10kgを超える金属の重りを、真空を利用して持ち上げました。また、テレビ等でお馴染みの空気砲(渦流実験)も、テレビで観る以上のことをして頂き、生徒たちは大興奮でした。

「燃えること」では、花火でお馴染みの炎色反応や黒い炎を見せて頂きました。また、酸化のもっとも速い反応である"爆轟"を、水素と酸素の混合気体や、メタノール・エタノールと酸素の混合気体に着火することにより迫力のある実験を見せていただきました。

 最後には日本の科学者に敬意を表するとともに、これからの未来は若者で作るというアツいメッセージも頂き、大盛況の富中サイエンスに終わりました。

 近畿大学名誉教授の木村隆良様、本当にありがとうございした。

大阪府立富田林中学校 教諭 小林 孝徳