歴代校長からの寄稿

Contributions from past principals

「校長、二年間」卒業生にひとこと

第2代校長 圓井 和正

 創立30周年おめでとうございます。創立30年に比べれば、校長2年間は短い在任期間でした。しかし、当時の日根野高生のみなさんにとっては、高校生活3年間の貴重な1年間または2年間を、私と共に同じ日根野高校に通い、日根野高校ならではの美しい「白亜の校舎」で学園生活を過ごしたことになります。まさに「一期一会」とも言えるのではないでしょうか。私自身の教員生活の中では、短い2年間だったかもしれませんが、当時の日根野高校の生徒達(9期生、10期生、11期生、12期生)との貴重な出会いがありました。
9期生、10期生とは卒業式の祝福を共感し、11期生、12期生とは入学式の喜びを共有させていただきました。また、日々の学園生活の中でも、いろいろな場面で、喜びや感動を共にすることが出来ました。特に、文化祭、体育祭、修学旅行等の行事のときには、みなさんと共に、貴重な思い出づくりが出来ました。 この場を借りて、ひとつ、ふたつ、特筆すれば、平成9年(1997年)9月の体育祭の閉会式のとき、3年生の応援団諸君(9期生)から突然、胴上げされて驚きました。日根野高校体育祭史上に、貴重な思い出をプレゼントしていただき、ありがとうございました。
10期生のみなさんとは、修学旅行を共に行動し、楽しい思い出づくりに参加させていただきました。私の在任中、校長室へも多くの生徒達が訪問してくれたことも、ありがたいことでした。「一期一会」の思い出となっています。
日根野高校の卒業生のみなさん、校長にとっても、貴重な思い出を、沢山残していただきありがとうございました。日根野の卒業生は、社会においても、貴重な貢献を様々な分野で、沢山残されていくことでしょう。自分のためにも、母校のためにも、今後とも、精一杯、頑張って活躍されることを期待しています。私も、いつまでも、いつまでも、応援しています。
2年間の日根野高校で、私の印象といえば、先生方の熱心な教育、それは教育の原点とも言える「温故知新」を感じました。一方、生徒たちは、純真で「元気ハツラツ」、日根野高生の制服姿は、強く印象に残っています。
1.大阪で一番新しい府立高校、「白亜の校舎」が美しい日根野高校 2.教育理念は「温故知新」の日根野高校 3.「元気ハツラツ」の日根野高校生 これが最高です。これが日根野高校です。卒業生に栄えあれ。