インドネシアフィールドワーク報告(第2回)

みなさんこんにちは!公民科の志方です。

1週間空いてしまいましたが・・・インドネシアフィールドワーク報告です!

 

第2回の今回は地球環境班の学習した内容について報告させていただきます。

本校教員1名と生徒3名の地球環境班は、

関西国際空港で合流した静岡大学農学部の藤本先生と共に空路でジャカルタを目指します。

 

1月5日(火)朝7:30に首都ジャカルタに降り立った一行は、高速道路でバンドンへ向かいます。

しかし一般道路は大渋滞!

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 近年急速に発展しているインドネシア(特にジャカルタ)では、毎日当然のように渋滞が起こり、社会問題のひとつとなっています。

 

何とか渋滞を抜けて、バンドン近郊のチマヒ市にたどり着いた地球環境班を迎え入れてくれたのは・・・

Cihanjuang Inti Teknik社です!!!

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( Selamat Datang=ようこそ!) 

 

・・・何の会社かわかりますか?

小水力発電をベースに電力供給を進めている会社で、私たちの研究内容をお伝えしたら快く訪問を受け入れてくださいました。

 

歓迎レセプションが終わった後、なんと生徒が自らの研究内容を(簡単ではありますが)お伝えする機会をいただきました!

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 (これはすごい経験だぞ!)

 

その後実際に発電機を製作している工場を見学し、

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 また、一般家庭を訪問させていただくこともできました。

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(内職を体験中)

 

ちなみにこの一般家庭訪問は、「ついでに寄った」わけではないのです。

この企業では小水力発電を開発すると共に、お茶の生産・加工も手がけており、

特に女性の雇用拡大を進めていらっしゃいます。

(※実はこのお茶、日本に持ち帰って食堂で配ることになるのですが、それはまた別のご報告で!)

 

発電を進める中で、雇用の創出を行う、ということの意味を直に体験できたひとときでした。

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エネルギーを考えることは国の将来を考えることにも繋がる、という藤本先生の言葉が少し理解できたかな?

 

 

 さて、しっかり学んだ後はしっかり休んで・・・

 

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 さわやかな2日目の朝です。

 

地球環境班の2日目はフェアトレード班に合流すべくひたすらジョグジャカルタを目指します!

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そう!電車で!

 

大変お世話になった藤本先生とはここでお別れして、教師1名生徒3名は電車でジョグジャカルタへ向かいます。

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(さよならバンドン!)

 

所要時間はなんと7時間。

山岳地帯はゆっくりと、平野地帯はすいすいと、意外と快適な列車の旅。

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(お昼はお弁当です)

 

車窓から見える風景には水田が多く、米は年間3回から4回ほど収穫可能とのこと。

 

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なんとこの列車の旅、バンドンでお別れのはずだったガイドさんが一緒についてきてくださいました。

内心ドキドキだった教員はほっと胸を撫で下ろすのでした。

 

さて、ジョグジャカルタについた後はとうとうフェアトレード班に合流してイスラーム大学に向かいます。

次回はそんなフェアトレード班のご報告をしたいと思います。

お楽しみに!

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