即興型英語ディベート体験

こんにちは。英語科 城台です。

来年度より、即興型英語ディベートを中心とした、「SGS(スーパーグローバルセミナー)」

および「豊高グローバルスタディーズ」が始まります。

今回はその体験イベント(1年生対象)を2月12日(金)の放課後に行いましたので、その様子をお伝えします。

  

 今回のディベート体験は、「高等学校における即興型英語ディベートプロジェクト」の研究代表者を務める

大阪府立大学工学研究科 助教 中川智皓 先生プロデュースのもと行われました。

予想外の応募者数だったので、中川先生に相談したところ、株式会社ヒューマンブレーンより

ディベートに精通したお二人の先生(横山先生・大賀先生)にも来ていただけることになりました。

(本当にありがとうございました!)

 

それでは、肝心のディベート体験の様子をお伝えします。

当日はひとり残念ながら病欠で、16名の参加となりました。

まず、中川先生より即興型英語ディベートのルール説明がありました。

中川先生が提唱するのは「パーラメンタリーディベート」と呼ばれるもので、

海外の教育現場で広く用いられています。

 

ルール説明のあと、中川先生と横山先生によるデモンストレーションがありました。

これが生徒のやる気に火をつけました。

ふたりの英語でのやりとりはとても流暢で、

生徒はきっと「自分もこうなりたい!」と思ったのではないでしょうか。

 

そして、いよいよ生徒同士によるディベート対決です!

テーマは「ファーストフードは廃止すべきである。」

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3テーブルに別れ、3対 3(or 2)で行われました。

生徒は自分の意思とは関係なく、肯定側チーム(Government)と否定側チーム(Opposition)に分けられ、

ジャッジ(各テーブルに、中川先生、横山先生、大賀先生)を説得するために決まった順番で前に出て英語で論理展開しなければなりません。

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しかし、さすがは豊高生!大きなプレッシャーの中、自分の持てる力をフル稼動し、ものすごい集中力を見せてくれました!

 

ディベートを終えると、お互いの健闘を称え、握手をしました。

そして、ジャッジからひとりひとりにコメントをもらいました。

生徒はみんな真剣かつ嬉しそうに話を聞いていました。

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そして、いよいよ結果発表。

各テーブルで勝利チームが告げられると、

「うぉーっ!!!」「やったーっ!!」など、歓声が上がりました。

さらに、各テーブルでベストディベータ、ベストPOI(質疑応答)が発表され、

教室は大いに盛り上がりました。

 

体験後、生徒たちは口々に、「おもしろかった!」「またやりたい!」と言っていました。

何よりここまで楽しめたことに驚きです!

ただ楽しいだけではなく、これを続ければ本当に英語力がつくと感じました。

即興で英語を話さなくてはいけない状況は、海外留学のシチュエーションに近いと言えます。

 

今回の体験を通して、来年度の「SGS」と「豊高グローバルスタディーズ」が楽しみになりました。

来年度の新入生の募集は3月18日の合格者発表のあと行う予定です。

 

興味のある方は是非応募してください!