みなさまこんにちは。
地歴公民科教諭の志方です。
またもや長い間空いてしまいましたが...インドネシアフィールドワーク報告の最終回です!
最終回は、地球環境班とフェアトレード班が合流してからのことをご報告します。
1月6日(水)の夕方に両班ともインドネシア国立イスラーム大学に到着し、1日半ぶりの再開です。
その日はイスラーム大学のセミナーハウスに宿泊、次の日に備えます。
そしていよいよ盛りだくさんの1月7日(木)!
午前中は世界遺産ボロヴドゥールの見学。
(ジャーン!)
(ジャーン!!!)
ボロヴドゥールへ向かうバスの中ではイスラーム大学の学生とお話することもできました。
現地日本語ガイドのアグスさんがここぞとばかりに解説!詳しい話が聞けました。
また、コーヒー農園も見学。
(ジャコウネコだ!)
そしてお昼ごはんを食べて...
イスラーム大学での交流会です!
交流会といっても、まずはこちらのプレゼンテーションです。
スマートヴィレッジについての発表と、
フェアトレードについての発表。
どちらの班も頑張って英語で話しました。伝わったかな?
発表後はドキドキの質疑応答...
(質問が出ました!)
その後班別の協議に移りました。
高校生1人に対して大学生が6~7人です。何と贅沢な...!
もちろん使う言葉は英語です。
生徒の1人は、
「お互い英語が母国語ではないのに、一生懸命にコミュニケーションをとることで会話をすることができるのはとても嬉しいことでした」
と振り返っていました。そう!その気持ちがとっても大事!
イスラーム大学を離れた後は、インドネシア国立ガジャ・マダ大学の大阪大学連携サテライトオフィスを訪問しました。
日本の大学のサテライト(衛星)オフィスがインドネシアにある、というのは大変貴重なことです。
そこの担当者の方からは両大学が共同で進めるプロジェクトの説明を受けました。
これもまたとても良い経験でしたね。
実質最終日の1月8日(金)はジョグジャカルタを離れ、シンガポールで乗り継ぎです。
乗り継ぎの時間を活かして、シンガポールの街並みを見学することもできました。
インドネシアだけを訪問したのでは理解できない、アジアの「多様性」を肌で感じられたのではないでしょうか。
「アジア」を単純なイメージとして受け取るのではなく、本当の意味で理解すること、できたかな?
その後夜行便で帰国。1月9日(土)の朝に解散。お疲れさまでした!
帰国後、生徒には報告文を提出してもらいました。
小水力発電に地域創生の可能性を見た生徒もいれば、字面ではわからないフェアトレードの意義に気づいた生徒もいました。
言葉で表現できる学びから、言葉で表現できない学びまで、生徒は多くを掴んできたようです。
何よりもこのフィールドワークを通して多くの人に出会えたというのがとても大切な経験だったと思います。
このフィールドワークを糧にして、さらに大きく羽ばたいてください!
4回に渡った報告もこれでおしまいです。
次回は来年度に向けた新たな取り組みについてご報告します。
ありがとうございました!