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西淀川高等学校 校長 重田 明彦

後期合格発表   2014.3.19 #119

3月19日(木)午前10時、後期入学者選抜の合格発表を行いました。
うららかな陽射しの中での合格発表の瞬間でした。受検票を握り、自分の番号を見つけて、付添の保護者の方と抱き合っている受検生の姿も見られました。合格の喜びと受験が終わったことへの安堵感なのかもしれません。

午後からは、前期合格者も含めた合格者説明会を開きました。今年は就学支援金のこともあり、説明会が長時間になってしまいました。少しお疲れの様子でしたが、説明会後の教科書販売や制服採寸を済ませることで、中学生から高校生になる実感を持つことができたかもしれません。

(平成26年3月19日)

 

3学期終業式を行いました  2014.3.14 #118

3月14日(金)、三学期の終業式を行いました。私の話の後、生徒会執行部からの本年度の活動報告、生徒指導部長の春休みの諸注意が続きました。
私からは、以下のような話をしました。

皆さん、おはようございます。 今日ここにいる1年生、2年生の皆さん、進級おめでとう。皆さん一人ひとりがそれぞれに努力した結果だと嬉しく思います。残念ながらいくつかの教科で単位認定してもらえず、仮進級した皆さんは、7月に追認定をしてもらえるチャンスがありますから、必ず受講して欠点教科をなくすように努めてください。
2月28日に卒業式がありました。34期生の先輩たちが、それぞれに新しい進路に向けて巣立って行きました。卒業式の答辞の中に在校生の皆さんにむけてこんな言葉がありました。
「在校生のみなさん、西淀川高校の伝統をしっかり受け継いでいって下さい。一生に一度しかない高校生活を精一杯楽しんで自分の決めた道へと進んでいって下さい。」
さて、皆さんは、毎日を精一杯楽しんでいるでしょうか。毎日を精一杯生きているでしょうか。皆さん自身が精一杯に生きる、精一杯に物事に取り組むという「受け身ではなく、皆さん自身が積極的に学校生活を送る」ことは、皆さん自身が「自分を輝かせること」ことにつながると考えています。毎日を惰性ではなく、精一杯、積極的な姿勢で生活を続ければ、必ず「私って、やれるやん。立派、立派」という自信と達成感を味わうことができます。
わたしは、今日ここにいるすべての皆さんに、この自信と達成感を味わってほしいと思います。1年後、2年後、皆さんが卒業する時には、この自信や達成感が「誇り」、皆さんのプライドになっているはずです。 今、お話しした「毎日を精一杯、積極的な生活を送る」こととともに、皆さん一人ひとりが「友達を大切にし」「相手を思いやることのできる」大人となってくれるように願っています。
4月にはまた、元気な挨拶と一緒に皆さんと会えるのを楽しみに、今日の話を終えることにします。

(平成26年3月14日)

 

シリーズ活躍する先輩B −目指すはカリスマ美容師−  2014.3.10 #117

シリーズ活躍する先輩の3人目は、美容師を目指す辻本英里さんです。辻本さんにも「卒業生に学ぶ」という1年生対象の進路講演会でお話ししてもらいました。

辻本さんは実習形式の美容師養成の学校に通って、働きながら美容師を目指しています。人前で話すのは初めてなので、ちょっと緊張気味でしたが一生懸命に後輩のために話をしてくれました。
あこがれの美容師でしたが、
「初めてお客さんの対応をしたときは、むちゃくちゃ緊張しました」
「仕事で遅刻したときには本当にひどく怒られました。高校時代にも遅刻したことはあったが、そんな悪い癖が残っていたのかもしれない。遅刻する人は直せると思うので、今から決してしないようにしてください」
など社会人として実感のこもった話をしてくれました。
また、
「まだ合格していない試験科目もあるので、これからがんばらないといけない」
と仕事をしながら自分の課題について熱く語ってくれました。

2年前に卒業した身近な先輩の言葉ということで、1年生は普段の授業以上に真剣に聞き入っていました。将来のことまで考えられない1年生かもしれませんが、先輩の話が自分の進路選択をするときに何らかの力になってくれることを願っています。

(平成26年3月10日)

 

淀中で出前授業 2014.3.3 #116

3月3日(月)午後に地元の大阪市立淀中学校で2年生対象に以下の7講座の出前授業を行いました。中学生に高校の授業についてガイダンスを行い、高校進学に向けて意欲を高めることが目的です。

*国語(陰陽師、安倍晴明の謎を解く) 
*社会(10年後の自分を考える)
*数学(数列とその和)
*体育(トレーニングの基礎知識)
*英語(日本で英語は必要ですか?)
*情報(スマートフォンの正しい使い方)
*環境(淀中で西淀川公害から未来を考える)

本校からに若手教員が中心に、約150人の中学生に7講座の授業を行いました。実習、グループワーク、また淀中学校出身の本校生徒もアシスタント参加などバラエティに富んだ内容の授業となりました。また、ほとんどの講座でプロジェクターを使用して視覚にも訴えかけ、教科の中身のある内容をもちながら、本校の特徴である「わかりやすさ」を心がけた授業でした。
最初は緊張感していた中学生も授業が進むにつれ徐々に打ち解け、なごやかな雰囲気になっていきました。休憩時間には本校生徒と中学生の談笑が広がるなど、先輩・後輩のつながりが確認された場面もありました。
授業後は、西田校長を中心に振り返りを行いました。その中で本校教員からは、
「初めての中学生向けの授業でしたが、まじめな授業姿勢でうれしかったです。」
「高校の内容も入れたけど、しっかり学んでいて感動した。」
などの感想が聞かれました。
今回の授業が中学生にとって「よい学び」の機会になることを願っています。

(平成26年3月3日)

 

第7回オープンスクールを開催しました 2014.3.1 #115

弥生3月1日(土)、7回目のオープンスクールを開催しました。
今回も説明会前に文化祭ダイジェストビデオと西淀川の1年間スライドを見てもらいました。そして、生徒会執行部から学校紹介があり、教頭から入試の説明がありました。

体験授業として、国語のミニ授業を行いました。文章を読み、「犯人捜し」を論理する面白さが伝わったようで、一緒に参加された保護者も真剣に取り組んでおられました。
校内ツアーで教室や体育館などの施設を全員に見学してもらいました。中学にはない食堂と自動販売機の存在が印象に残ったようです。また、書道教室の篆刻の作品や音楽室のギターにも興味を持ってくれたようです。
「学校がきれいで、授業もわかりやすかったので、行きたいと思いました」
という感想もいただきました。
9月から毎月行ってきたオープンスクールもこれが最終回。後期入学者選抜の直前の今回は20名以上の参加でした。なお、7回のオープンスクール参加者は全体で250名を超え、そのうちの約200名が中学生でした。多くの中学生や保護者に少しでも本校の教育活動を理解してもらえたならば幸いです。

3月5・6日がいよいよ出願、そして12日が後期入学者選抜です。中学生が自分の力を如何なく発揮できることを願っています。

(平成26年3月1日)

 

第34回卒業式を挙行しました   2014.2.28 #114

2月28日(金)10時から本校体育館において、教育委員会代表・府議会議員・市議会議員・中学校長・学校協議会委員など多数のご来賓の方々にご臨席をいただき、第34回卒業証書授与式を挙行しました。昨日までの雨で体育館の雨漏りかあり大いに心配しましたが、見事に天候が回復。今年の卒業式は大層冷え込んだ昨年と違い穏やかな中で、厳粛な雰囲気で式を開催することができました。
卒業証書授与の後、精勤賞、部活動功労賞を対象の生徒に授与しました。最後に列席者全員の拍手で卒業生を送りました。

第34回卒業証書授与式 校長式辞
34期生の皆さん、卒業おめでとう。保護者の皆様には、お子さんのご卒業、誠におめでとうございます。心から、お祝い申し上げます。 本日、ここに、大阪府立西淀川高等学校第34回卒業証書授与式を挙行できますことは、慶びに堪えません。
お忙しい中、大阪府教育委員会ご代表をはじめ、大阪府議会議員、大阪市議会議員、地元中学校長、同窓会、淀和会、後援会、PTAの方々をはじめ、ご来賓の皆様、並びに多数の保護者の皆様のご列席を賜り、卒業生はもとより本校教職員一同感謝しております。高いところからではございますが、本校を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、今日の卒業式を迎えて、皆さんの心の中には、この三年間の様々の思い出が甦っていることと思います。一人ひとりの思い出は違っていても、同じ学校で過ごした日々の記憶は、貴重な宝物です。これからも、ぜひ大切にしてもらいたいと思います。さて、三年前、高校生になった皆さんは一人ひとりが、「目標をもって三年間の高校生活を有意義に送ろう」と、決意を新たにしたことだと思います。それから三年、晴れの卒業の日を迎えた今日、皆さんの心は、目標を持ちそれが達成できたという充実感で満ちているでしょうか。それとも、充実感とは違った思いでしょうか。思い起こしてみると、うまく出来たことよりも、上手くいかなかった、思いようにならなかった記憶の方が多い人もたくさんいると思います。上手くいったとか、いかなかったとかという結果も大切ですが、その結果に到達するまでの過程を振り返ることが大事です。振り返る中で、過去から学び、これからをどう生きていくかを考えることが必要だと思います。
ここで皆さんに一つ考えてみてほしいことがあります。それは、十年後の自分が、何処で、何をしているか、ということです。どうですか? 十年後の自分の姿を具体的に思い起こせる人は、とても少ないのではないかと思います。皆さんが十年後の自分の姿を想像できなくても、ある意味、それは当然のことだと考えます。皆さんの十年後の姿は、これからの十年間を、一人ひとり、皆さん自身がどのように生きていくかによって、全く違ったものになってしまうからです。そう考えると、皆さん一人ひとりが十年後にどうなっているか、その姿に皆さん自身が自分で責任を持たなければなりません。
皆さんのこれからの人生には、様々な出来事が待ち受けています。これから先、今まで生きてきた時間の何倍もの人生が待っています。明るく楽しいこともたくさんあるでしょうが、決してそればかりではありません。進むべき道がわからなくなったり、何か辛いことに直面したときには、皆さんがこの西淀川高校で学んだこと、そして仲間たちのことを思い出してください。きっと困難に立ち向かう知恵と勇気が湧いてくると思います。 正門の掲示板に皆さんに贈る言葉を書いて掲示しておきました。見てくれたでしょうか?
「今 ここがゴール。そして 今 ここがスタート。さあ 力いっぱい 大空にはばたこう」
まさに今、皆さんにとっては次へのステップのスタートなのです。永い一生、常に思い通りにことが運ぶというわけにはいかないでしょうが、皆さん一人ひとりが、次の新しい時代を創造する担い手であるという自負と自覚をもって活躍していってほしいと願っています。
最後になりましたが、卒業生の皆さん、まずは健康が第一です。健康に気をつけ、夢をもち、自分自身の可能性を信じ、努力し続けることを忘れず、自らに正直に生き抜いてください。
三十四期生の皆さんに、幸あれ。
活躍と健闘を祈り、式辞といたします。

(平成26年2月28日)

 

前期合格発表   2014.2.27 #113

2月27日(木)午後2時、前期入学者選抜の80人分の合格発表を行いました。

昨日はPM2.5そして本日は朝から雨。しかし、発表時の直前には少し雨も小降りになってくれました。合格者の受検番号が発表されると歓声が上がりました。合格者が37期生の中の80人となった瞬間でした。発表後すぐに合格者説明会を開き、3月19日の保護者同伴の説明会への諸注意と宿題を配布しました。

(平成26年2月27日)

 

エコ部員への感謝状   2014.2.24 #112

2月24日(木)昼休み、この1年間、早朝清掃ボランティアを続けてくれている8名のエコ部員一人ひとりに感謝状を贈りました。
毎日の清掃活動・水遣り・校内清掃以外にも、毎週続けた校外清掃など本校のセールスポイントである「きれい・わかる・ていねい」の「きれい」を支えてくれたエコ部員に感謝状を贈りました。間もなく卒業式を迎える3年生も含まれるのですが、昨年に続いて3回目、つまり3年間ボランティアを続けてくれた生徒もいました。

3年生から「あとはよろしく」と声をかけると、
「まかせてください」と後輩が頼もしく答えていました。

(平成26年2月24日)

 

春はもうすぐ   2014.2.25 #111

2月末、二十四節気の一つである「雨水(うすい)」とあります。
暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されています。
この頃には、春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もあるとか。春はもうすぐという期待してしまう季節とも言えます。校内にも、この季節ならではの花が咲いています。

今日は紅梅と日本水仙を見つけました。先日の雪にも負けずに花を付ける姿には、冬を乗り切った強さと誇りが感じられます。実は、この紅梅と日本水仙どちらも私の前任者であり、本校の「花と緑の西淀川高校」と言う言葉の発案者でもある柴田校長の置き土産でもあるのです。早世された柴田校長の願いが校内の至る所で花開いているようにも感じられます。

(平成26年2月25日)

 

シリーズ活躍する先輩A−阪神電車の顔−  2014.2.20 #110

先日、「卒業生に学ぶ」というテーマで、1年生の進路講演会を行いました。本校のキャリア教育の一環として行うもので、身近な先輩からお話をうかがいながら、自分のキャリアイメージの形成に役立てようというものです。
今回は23期生の坂本達也さん(大阪府立学校 教員)、29期生の梅田達也さん(阪神電気鉄道株式会社 運転士)、32期生の辻本英里さん(株式会社ティーズインターナショナル 美容師)の3人に来てもらいそれぞれの経験に基づいた貴重なお話をしてもらいました。

梅田さんは阪神電気鉄道に就職して5年目、最初は駅員、そして車掌を経て今は運転士の仕事をしているそうです。
「それぞれ試験があり、それぞれ勉強をして通ることができた」
「酔っ払いへの対応などお客様への対応で苦労することが多い」
など仕事をする上での難しさを述べていた一方で、
「鉄道会社だからというわけではないが、75通りのシフトがあり複雑だけれど、遅刻は絶対しないようにしている。高校生のみなさんも就職をしたいときには欠席・遅刻はしないようにして下さい。西淀川高校の卒業生で助役の方もいます。みなさんも高校生活をがんばって下さい」
と本校生に熱いエールを送ってくれました。
本校の生徒だった頃は、元気一杯だったと当時の担当教員が語ってくれる坂本さん。
今は、阪神電車のポスターにも掲載され、「阪神電車の顔」となっています。

シリーズ「活躍する先輩」では、卒業後各方面んで活躍されている先輩を紹介していきます。

(平成26年2月20日)

 

出来島小学校との小高連携「交流授業」   2014.2.15 #109

2月15日(土)、出来島小学校を訪問して交流授業を行いました。
様々な地域連携を行っている本校は、小高連携として出来島小学校の3年生との交流授業を実施しました。本校からはエコ部8名が小学校を訪問しました。お相手は元気いっぱいの45人の小学3年生です。今回は、小学校の土曜授業の一環として本校エコ部員がエコ授業を行いました。
まずは、西淀川区の公害問題について、エコ部員がスライドを使いながら説明しました。出来島小学校の横を走る国道43号の歴史を知り、納得顔の小学生でした。

次は、エコ工作と題して、紙パックを活用した竹トンボならぬ紙パックトンボを作りました。各班に分かれて、8人のエコ部員が型紙を使って、ハサミで切り取る作業を指導しました。素直な受講生に対して、先生役のエコ部員も満面の笑み。切り取った羽に浮力を持たせるために斜めに折り曲げます。うまく飛ぶかどうかのポイントなので、ここは真剣。羽に名前を書き、自分らしく色を付けて完成!
全員で講堂に移動して、紙パックトンボ上げ大会となりました。軸のストローを両手ですり込むように回転を加えると完成した色とりどりのトンボは高く舞い上がります。うまくいかないときはエコ部員が、羽の角度を調整します。さすが高校生のお兄ちゃんとお姉ちゃん。最後は小学生に「抱っこ」や「おんぶ」をせがまれていました。

小学生の素直な眼差しが高校生の最高の笑顔を作り出す素晴らしい小高の交流でした。

(平成26年2月15日)

 

出願の日の雪景色   2014.2.14 #108

2月14日(金)、今日は朝から大雪でした。そして前期入学者選抜の出願の1日目でもありました。
朝からしんしんと降る雪、いつの間にか木々は綿帽子を被り、グランドは銀世界。予期せぬホワイト・バレンタインデーとなってしまいました。降りしきる雪で、道路はシャーベット状になり、滑りやすい状態でした。せめて校内の志願者通路の確保をするために、生徒も協力してくれ、「雪掻き」もしました。
昼休みは生徒たちの雪合戦の歓声が上がっていました。手を真っ赤にして、5時間目の授業を受けている生徒もいました。

悪天候にもかかわらず、多数の志願者が来校してくれました。いよいよ前期入学者選抜は2月20日(木)です。当日は受検生が実力を発揮できるお天気になることを祈っています。

(平成26年2月14日)

 

茶道部のお茶会   2014.2.13 #107

2月13日(木)、茶道部のお茶会に招待されました。
茶道部の部員は1名だけですが、その1名が卒業を目前に最後のお茶会を開いてくれました。
校舎3階の作法室の扉を開け、躙口(にじりぐち)をくぐると、そこは別世界。床の間には、校内の椿の一輪挿しと掛け軸。座布団の上に座ると自然と背筋が伸びます。そして、茶室に入ってきた彼女がお茶を点てくれました。茶菓子をいただきながら、彼女のお点前を見守ります。赤い帛紗(ふくさ)で茶器や茶杓を拭きます。茶碗に抹茶を入れ、湯を注ぎ、茶筅でゆっくりかき回し、お茶を点てます。見事なお点前です。さすが、3年間の成果です。彼女の出身中学には茶道部がなく、本校に入学後すぐに茶道部に入りました。
顧問の先生方に支えられながらの3年間だったようで、顧問の先生方に感謝の気持ちで一杯だとも言っていました。
「お茶とは」と招待された担任が尋ねると、
「お茶とは人とのつながりです」
と胸を張って答えていました。

(平成26年2月13日)

 

高齢者の方々との交流体験   2014.2.14 #106

1月17日・22日・2月6日、2年生家庭総合の授業において、高齢者の方々と介護士さんに来ていただき交流体験授業を実施しました。
家庭科では、衣食住を基本に家族や家庭経済・保育・高齢者福祉などの生活に関わる様々な内容を学習しています。2年生では食生活・保育・高齢者福祉について取り組んできました。 今回も神戸市の高齢者施設に入所されている80〜90歳代の高齢者の方々と施設職員の介護士さんに来ていただき交流しました。
交流では、まずそれぞれ自己紹介をしますが、高齢者には耳が遠い方が多いので、生徒たちは一生懸命大きな声で話しかけます。そして、簡単な手遊びやゲームを楽しみながらコミュニケーションをしていきます。例えば、「茶摘」の歌を歌いながら手をつないだり、「炭坑節」で踊ったり、じゃんけんゲームで負けたら罰ゲームをするなどです。
グループごとにお年寄りを囲んで、いろいろなお話もします。ちょうど阪神大震災の日だったため、生徒たちは知らない震災の時の話を聞かせてもらったり、施設での生活のことなどを質問したりします。また、
「べっぴんさんやなぁ〜」とほめられたり、
「しっかり勉強しいや」と励まされています。
交流の最後は、みんなで握手会。そして、車椅子を押したり介助させてもらいながら玄関までお見送りです。事前に車椅子の扱い方などを授業で学んでいますが、実際に高齢者を乗せて車椅子を押すのは初めて・・・ゆっくり声をかけながら、スロープは後ろ向きに、と懸命に介助します。 このような交流を通じて、普段高齢者と関わることの少ない生徒たちが、高齢者に対して理解を深めます。話しを合わせるのは難しいだろうとか、恐そうで接し方がわからないと感じていた生徒たちが、交流後には明るく元気なお年寄りに楽しませてもらい、中には介護士の職業の魅力に気づく生徒もいます。
施設職員の方々からは
「高齢者が始終ニコニコと笑顔で、高校生とのふれあいでうれしそうにされている姿が10歳以上若返っている!」
と仰います。また、生徒の手作りのタオルうさぎのプレゼントに感動してくださった方もいました。普段なかなか運動しない方が生徒に支えられながら階段を上り下りされる光景もありました。
一人ひとりが書いたお礼の手紙を寄せ書きにし、施設に送る予定です。

(平成26年2月14日)

 

卒業講座「身近な法律相談」 2014.2.3 #105

3年生の最後の授業日の2月3日(月)に、下川和男弁護士に身近な法律相談「結婚と離婚、はたらくこと」と題してお話をうかがいました。
「婚姻届」を使って結婚に関する法律の中にある男女平等の問題や法律の知識について学び、「雇用契約書」を使って法律の知識や権利についても知ることができました。大切なことは困ったときは信頼できる大人に相談することが確認できました。
生徒は
「将来に役立つことが多かったです」
と感想を述べていました。
3年生たちはいよいよ4月から新しい世界に羽ばたいていきます。これまで培った学びを生かしてたくましく生きてほしいと願います。

(平成26年2月3日)

 

第6回オープンスクールを開催しました 2014.2.1 #104

2月なのに少し暖かな2月1日(土)、6回目のオープンスクールを開催しました。
入試の間近ということあり今回は十数名の参加でした。まずは、文化祭ダイジェストビデオと西淀川の1年間スライドを見てもらいました。そして、学校の説明を教頭が行いました。その後、飛び入りで3年生の一人が、西淀川高校の良い点を皆の前で語ってくれました。 校内ツアーで教室や体育館などの施設を全員に見学してもらいました。食堂と自動販売機の存在、体育館と下足室の大きさに少し驚いたようです。もちろん、行き届いた清掃にも感心したようです。
「今まで見学したどの学校のより、説明会が楽しかった」
という嬉しい感想に交じって、
学習への不安を書いている感想もありました。心配しないでください、そんな不安をすべて受け入れることができのが西淀川高校だと自負しています。
次回のオープンスクールは前期の合格発表後の3月1日です。いよいよ受験シーズン、中学生の皆さんの希望進路の実現を祈っています。

(平成26年2月1日)

 

卒業講座「いのち」   2014.1.31 #103

1月31日(金)、3日連続の卒業講座の2日目は、「いのちのふれあい授業」「コモンセンス・ペアレンティング」で、いのちのすばらしさと子育てのヒントについて学びました。
働くことと家庭生活は密接な関係にあります。きちんとした就労により、子育ての環境もより充実したものになります。
地元の「にこネット」は、子育て支援に取組むNPOです。現代育児の問題といわれる「孤立・不安・競争」の子育てから「共同・安心・信頼」の子育てへの目的のもと、「グループ子育て」を実践しているネットワークです。その「にこネット」のスタッフ方々と、地元の親子6組、妊婦お2人を招いて交流をしました。
はじめに配られた小さな紙。その中心には照明に向けてすかして見ないとわからないほどの小さな穴が空いています。実はそれがヒトの受精卵の最初の大きさ。生徒たちはその小ささに命の不思議を実感します。 妊婦さんの気持ちや子育てママの気持ちをお聞きし、生徒たちは妊婦さんのお腹を触らせてもらいます。さすがに女子は積極的で、男子は憶していました。子どもたちをだっこしたり遊んであげたり、とても心温まる光景でした。

後半は、「コモンセンス・ペアレンティング」のお話。アメリカで始まった子育て教育のプログラムです。子どもを叱らなければならないとき、どんな目線や気持ち、そして具体的なことばがけで接すれば子どもの発達により良いのか、具体的なお話で進んでいきました。親の怒りや不快な思いをぶつけるのではなく、具体的にどんなことをしてほしいのかを伝えること、カッとなったときに落ち着いて子どもに向き合える方法など、子育てに限らず、人と人のコミュニケーションという視点でもとても有意義なお話をしていただきました。生徒たちには
「子どもたちと遊べて楽しかった」
「子育てについてよくわかった」
ととても好評でした。
将来、親となるための実践的な学びでした。

(平成26年1月31日)

 

耐寒遠足に行きました  2014.1.31 #102

1月の最終日の31日(金)、1年生は箕面への耐寒遠足を行いました。
持久力・忍耐力・基礎体力を養成するとともに、自然に親しみながら集団行動を学ぶとこと目的に耐寒遠足を実施しました。箕面駅の前に集合した生徒たちは、少し不安そうな顔でした。昨日までの雨のせいで路面は少し濡れているし、山道を登り切れるだろうかと。それに今回のコースが携帯の圏外であるからだったかもしれません。
箕面の滝までに道は、坂道とは言え、舗装されています。皆元気一杯で登って行きました。滝をバックに記念撮影後はちょっとした山道。昼食休憩のできる「政の茶屋」まで一気に登ります。山中の新鮮な空気を吸いながら、気分も爽快になっていきます。
「どうして屋外で食べる昼ご飯は美味しいのか?」
そんなことを思いながらのランチタイムでした。
食事後、展望台に立ち寄り、皆元気に下山しました。
登山前の不安な顔から、生徒たちの顔が少しだけ誇らしげに見えました。

(平成26年1月31日)

 

卒業講座「働くために役立つ法律」   2014.1.30 #101

1月30日(木)、3年生は「みんな知ってる?フツーに働くために役立つ法律の知識」を学びました。
高校生活最後の学年末考査が終わり、残りの登校日数は5日。そのうち3日間は連続して「卒業講座」と題して、社会人として役立つ知識を学びます。 30日は社会保険労務士の西岡美也子さんにお越しいただき、働く上で必要な労働法や社会保険関係法など法律の知識を学びました。「働くことは生きること」であり、その働くことはたくさんの法律で守られていること。でも、その中身を知らないと実は誰も守ってくれないこと。法律の知識を知ることの大切さをまずお話いただきました。日本は「申請主義」の社会です。西岡さんは次の点を強調されました。
「自分で手続きに出向かないと年金・医療など社会保障給付を受けることはできない」
また、企業はどんな人を求めているか、やる気をもって責任を果たし、しっかり働くことの大切さを教えていただきました。生徒たちには、
「あらためて法律の知識を学べてよかった」 などとても好評でした。今日の学びを生かして、しっかり生き抜いてほしいと思います。

(平成26年1月30日)

 

「職業別ガイダンス」を実施した1年生   2014.1.30 #100

1月30日(木)の午後、1年生は「職業体験ガイダンス」を実施しました。
キャリア教育に力点を置いている本校では、実際の体験をとおして職業観を持てるように工夫しています。その中の1つの取組みが今回の「職業別ガイダンス」です。保育・幼児教育、建築・土木・インテリアデザイン、ペット、理美容、そして調理の5つの講座に分かれ、専門学校からお越しいただいた専門家に、それぞれの職業について講義をしていただき実際に体験をさせていただきました。
「工夫一つで、こんなにもおいしい料理ができるというのがわかりました」
「眉の剃り方や、メイクのやり方がわかった」
「本当に楽しかったです。小さな家の作り方を教えてもらい、とてもうれしかった。自分が作った家に住んでみたい」
という肯定的な感想がほとんどでした。ただし、実際に講師の先生方のプロの技を見て、こころの内ではその素晴らしさに驚き、「自分にはできない」という不安も覚えた生徒もいたようです。1年生にとって、自分の将来の職業を考えるまたとない機会になりました。

(平成26年1月30日)

 

修学旅行結団式  2014.1.27 #099

1月27日(月)、明日からの修学旅行に向けて結団式を行いました。
明日28日から岐阜県 ひだ流葉スキー場に出かける2年生は、修学旅行の成功を願って結団式を行いました。団長の教頭から挨拶に続いて、先生方の諸連絡がありました。その後、修学旅行委員会の代表が
「修学旅行は高校生活最大の思い出となるので、しっかりやろう」
と力強い言葉がありました。そして、レクレーション係からは、準備してきたレクレーションの説明もありました。 期待に胸ふくらませる生徒たちはが、しっかりと集団行動を学び、行事を楽しみ、良い思い出をつくり、一人も病気や怪我をすることなく元気で帰阪することを願っています。
なお、現地の様子は「修学旅行ブログ」でお伝えします。

↑現地の様子

(平成26年1月27日)

 

卒業講座「落語家に聞く“世間の常識と非常識”」 2014.1.20 #098

1月20日(月)午後、卒業間際の3年生に落語家の桂福車さんから「世間の常識と非常識」と題してお話いただきました。
これからみなさんも大金持ちになる可能性がある!という“つかみ”からはじまって、社会人になるにあたっての心構えをわかりやすい事例で、時にユーモアを交えてお話いただきました。
たとえば眼病も地方によっていろいろな言い方があります。大阪では一般的な「めばちこ」(=ものもらい)。この「めばちこ」は四国では全く通用しないそうです。知識人であるべき校長先生でも知らないとこのこと(私も知りませんでした)。自分が常識と思っていることが地方によって、あるいは時代によってさまざまな違いがある。その違いを意識して自分の考えを絶対化しないこと。常に多様性を意識しながらものを考えること。そして人生何事も「やる気」をもって生きることが大切だとお話しいただきました。
教師が普段言っていることを落語家さんがわかりやすくお話してくれた感じでしょうか・・・。
さすがは語りのプロというところです。
生徒は
「話の内容はおもしろかったし、もっともな事ばかり言ってると思った」
「さすがに落語家さんだと思いました。言葉を聞いていて説得力があるなと思った。楽しく聞けてよかった」ととても好評でした。

(平成26年1月20日)

 

第5回オープンスクールを開催しました 2014.1.18 #097

雪がちらつきそうな1月18日(土)、5回目のオープンスクールを開催しました。
今回は35名の中学生や保護者の方に参加していただきました。学校の説明は生徒会の2人が行ってくれました。その後、教頭から入試等について説明しました。この説明会の司会を務めたのも生徒会メンバーでした。
説明会後、2班に分かれて体験授業を受けてもらいました。理科実験では、「花火の科学」と言うテーマで、銅やストロンチュームなどを燃やして花火の色についての炎色反応実験をしました。鉄粉を燃やして線香花火になる体験もしてもらいました。また国語では、漢字の学習後、文中の犯人捜しをする方法を学びました。犯人を自分1人で見つけ、「わかった」という中学生の声がとても嬉しそうでした。
体験授業後、校内ツアーで教室や体育館などの施設を全員に見学してもらいました。
「すごくおもしろかった。ここに入学したい」
「オープンスクールに来てよかった。とても楽しい学校だなと思いました。がんばって勉強して西淀川高校に入学できるようにします」
など「入学希望」の感想を多数書いていただきました。9月以降段々と本校への入学に対する本気度が増しています。
次回のオープンスクールは前期入試直前の2月1日(土)です。次回は、体験授業はありませんが、学校説明会後、個別相談を予定しています。

(平成26年1月18日)

 

生徒会企画‘Winter Festival’を行いました。 2014.1.17 #096

1月17日(金)放課後、生徒会執行部主催で‘Winter Festival’を開催しました。

今回はドッヂボールをボールではなく、フリスビーで行う「ドッヂビー」という競技を行いました。
2学期の終わりから、生徒会執行部で独自のルールの研究を重ね、準備に取り組みました。生徒会執行部作成のポスターやチラシなどで参加を呼びかけ、当日は合計26名の参加がありました。集合時間よりも前に参加者の3年生が
「ドッヂビーしよう!」
と言って登場し、まだ暖まっていない体育館を盛り上げてくれました。
競技は学年・男女・先生混合の2チームで行いました。チーム名は冬にちなんで「ゆき」チームと「つらら」チームと生徒会執行部が付けました。競技は学年に関係なく真剣そのものでした。最初の練習ではうまく投球できなかった生徒も、最後にはコツをつかんだのか速球を投げられるようになっていました。閉会式では、寒さに負けず勝利した「ゆき」チームの代表が生徒会執行部から賞状を受け取り、全員で記念撮影を行いました。
楽しい時間を過ごし、3年生にとっては良い思い出の一つとなったのではないでしょうか。

(平成26年1月17日)

 

国際ジャーナリスト 西谷文和氏を招いて 2014.1.16 #095

1月16日(木)午後の2時間、3年生の卒業講座「現代の戦争を考える」で国際フリージャーナリストの西谷文和さんを招いてお話を伺いました。
西谷さんは、アフガニスタンやイラク、リビア、シリアなど戦争・内戦を最前線で取材し、時折「報道ステーション」などニュース番組にも出演しています。 お話は西谷さんが撮ってこられたイラクやアフガンなどの生々しい映像を交えて進みました。
不発弾で遊んでいて足が飛ばされた子ども。劣化ウラン弾の影響と思われる多くの奇形児たち・・・。アフガンやイラクの病院での子どもたちの様子はあまりに悲惨で、胸が詰まります。またシリア内戦ではロケット弾やミサイルが町を破壊し尽くし、毎日50人以上もなくなっている状況を話していただきました。銃弾が飛び交う路地、ビルの瓦礫に押しつぶされた少女の腕、目の前で自分の赤ん坊が死んでいくまさにその映像を見せるシリアの男性・・・。ふだん日本ではなかなか報道されない事実に生徒たちも本当に真剣に画面を見て、聞き入っていました。

生徒たちは、
「映像を見ていると日本では考えられない現状で泣きそうになりました」
「自分があまりにも戦争の事を知らなさすぎると思った」
「自分の生活がどれだけ幸せか知ることができた」
などの感想を書いていました。

生徒の胸に深く戦争への問いと平和への願いを刻んだお話だったと思います。

(平成26年1月16日)

 

特別授業「生と性を考える」 2014.1.9 #094

1月9日(木)、卒業講座の一つとして3年生を対象に「生と性を考える〜自分を大切にするってどういうこと〜」と題する授業を保健室の2人の養護教諭が行いました。
パワーポイントを使って性感染症、特にエイズとクラミジアを中心に感染の実態や防ぎ方等の説明の後、高校生が「性関係を持つことをどう思いますか?」についてグループでの話し合いの場を持ちました。その後、先生たちの作った生徒の写真を入りのメッセージビデオ「かけがえのないあなたに贈るメッセージ」を見ました。

「性と言う字は心が生きると書きます。
  これから進学する人も就職する人も、高校とは違う多くの人たちと出会うでしょう。
   その出会いは大切にして欲しいけど、素敵な出会いであって欲しい。
    自分を大切にし、相手も大切にできるような出会いであって欲しいと思います。
     心が生きる出会いであって欲しいと願います」
という思いを先生たちは生徒たちに伝えました。
それに対して
「相手、子どものためにもちゃんと責任を持つ心を大事にしないとあかんと思った」
「自分を大切にして楽しく生きていきたい」
という生徒からの感想が寄せられました。

(平成26年1月9日)

 

3学期始業式を行いました 2014.1.8 #093

1月8日(水)3学期の始業式を行いました。
私からの話のあと、生徒会の代表者から生徒会則改正に伴う総務委員会召集とWinter Festival開催の案内があり、最後に生徒指導部長から三学期のすごし方について注意がありました。
今日も体育館は大変冷え込んでいましたが、私語もほとんどなく良い態度で式に臨んでくれました。

校長からの講話として、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。そして、新年おめでとうございます。皆さんそれぞれに、楽しい冬休みを過ごしたことと思います。
今日から3学期が始まるわけですが、3学期は一番短い学期です。 殊に3年生は今月23日からは学年末考査が始まりますから、授業は実質2週間。1時間、1時間の授業を大切にうけてください。学年末考査は最後のハードル。全員がクリアーして卒業してくれるよう願っています。
2年生は、今月28日からひだ流葉スキー場へ修学旅行に出かけます。体調を整えるとともに、問題行動によって修学旅行に参加できないというようなことがないよう十分に気をつけてください。そして、参加者全員が楽しく、心に残る行事となるよう願っています。また、4月には最上級生の3年生になれるよう、その関門となる2月18日からの学年末テストに向けて、残された全ての授業に全力でのぞんでもらいたいと思います。
最後になってしまいましたが、 1年生の皆さん。君たちの中には二学期になっても、相変わらず欠席・遅刻の多い人が目立ちました。多くの欠点を持つ人もありました。2年に進級できなかった人は、留年するか進路変更をしなければなりません。そのような残念な結末とならないよう願っています。これまで出欠状況が思わしくなかったり、努力不足が目立った人は、最後のチャンスである今学期を必死でがんばらってもらいたい。期待しています。
最後に全員にお願いします。
今学期、皆さんに身につけてほしいことは「時間を守ること」です。上司や先輩、同僚や仲間から信頼を得て、学校を含む社会で生きていくためには、相手との約束を守る、殊に時間を守ることが大切です。アルバイトの経験がある人は良くわかっているでしょうが、時間はお金です。仕事をしている時間によってもらえるお金が違いますね。また、会う約束の時間に遅れて行って相手を怒らせた経験のある人もいるでしょう。人にはそれぞれ予定があります。あなたが約束した時間に来なかったり、遅れてきたりすると、相手の人は予定を変えなくてはなりません。大事な契約の時にあなたが遅れたりすると、相手は不愉快になり、契約してくれなくなり、場合によっては責任を取らされてあなたがその会社に居れなくなることだってありえます。
このように、時間というのはとても大切なものであり、時間を守れない人は周囲の人から信用されなくなってしまいます。どうか、皆さん一人ひとりが時間を守り大切にする人になってくれるよう願っています。
全員が、一人ひとりいいところをたくさん持っています。それを前面に出してがんばって欲しいと思います。
皆さんの頑張りを期待して、今日の私の話を終わりにします。

(平成26年1月8日)

 

新年 明けましておめでとうございます 2014.1.6 #092

新年 明けましておめでとうございます。
平成26年の幕開けです。今年は、「午年」 みなさんが飛躍できる1年になることを願っています。
3年生は、残り少ない高校生活を味わいながら過ごしてください。2年生にとっては、1月末に高校生活最大のイベントとも言われる修学旅行が待っています。1年生は、しっかり学び、2年生に進級してください。

始業式は、8日です。生徒たちが明るい笑顔で登校するのを待っています。

(平成25年1月6日)

 

   

2学期終業式を行いました 2013.12.24 #091

12月24日(火)、2学期の終業式を行いました。昨年のこの時期よりは幾分ましでしたが、会場の体育館は冷え切っていました。
私の話の後、生徒会代表の話、生活指導部長の話と続きました。終業式後簡単な清掃を行い、各教室では担任の先生から生徒たちに成績表が手渡されました。

校長からの講話として、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。今日で2学期を終了します。9月2日の始業式から今日で114日、 長い期間でしたが、皆さん一人ひとりにとって充実した学期だったでしょうか?
2学期の始業式で「皆さん一人ひとりが自分自身の将来について真剣に考え、目標に向かって邁進・飛躍する2学期にしよう」とお話ししましたが、今学期を振り返ってみて、皆さん一人ひとり、将来を考え、どれだけ邁進・飛躍してくれたでしょうか?
2学期は沢山の行事がありました。9月の校外学習では学年毎に工場見学・嵐山・USJへと出かけ、11月の文化祭ではそれぞれクラスで工夫して、皆で協力し存分に楽しみましたね。また、それぞれの学年で、皆さんが自分自身の将来を考えるヒントとなるよういろいろな催しを実施しました。3年生は9月の「マナー講座」に始まり、「租税講座」「就労サポート講座」「セクハラ・パワハラ・DVを考える講座」など学校外から多くの講師の方においでいただき、卒業後「社会人として活きていく」ことについて学びました。2年生は「現代社会」で弁護士さんに何度も指導に来ていただき「模擬裁判」を体験、求人票の見方のワークも行いました。1年生は「情報モラルー知らないでは済まされないケータイのことー」を学び、吉本興業の竹下真一さんから「進路を考える」お話を聞きました。これらの体験・経験から学び成長した自分自身を大切にしてほしいと思います。
この後、担任の先生から2学期の成績表を受け取りますが、成績が不振だった人、欠席や遅刻が多かった人、なぜそうなったのか、改善しなければならないことを明確にして、3学期につないでください。
さて、いよいよ明日から冬休みに入ります。14日間の冬休みですが、この休暇中にひとつやってもらいたいことがあります。
それは、新年の志を持つということです。皆さんは「1年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことがあると思います。新しい年の初め、1月1日元日の朝に目標や目当てを持つことが、それからの1年の充実度を大きく左右します。親や先生が決めたのではなく、皆さん一人ひとり、皆さん自身が決めたその目標や目当てに向かって1年間を一途に、精一杯生き抜いてほしいと思います。
3学期は、進級・卒業に向けての追い込みの学期です。精一杯努力して、全員が進級・卒業してくれることを願っています。
この後、生活指導部長からの注意もあると思いますが、どうか、事故ゼロ、非行ゼロで穏やかな新年が迎えられるよう心から願っています。1月8日の始業式に、また元気で会いましょう。

(平成25年12月24日)

 

   

「キャンドルナイトinNY」にボランティア参加 2013.12.22 #090

12月22日(日)の夕方から、本校生が「キャンドルナイトinNY(西淀川)」にボランティア参加しました。
「キャンドルナイトinNY」が西淀川区の大野川緑陰道路(JR東西線 御幣島駅下りてすぐ)で行われました(18:00点灯)。この催しに、西淀川高校生もエコ部を中心に8人の生徒がボランティアとして参加しました。

この行事は、西淀川区で広がりつつある廃食油の回収と「菜の花プロジェクト」の関連行事として4年前から行われていますが、年々地域の行事として定着してきています。
全員手弁当の大学生の実行委員会による運営というのもユニークです。本校生もボランティアとして当日の運営に参加しました。掃除やキャンドル作り、案内、点灯などさまざまな仕事で大学生とともに汗を流しました。
参加した生徒からは
「いろんな人と活動ができて楽しい」
「みんなと協力しているのでやりがいがある」
などとの言葉がありました。
5人の本校の卒業生も手伝いに来てくれたほか、夏に本校でエコ部とキャンドル作りの交流を行った府立佐野高校の生徒たち10名も遠路はるばる参加してくれました。
若い力で西淀川の環境活動の輪が広がっています。

(平成25年12月22日)

 

特別授業「戦争と平和を語り継ぐ」2013.12.20 #089

12月20日(金)2限と3限、3年生は「戦争と平和を語り継ぐ」と題して、広島で原爆に被爆された濱恭子さんを招いてお話を伺いました。戦争体験の風化の中で、戦争の記憶と平和の尊さをどう受け継いでいくかが大きな課題になっています。
濱さんは1925(大正14)年の大阪生まれ。1945年の3月13日の大阪大空襲で被災されました。焼夷弾による激しい火災。逃げ惑う人々。濱さんもお母さんと2人、無我夢中で逃げたそうです。その後、縁者をたよって濱さんは島根に、お母さんは広島に疎開したそうです。そして運命の日、8月6日。濱さんはお母さんを迎えにいった広島で原爆に被爆してしいます。青白い閃光を見た刹那、家の2階が崩れ落ちてきました。大きなけがを負いながら、お母さんとおばあさんと必死で逃げたそうです。濱さんがお話しされる広島の惨状は、漫画『はだしのゲン』や広島原爆資料館の展示さながらです。80歳を越えて語り部として体験を各地で話すようになった濱さんは、戦争の悲惨さと二度とこういう過ちを犯してはならないことを生徒たちに訴えておられました。
授業後半は、濱さんの娘さんで高校教師をしておられる鳥羽洋子さんから、白血病で亡くなった被爆二世の生き様、平和を語る国際交流のお話などを伺い、「平和をつくる力」についてお話いただきました。戦争体験を受け継いでいくには、豊かな想像力と共感する力、そして周囲の人とつながる力が必要だというお話は生徒たちにとって有意義だったと思います。生徒たちも、
「聞いていて心が痛かった」
「戦争があった事実を語り継ぎ、平和という今の日本を続けたい」
「平和でつながる人々の思いが素敵だなと思った」
などと感想に書いてくれました。
生徒たちにとってとてもよい学びになったと思います。

(平成25年12月20日)

 

   

出前授業「小論文講座」を行いました 2013.12.17 #088

12月16、17日の2日間、地元の市立西淀中学で「小論文講座」の出前授業を行いました。参加は16名の中学3年生、講師は国語科教員を2名と教志セミナー生の3名でした。

1日目は、横書き原稿用紙の使い方や小論文と作文の違いを説明し、全員が600字の原稿用紙に挑戦しました。すらすらと書きだす中学生もいますが、ペンが進まない中学生にはていねいに3名から説明し、小論文を書き上げ提出してもらいました。
2日目は前日提出した小論文についての振り返りから始めました。「起承転結」を意識して4段落に分けた書き方のポイントを確認もしました。その後2人の教員が手分けして、添削した前日の小論文を一人ひとりの中学生にコメントを加えながら返却しました。同時に、中学生は新たなテーマで600字の原稿用紙に再挑戦しました。書いては消し、原稿用紙の周りは消しゴム屑だらけになり、何度も頭を掻きながらため息をつく中学生の真剣に取り組む姿に感心しました。書き上げた作品は、添削してコメントを記入し中学校にお返しする予定です。
今後も、中高連携の出前授業や授業体験を中学校と進めていきたいと思います。

(平成25年12月17日)

 

第4回オープンスクールを開催しました 2013.12.14 #087

木枯らしの吹く12月14日(土)、4回目のオープンスクールを開催しました。今回は、生徒主体でクラブ紹介や学校説明を行い、4教科の中から1つの授業を体験してもらいました。
今回参加していただいた50名近くの中学生や保護者の方にはまず、本校の部活動紹介を行いました。当日は、美術部・軽音楽部・野球部そしてエコ・コミュニケーション部の4部の生徒が自分のクラブ紹介をしてくれました。そして、学校の説明も2人の生徒が行ってくれました。その後、教頭から入試等について説明しました。それらの司会を務めたのは1年生の生徒でした。

その後、4班に分かれて体験授業を受けてもらいました。理科実験では、アルコール爆発を体験してもらいました。国語では文中の犯人捜しをする方法を、英語では単語のもつ意味について説明を受けていました。また、情報の授業では、クリスマスカードを作り、お土産として持ち帰ってもらいました。
なお、参加者からは今回も校舎周辺のプランターや草木、清掃が行き届いたことに対して「とてもきれい」という声をたくさんいただきました。
また、
「生徒さんが紹介してく、クラブの活動内容がはっきりしました」
「先輩や先生が親切で、内容も面白かった」
という感想も書いていただきました。
次回のオープンスクールは前期入試直前の1月18日(土)です。

(平成25年12月11日)

 

校外人権学習 2013.12.13 #086

期末考査後の12月12日(木)、人権学習の一環で、3学年とも校外学習を実施しました。

1年生は、国立民族博物館を見学しました。
民族学に関する博物館の見学を通じて、他の文化への理解を深めるとともに、自らの人権意識を高めることが目的です。生徒たちは、担任手作りのワークシートを持って、目を輝かせて見学をしていました。


2年生は、大阪人権博物館(リバティ大阪)を訪問しました。
目的は、同和問題を中心とした資料の収集・保存・展示する「大阪人権歴史資料館」の見学を通してさまざまな人権に関わる問題に対する理解を深めることです。施設見学をしながら、ワークシートに真剣に記入する生徒の姿がありました。
また民族衣装のコーナーでは、生徒たちは各国の衣装に袖を通し、その国の文化を体感していました。


3年生は、ピース大阪を訪問後、大阪城周辺の戦争遺跡を見学しました。
戦争の悲惨さと平和の尊さを学習することが目的でした。施設内では、ワークシートに真剣に取り組み、その後は今でも残る戦争の傷跡を目の当たりにし、生徒たちも戦争の惨さを実感したようです。

(平成25年12月11日)

 

日銀見学 2013.12.11 #085

12月11日(水)と13日(金)の両日午後、2年生の発展現代社会の校外学習として日本銀行大阪支店の見学に行きました。
御堂筋に面して大阪市役所に向かい合う古風なたたずまいの日本銀行大阪支店旧館。1903(明治36年)の名建築です。その裏側には併設の新館があり、生徒たちはまずは新館にある営業部を見学しました。
係の方から日銀の「政府の銀行」「銀行の銀行」「発券銀行」としての役割を伺いました。日銀は一般顧客を対象にしていませんが、破れたお札の交換は一般の人でもできます。見学後、生徒の一人がちぎれてバラバラになった千円札を交換してもらっていました。普段は入れない旧館のドーム下にある貴賓室や階段室にも足を踏み入れました。また世界に誇る日本のお札の印刷技術・偽造紙幣の見分け方・1億円の模擬券の重さ体験コーナーなどがある資料室なども見学できました。生徒たちは1億円の重さに驚いたり、お札のいろんな特徴に興味津々の様子でした。
お忙しい中、説明をいただいた係の方にお礼申し上げます。

(平成25年12月11日)

 

チューリップの植栽をしました 2013.12.3 #084

 12月2日(月)3日(火)の2日間、チューリップの球根の植栽作業を行いました。例年この時期に、翌年4月にチューリップの花で新入生を迎えるために2年生で行っているものです。
 手足が冷え、寒くてなかなか身体が動かない生徒もいましたが、作業をすすめるうちにどの生徒も夢中になり真剣に取組んでくれたおかげで、予想以上に早く2500球の球根を植え終わりました。
 春には沢山のチューリップの花が咲きほこり、新入生や地域の子どもたちの笑顔がみられることを今から楽しみにしています。

(平成25年12月3日)

 

地震・津波避難訓練を実施しました 2013.11.29 #083

11月29日、緊急地震速報システムから「地震発生」放送が配信されました。これに合わせて、出来島保育園と大野町会と協力して地震・津波避難訓練を実施しました。

午前10時15分に  
  『地震発生 震度5弱 34秒後に地震が来ます 』 『落ち着いて身を守ってください』
と緊急放送がありました。
本校は昨年度から実践的防災教育総合支援事業の指定を受け、緊急地震速報システムが配備されています。今回は、このシステムを活用しての避難訓練となりました。

仮想地震後、教職員による避難経路等安全確認を行い、グランドへの避難となりました。次に、津波に対する避難訓練も実施しました。津波の場合は本校に避難される出来島保育園から約40名の園児と10名の職員も加わり、本館4階への避難行動を行いました。この際、2年生が東側非常階段を使って、園児と手をつなぎながら避難教室まで誘導しました。また、約30名の大野町会の方々にも東側非常階段を利用しての避難訓練に参加していただきました。最後に、教頭から放送を使って諸注意を述べ、訓練を終えました。

保育園と大野町会の協力に感謝するとともに、単なる訓練に終わらないようにさらに改善しながらより一層安全で安心なシステムを構築する重要性を実感しました。

(平成25年11月29日)

 

「進路講演会」を実施しました 2013.11.28 #082

11月28日(木)午後、1年生は進路講演会を行いました。
今回は吉本興業の竹下真一さん(NSC17期生)という方にお話しをしていただきました。
豊中市生まれの自分の青春時代のことや有名な芸人さんとのウラ話などから、仕事や生き方についてのお話でとても楽しくわかりやすい内容でした。

 「めんどくさいことをするのがプロ」
 「芸能人も礼儀正しい人が長く続いている」
など簡単な言葉で重要なメッセージを伝えられていました。
 途中で担任の先生たちや生徒たちへの突然のインタビューもあり、笑いありの楽しく生き生きとした講演会でした。今の自分の生き方や将来の職業選択について考える機会になってくれたと思います。

(平成25年11月28日)

 

「求人票の見方」のワークを実施しました 2013.11.28 #081

11月28日(木)午後、2年生は「求人票の見方」のワークを実施しました。
本校ではキャリア教育の一環として、全員を対象に求人票について詳しく学びます。これはたとえ進学しても、将来は就職するためには知っておくべき内容だからです。なお、本校で勤務しておられる就職のコーディネーターの後藤さんにも教室を巡回してもらい助言もしていただきました。

まずは、担任から求人票の見方のポイントについて説明をうけた後、実際に今年度本校に届いた求人票を見ました。2年生の先生方が見守る中、職種で選んだり、給料を重視したり、中には基本給・有給休暇・賞与などを精査、チェックしている生徒もいました。3年生に届いた「本物」での実習ということで、生徒たちの目は真剣。自分の将来を考える貴重な時間となりました。

(平成25年11月28日)

 

3年生卒業講座「セクハラ&DVについて考えよう」 2013.11.28 #080

11月28日(木)午後、3年生は、シリーズ卒業講座の『セクシャル・ハラスメント&ドメスティック・バイオレンスについて考えよう』を行いました。

卒業してさらに役立つ知識を学ぶ3年生の卒業講座。今回は、専門家をお招きしてセクハラ、DVについて考えました。講師は、法律家の立場でこの問題に取り組んでこられた小牧美江司法書士。この問題で数々の法律相談に応じてこられました。セクハラやDVは自分とは関係ない問題ではなく、非常に身近な問題であることを強調されていました。小牧さんは、被害の実態や被害者の声をリアルに紹介しながら、自分がたとえ「そんなつもりはなかった」としても、感じ方には人それぞれ違いがあって、その違いをきちんと理解して発言したり行動することの大切さ、そしてそういう被害に遭ったときは、悩まずに相談することの大切さを力説されました。
2時間のお話でしたが、生徒たちは熱心に聞き、感想文では
「セクハラとかDVとかよくわからなかったけど今日でよくわかった」
「(そういう場面に遭ったら)自分の意志をちゃんともって嫌なら嫌と言えるようになりたい。」
などよい学びになったことがうかがえました。

(平成25年11月28日)

 

公開授業を行いました 2013.11.27 #079

11月27日(水)、中高連絡の一環として中学校の先生方を対象とした公開授業を行いました。
来年度からの学区撤廃に伴い、今までの学区以外からのオープンスクールの参加者が急増しています。また、中学の先生方から本校の授業見学や説明の依頼もありました。そこで、今回中学校の先生方を対象にした公開授業と学校説明会を実施しました。期末考査期間の忙しい時期にもかかわらず、25名の先生方に来校していただきました。

まずは、水曜6限の通常授業を見学していただきました。期末考査の直前の授業のため、テスト対策プリントを活用して自学自習しているクラスもありましたが、すべての教室を見学していただきました。
1年生では、1クラス2展開の少人数の国語の授業を見て、
「こんなに手厚く教えてもらっているんですね」という声が漏れていました。
2年生の現代社会では、複数の教員が授業に入って指導するチームティーチングを展開。パワーポイントを使った「教育を受ける権利」について、生徒たちが意見を出し合っていました。また、3年生の日本史では、「長篠の戦」の図とタブレッ端末を組み合わせた授業を展開し、大きな歓声が上がっていました。生徒の中には、恩師を見つけてにっこり笑っている姿も見られました。

授業見学後は学校説明会です。来校していただいた中学校の先生方にお礼を述べた後は、教頭からスライドを使って本校の取組みを説明しました。
「ゴミ一つないとてもきれいな学校ですね」
「ていねいに生徒1人ひとりを大切にいているのが伝わりました」
「子どもたちが楽しそうに授業に取り組んでいましたね」
という嬉しいお言葉もいただきました。
この企画を通じて、本校の「きれい・ていねい・わかる」という取組みを理解していただき、それぞれの中学校に伝わっていくことを願っています。
なお、今回の催しは関西テレビの取材を受けていました。放映予定等がわかれば、またお知らせします。

(平成25年11月27日)

 

後期生徒会役員認証式を行いました 2013.11.26 #078

11月26日(火)、後期生徒会執行部の会長・副会長・執行委員の5名の認証式を校長室で行いました。

認証式に先立って、11月21日(木)に体育館において後期生徒会役員候補の立会演説会があり、5人が立候補し、全員が信任されました。その際
「お世話になった3年生の卒業式や新しく入ってくる新入生の歓迎を全力でサポートしていきますので、前期に引き続いてですが、よろしくお願いします。」
と会長が気持ちを込めて語っていました。
認証状を一人ひとりに手渡し、「皆さんの活躍に期待します。また、すばらしい学校作りにも協力してください。」と声を掛けました。
5人の役員からは
「生徒会執行部が企画主催する行事をしたい」
という意見が出ました。行事の具体的な案もあがり、学校を盛り上げたいという熱意が感じられました。

(平成25年11月26日)

 

 

本校の秋、紅葉が深まりました  2013.11.25 #077

11月25日(月)朝の校内の様子です。
桜などの紅葉がとても美しくなりました。今年は急に寒くなったせいか色づきが鮮やかです。
夏のあいだ精一杯働いた葉っぱが最後の輝きを見せてくれます。木々たちは次の春の準備をするためにこの寒い冬に力をためてゆきます。

(平成25年11月25日)

 

チューリップ球根植え付け作業を始めました  2013.11.22 #076

11月22日(金)放課後、本校では恒例になっているチューリップ球根植え付け作業が始まりました。春、沢山のチューリップで新入生を迎えるための準備です。
 場所は校舎本館と体育館との間にある煉瓦造りの大きな花壇です。この花壇にはシンボルのような大きなソテツ3本がありますが、その周囲に毎年チューリップを咲かせています。
この日は環境委員会を中心とした教員の有志とエコ・コミュニケーション部の生徒、合わせて20人近い生徒で作業を行いました。それまで植わっていたケイトウ等の茎を抜き取り、耕うん機やクワでしっかりと耕しました。参加者全員で力をあわせ汗びっしょりになりました。
 次週の2年生の授業で球根の植栽を行います。来春には合計2500球ものチューリップが花を咲かせ、新入生を迎えます。

(平成25年11月22日)

 

ケータイ情報モラル講座  2013.11.21 #075

11月21日(木)、1年生の総学の時間を利用して「情報モラル −知らないでは済まされない、ケータイのこと−」のテーマで本校情報科倉田教諭が講演を行いました。

身近なケータイに潜む問題性について、実例を交えながらの話を生徒諸君は熱心に聞いていました。講演後の感想をみても
「ネットの世界が匿名でないことが分かったので気をつけたい。困ったら先生に相談したい。」
など有益であったとの感想ばかりでした。

生徒たちが被害者にはなってほしくありません。また、利便性を優先して、ケータイ情報モラルをないがしろして、加害者にもならずに学校生活を送れることを願っています。

(平成25年11月21日)

 

就労サポート講座  2013.11.21 #074

11月21日(木)、3年生で進路が未決定者を対象に、コネクションズおおさかの高崎所長から就労サポート講座を開きていただきました。
コネクションズおおさかは、現在2万人超の市内の未就労者(34歳以下)の支援事業の一環として、若者サポートステーションの役割を担っています。その高崎所長に来校していただき、まだ進路先を決めかねている生徒に対して、自己の将来の展望を考えさせ、卒業後の就職活動に役立つ情報提供をしていただきました。高崎所長は、自身の転職経験を語りながら、「困った時には、コネクションズに来てください」と温かいメッセージをくださいました。
「いろいろな話を聞けてよかったです。自分にあった仕事を見つけられたらいいなと思った」など
生徒からの感想が聞かれました。

この講座が、本校の進路未決定者の心に響き、3年生の1人でも多くの就労に結びつくことを願っています。

(平成25年11月21日)

 

シリーズ活躍する先輩@−掴んだ教師の道への切符− 2013.11.17 #073

おめでとうございます。坂本達也さん!
23期生の坂本さんが本年度の大阪府教員採用試験(社会科、政治経済)に見事合格されました。

中学校時代は欠席が多く、あまり学校には行っていなかったそうです。 ところが、西淀川高校に入学してから勉強に目覚め、先生になりたいと思い始めました。最初は、体育の先生か、社会の先生か決めかねていました。やがて、目標を「社会科教師」とし、進学費用はアルバイトで稼ぎました。

しかし、現実はそれほど甘くありません。大学を卒業し、本校を始め複数の高校で講師を6年間も続けてこられました。そして、やっと来年からの教師への切符を掴みました。
今も「ぜひ西淀川高校で後輩の担任をしたい」
と言う将来の夢に意欲を燃やしておられます。
なお、来年1月には1年生を対象に実施する「卒業生の話を聞く会」でお話をしていただく予定です。

シリーズ「活躍する先輩」では、卒業後各方面んで活躍されている先輩を紹介していきます。

(平成25年11月17日)

 

西淀川区駅伝大会で完走しました 2013.11.17 #072

11月17日(日)、西淀川区の駅伝大会が開催され、本校から3チームがエントリーし、完走しました。
西淀公園を出発し、大野川緑陰道路を福駅まで往復走る2km強のランニングコースです。西淀川区の区役所、消防署、中学校など45団体の選手が気持ちよく走り抜けました。西田区長も第一走者として走っておられました。優勝は、男女とも中学生チームだったようです。
本校も生徒1チーム、教員1チーム、生徒と教員の混合1チームの3チームが参加しました。走るには暑いほど気温が上がりましたが、5人で1本のタスキを繋ぎつつ全員みごと完走!
「西淀川高校 がんばって」
という沿道からの声援が人の気持ちを鼓舞することを実感できた一日でした。

(平成25年11月17日)

 

第三回オープンスクールを開催しました 2013.11.16 #071

木々の葉が色づき晴れ渡る11月16日(土)、3回目のオープンスクールを開催しました。
今回の参加者は50名を超え、本校への中学生からの関心の高まりを感じました。来年度からの学区撤廃の影響からか、今までの学区以外の中学生も多数来校してくれています。

今回は、まず先日おこなわれた文化祭のダイジェスト版ビデオを上映しました。食い入るような眼差しの中学生が多数いました。次に生徒会執行部の代表者が年間の行事を、スライドを用いて説明してくれました。また、教頭よりスライドを使って本校の概要や入試について説明もしました。

中学生の皆さんには3講座に分かれてもらい、「体験授業」を受けてもらいました。現代社会では、タブレット型端末を用いて西淀川区について調べました。本校のICT活用に驚く中学生も恐る恐るタブレット型端末を手にして、画面を見ていました。

その後、グループで校内を見ていただきました。食堂体験では、生徒1番人気の「唐揚げパン」を試食してもらい、大好評でした。 参加した中学生や保護者からは
「西淀川高校に行きたいと思いました」
「生徒さんがとても素直で、対応も良く気持ちが良かった」
「様々な高校の説明会に参加していますが、西淀川の先生方の対応が温かいと感じました」
という感想をいただきました。
次回のオープンスクールは12月14日(土)です。本校の取組みや活動に興味ある中学生や保護者の方は是非とも参加して下さい。

(平成25年11月16日)

 

小野田先生と阪大生来校 2013.11.15 #070

11月15日、大阪大学の小野田教授と学生さん7名が授業を見学し、授業者を交えた意見交換をおこないました。
6限目の1年生の体育と現代社会、2年生の現代社会の授業、1年生のSHR、下校状況を小野田教授と7名の学生さんに見てもらいました。その後、授業担当者にも参加し、学生さんの素直な感想から鋭い質問を題材にディスカションを展開しました。

「『進級するとこと』『進学すること』が当たり前という自分の常識が崩れ去った」
「寝ている生徒への指導にも、その子の抱えている背景まで考慮している点に驚いた」
「生徒との距離の取り方の難しさを考えさせられた」
「西淀生は苦労しながら、登校して学習するモーチベーションを保っている」

などの意見が学生さんから述べられました。

それに対して小野田教授からは、
「中学校までの『文化』の上ならスクールカーストは成立するかもしれないが、ここにはない」
「教室が『小宇宙』化しているのは、傷つき経験に基づくからである」
などの示唆に富む解説がなされました。
これらの意見を本校の今後の授業力向上に生かせるようにします。

(平成25年11月15日)

 

2年生 調理実習 2013.11.6 #069

調理実習でブリの照り焼きと茶碗蒸しなどを作りました。
2年生では、継続的に調理実習を行っています。年間5回の献立は次の通りです。

     2年生 調理実習 年間メニュー
1回目
 牛丼、酢の物、すまし汁
2回目
 ピザ、ポテトチップス(校内で収穫したジャガイモ)
3回目
 餃子、八宝菜、杏仁豆腐
4回目
 ブリの照り焼き、茶碗蒸し、南瓜の煮物
5回目(予定)
 ロールケーキ

しっかり献立を頭に入れ、準備の取りかかります。手順を忘れたときは壁に張り出した写真レシピを見ます。包丁さばきには、家庭での手伝いの差が出ているようです。出汁は鰹節から取り、南瓜の面取りもしました。味を調えて、出来上がり。
できあがった料理は、いつもお世話になっている担任や副担に試食してもらっていました。教え子に作ってもらった料理に舌鼓を打つ先生たちは幸せそうでした。

(平成25年11月6日)

 

3年生 租税教室 2013.10.31 #068

10月31日(木)西淀川税務署の2人の職員を講師にお招きして、卒業講座の一環とした「租税教室」を実施しました。
「バイトでも税金は引かれています」
という身近な話題から3年生全員に対する「租税教室」は始まりました。福沢諭吉の「税は国民と国との約束」であるという言葉を引用して税金の意義を説明したり、憲法の「納税は義務である」ことの重要性を訴えておられました。タバコ税や酒税の高さに驚きの声が上がっていました。また、集めた税金の使い道の1つとして、高校生1人当たり年間91万7千円もかかっている事実にも驚いていました。

生徒たちが一番興味を示したのは3択クイズでした。
「次のうち、実際にない税金はどれでしょうか。 
 @ポテトチップス税 Aソーセージ税 B脂肪税」
元気よく手を挙げる生徒もいました。ハンガリーではスナック菓子などに課税する@が、デンマークでバター、牛乳、チーズおよび肉類などに課税するBがあり、正解はAだそうです。

卒業までに計画している3年生向けの講座を理解して、さらに成長してよき納税者になってくれることを願っています。

(平成25年10月31日)

 

秋の環境フェスタを開催しました 2013.10.26 #067

10月26日(土)13:00より本校で第12回環境フェスタが開催しました。台風27号の接近で天候が危ぶまれましたが、どこかに「晴れ男」「晴れ女」がいたのでしょうか? 予想より早く通過し、当日は台風一過の爽やかな天気の下で開催することができました。
なじみのメンバーを含め、子どもからお年寄りまでたくさんの方に来場いただきました。
講演を非常に熱心に聞き入る方も多く、この行事が地域の中で定着していることをひしひしと感じました。 今回は前半に講演を中心とした環境の学習、後半は恒例のいも掘りと廃食油キャンドル作りを行いました。前半の講演では、地元(西淀川区大野)在住の「漁師」である北川英一郎さん(大阪市漁業協同組合 組合長)による漁師ならではの大阪の自然のお話をしていただきました。大阪湾での漁の様子を映した映像を交えながらお話は、大阪湾の身近な自然をあらためて感じさせるものでした。漁師の仕事が身近に感じられ、格好いいと思った子どももいたようでした。

今回のフェスタでは当日の運営を生徒たちに任せるという形にしました。司会はもちろん、受付・いもほり・プロジェクターの調整・とっさの対応などユネスコスクールの活動などでいろいろな経験を積み重ねていることの延長で、一歩背伸びした活動に挑戦しました。教員の不安をよそに生徒たちは予想以上にがんばりました。特に1年生は入学時とは一段変わったように見えました。当日はケーブルテレビのBaycomの取材も行われ、来場者や本校生徒のインタビューもなされました。地元ニュースのコーナーで放送予定だそうです。

最後になりましたが、大学生のキャンドル作りのボランティアの方々、緑化の寄付をいただきました大阪西淀ライオンズクラブ様、講演をしていただきました北川英一郎様、どうもありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

(平成25年10月26日)

 

タブレット端末を活用した授業  2013.10.29 #066

1年生男子体育「器械運動」において、タブレット端末を活用した授業を実施しています。

タブレット端末には「撮影した動画が遅れて再生される」アプリを入れてあるので、生徒は数秒前の自分の動きを画面で見ることができます。この日は実技のテストです。2本用意されたマットを「テスト用」と「練習用」と分け、練習用マットにタブレット端末を置きました。1年生体育の授業はティームティーチングで行っているので、先生も「テスト担当」と「練習担当」に分けています。
実際の自分の動画を見ながら指導を受けると生徒の理解度も高まり、どんどんと上達していました。「自分の動きを見せる」ことは自らの気づきを促す効果もあるようです。側転・倒立前転・後転倒立などをしては、走ってビデオの方に近づき、先生の指導を受け、また走ってマットに戻っていく生徒たちの姿がとても印象的でした。

複数教員とICT機器を活かした実技授業は、西淀川ならではの取組みであり、今後も教育効果が期待できます。

(平成25年10月29日)

 

第二回オープンスクールを開催しました 2013.10.26 #065

金木犀の香る10月26日(土)、台風27号の接近を気にしながら、2回目のオープンスクールを開催しました。今回は本校の独自企画「環境フェスタ」との同時企画でした。

今回参加していただいた約50名の中学生や保護者の方にはまず、多数の小学生や近所の方々が来校している「環境フェスタ」に参加。漁師の北村さんの講演を聞いた後に、廃油を利用したキャンドル作りにも挑戦してもらい、本校の環境学習について体験をしてもらいました。その後、グループで校内を見ていただきました。広い体育館ときれいな校舎には驚いていた様子でした。
次に、教頭よりスライドを使って本校の概要を説明しました。「きれい・わかる・ていねい」という西淀川高校の特徴を理解していただけたようです。
なお、お土産として自分で作ったキャンドル、本校で取れたサツマイモと菜の花の種を持って帰っていただきました。

参加した中学生からは
「ここに入学したいという気持ちがより一層強まりました」
「環境のことがよくわかった」
という感想をいただきました。
次回のオープンスクールは11月16日(土)です。本校の生徒会活動や体験授業の企画を予定しています。本校の取組みや本校生徒の活き活きと活動する姿を見ていただけると思います。皆さん、是非本校にお越し下さい。

(平成25年10月26日)

 

教員研修「性的被害と加害」を開催しました 2013.10.21 #064

10月21日(月)本校において、「性的被害と加害の背景にあるもの 〜セクシャル・ヘルスの観点から〜」というテーマで、大阪大学大学院人間科学研究科准教授の野坂祐子先生を講師にお招きし、人権委員会と教育相談・支援委員会の共催で研修会を実施しました。
 @問題となる性行動とは
 A性を健康の観点(セクシャル・ヘルス)から捉える
 B性被害による影響
 C性的問題行動に関連する主な要因
 D性被害―性加害への支援のポイント
についてお話しいただきました。加害者の背景には虐待やいじめ被害などの問題があることが多く、性被害者だけではなく加害者への支援も大切だということでした。また学校において、性暴力あるいはその影響に関する説明をするなど「心理教育」が重要であるというお話でした。

研修後の教員からは
「今後生徒と向き合っていく際のヒントになりました」
「生徒指導に活かせるお話でした。特に思考の誤りをうまく正すスキルを我々は身につけることが大切だと思いました」
などの感想が出ていました。学校における性に関する心理教育や知識教育の重要性を改めて考えさせられる機会となりました。

(平成25年10月21日)

 

ようやく秋です 2013.10.15 #063

「萩(ハギ)・桔梗(キキョウ)
  葛(クズ)・藤袴(フジバカマ)
   女郎花(オミナエシ)
     尾花(オバナ/ススキのこと)・撫子(ナデシコ)
      秋の七草」
と言われています。
「せり なずな  ごぎょう はこべら  ほとけのざ  すずな すずしろ  春の七草」
は七草粥と結びつき、大変有名です。一方秋の七草は、食することなく鑑賞する秋の花々です。実は校内にも萩の白花が咲き、花を付けたしなやかな枝が秋風に揺れています。
また、少し横を見ると南国風のフェニックスの下には、秋の代表選手のコスモスも咲いています。校内には、よく目にする「赤・ピンク・白」のオオハルシャギク以外にも黄色のキバナコスモスも多数植えられています。
「花と緑の西淀川高校」から、少し遅い秋のお知らせでした。

(平成25年10月15日)

 

「模擬裁判」の授業を行いました  2013.10.4 #062

2年生の「現代社会」の授業において、法教育の一環として「模擬裁判」の授業を今年も実施しました。
9月に入ってから6名の弁護士の方に来ていただき、各クラス2回の事前授業をお願いしました。そして、各クラスで「淀川書店強盗致傷事件」を題材に生徒たちが検察官、弁護人、裁判官などの役になって「模擬裁判」を行いました。

社会科教室に模擬法廷を設置し、生徒たちは緊張しながらも、大きな声で担当する役に真剣に取り組み、演じました。演技では被告人と検察官のやり取りに緊張感があり、弁護人の「異議あり!」の一言には熱がこもっていました。黒の法服をまとった裁判長は上手く裁判の流れを仕切っていました。模擬裁判後の評議では、普段おとなしい生徒の発言もあり、大いに盛り上がりました。

最後に裁判長が「無罪」と言い渡し瞬間、有罪だと思っていた被告人の顔が晴れやかになりました。

本番さながらの模擬裁判を通して、生徒にとっては裁判制度を学ぶ貴重な時間となりました。お忙しい中、協力していただいた弁護士の皆さま、ありがとうございました。

  事前授業                             模擬裁判:法服の裁判官
  模擬裁判:被告人の証言                   模擬裁判:検察官の尋問

(平成25年10月4日)

 

秋の校外学習 2013.9.27 #061

9月27日(金)、学年毎に秋の校外学習を実施しました。

1年生はキャリア教育の一環として工場見学を通して職業観や就労観を養うことを目的に2つの工場を訪問しました。1つ目のエフピコ愛パック(株)は、障がい者の安定した職場の確保と社会参加を基本に、障がい者と健常者が互いに助け合って働いている工場です。普段手にするパッケージやトレイが作られる様子を見学したり、実際の作業を体験させてもらいました。鳴尾浜臨海公園で昼食後、2つ目の朝日新聞阪神工場(株)朝日プリンテックに移動して、新聞作成過程を見学しました。お土産に各クラスの訪問記念新聞をいただきました。

2年生は台風18号の被害のあった嵐山を訪れました。修学旅行を視野に入れて集団行動の規律を守る姿勢を身につけるために、班別行動でチェックポイントを時間内に回りました。濁流に襲われた渡月橋を渡りながら、災害保全か景観重視なのかを話をしている生徒もいました。またチェックポイントの「清涼寺」と「トロッコ嵯峨野駅」を通過しながら、少し秋を感じたようです。

3年生は恒例になっているユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に出掛けました。この学年の校外行事は雨が多かったのですが、最後に晴天に恵まれ、生徒の晴れやかな表情を見ることができました。大いにアトラクションを楽しみ、同級生との親睦を深めたようです。「時間が足りない」と多くの生徒が点呼後の残留を申し出、夕方までUSJを楽しんでいました。

1年生:工場見学
2年生:嵐山
3年生:USJ

(平成25年9月27日)

 

養護教諭による「保健」の授業を行いました 2013.9.30 #060

いつもは保健室にいる養護教諭が、1年生の全クラスで「保健」の授業を行いました。
保健室に日々来室する生徒の中には「性」に関する悩みや相談で来る生徒も少なくありません。こうした現状から、「性」についてもきちんとした知識を持ってもらう必要性があります。そこで養護教諭の専門性を活かし「性感染症を正しく知る」というテーマで授業を行うことにしました。生徒たちはいつも教えてもらっている保健体育の先生とは違うことから興味を持って授業に参加し、質問も飛び交っていました。授業が終わってから「次はいつ来るの?」と保健室に聞きに来る生徒もいました。また、他校の養護教諭も授業見学に来られていました。

なお、生徒たちから次のような感想をもらいました。
「とてもわかりやすかった。」
「性行為をする場合はよく考えてしなければならないと思った。もしかしたら、自分の人生を変えてしまうかもしれない。」
「自分の身体は大切にしないといけないと思った。」

(平成25年9月30日)

 

第一回オープンスクールを開催しました 2013.9.28 #059

 9月28日(土)爽やかな秋晴れのもと、本校第1回目のオープンスクールを開催しました。来年度入学者からは学区が撤廃され、今まで本校には来られなかった地域からも受験が可能となります。この行事も昨年度までの「学校説明会」から「オープンスクール」に名称を改め、内容も新たなものに改善しました。果たして何人の方に来ていただけるのだろうと準備にあたる教員と心配していましたが、昨年の第一回目を大きく上回る49名の方においでいただきました。感謝、感謝のひとことです。
 教頭より本校の概要説明のあと、参加者は「数学」と「美術」の2教科に分かれて実際の授業を体験しました。本校で普段から取組んでいる「分かりやすく、やさしく、丁寧な指導」を授業の中で経験してもらいました。事前予約以外の当日参加もあり参加者が多かったため日常的には少人数指導を展開している「数学」は、普段の少人数授業を体験してもらうことはできませんでした。それでも、参加された皆さんは一生懸命に取組み、いずれの授業もアンケートでは非常にご好評をいただきました。
 授業を体験したあとは、グループで学校内を散策、本校で実施している特色のある授業や特徴ある施設を見て歩きしました。広いグラウンドや体育館、大学のゼミ室のような少人数で学ぶ教室がいくつもあることに驚いていました。また、今回はかなり幅広い地域からご参加いただいたので、多くの方が西淀川高校から見える大阪市内の景色は珍しいようでした。(本校からは高さ日本一のビル「あべのハルカス」やUSJの施設、大阪ドーム、また六甲山系まで見渡せます。淀川や大阪湾も近く、隣には大阪市でただ一つの漁港「福港」もあります。)
 最後に希望者対象に「個別相談会」を行いました。本校教職員と熱心にお話をされておられました。「おもてなし」の気持ちから、ご参加いただいた皆さんには気持ちばかりのプレゼントもお渡しし、帰ってから西淀川高校を思い出していただけるようにしました。
 次回の本校オープンスクールは10月26日(土)です。本校の環境行事である「第12回環境フェスタ」と連動した企画を予定しています。本校の取組みや本校生徒の活き活きと活動する姿を見ていただけると思います。皆さん、是非本校にお越し下さい。

(平成25年9月28日)

 

小さい秋を見つけました 2013.9.26 #058

「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉通り、西淀川高校にも小さい秋が訪れています。
体育館の横に、少し早めのコスモス(秋桜)が咲いていました。ケイトウ(鶏頭)が咲いている横にまだひっそりと、赤や白やピンクの花が懸命に花びらを開かせています。花の下を見ると、蟻たちがせっせと働いていました。コスモスの茎にはびっしりとアブラムシが群生しています。家畜であるアブラムシから甘い蜜を収穫しているようです。蟻たちはもう冬支度を始めていたのかもしれません。

また、校舎の横の栗の木には、色づき始めた「いが」が空に向かって背伸びをしています。
「花と緑の西淀川高校」から、小さい秋のお知らせでした。

(平成25年9月25日)

 

教育実習生の研究授業がありました 2013.9.25 #057

9月25日(水)6限目に2年1組で教育実習生による国語の研究授業を行いました。
校内から多数の教員が参観しました。小説「ミラクル」(辻仁成著)を題材に、人物・情景・心情などを小説独特の比喩・暗示・象徴などの表現に即して読み取ることを目標に授業展開しました。パワーポイントを使った授業で、生徒たちの興味と関心を刺激していました。
放課後、国語科を中心に研究協議もおこないました。現代文の授業におけるパワーポイント使用のメリット・デメリットや生徒を引つける授業をおこなう工夫についての考察を深められました。

(平成25年9月25日)

 

恒例の西淀川区民まつりが行われました 2013.9.22 #056

9月二度目の3連休の中日、22日(日)に西淀公園で恒例の西淀川区民まつりが行われました。
本校も7度目の参加。綿あめは例年通り大変な人気。地域の中で徐々に認められてきていることを感じます。
1週間前の3連休はあいにくの台風で各地に大変な被害をもたらしましたが、今回は爽やかな秋晴れの絶好の好天。やや暑いくらいでしたが、多くの人の賑わいでお祭り日和となりました。

本校からは、エコ部の生徒が9名参加。テントの組み立てから店作り・運営・撤収まで大活躍でした。そのせいもあり、綿菓子の店は大盛況。子どもたちの笑顔であふれ、高校生は皆てんてこ舞いでした。来客は100人以上になり、綿菓子機は限界ぎりぎりまでの使用になりました。 地域の方もたくさん挨拶に来られ、生徒たちに声かけをして下さいました。
学校と地域、生徒と地域の方々といい形で温かなふれあいを感じるこの行事は生徒たち・学校・地域の「絆」を結ぶ機会になっています。これからは、生徒たちや教員と地域の方のふれあいの輪がもっと広がることを願います。

(平成25年9月22日)

 

成城高校の「学び直し学習」を見学しました 2013.9.19 #055

9月19日(木)、本校の教員3名が成城高校の公開授業見学会に参加しました。
当日は、マスコミをはじめ公立・私立の高校・中学の先生方や在校生の保護者、塾関係者、中学生・その保護者など約70名も見学に来られていました。昨年の9月よりスタートした「学び直し学習」は、クラスを解体し、習熟度別のグループで、生徒達はオリジナルの算数・数学教材に取組んでいました。週2時間のこの学習の中で実施される小テストの結果で毎回グループ替えがなされるということでした。
この学習の目指すところは、一瞬の眠りも私語も許さず学習に集中させ効率を上げること、また学力に応じてつまずきを見つけ学び直す、あるいは弱点を見直し一層の学力充実を図ることにおかれていました。
本校におきましても「学び直し学習」に取り組んでいるところですので、成城高校の取り組みも参考にし、さらに進めて行きたいと思います。

(平成25年9月19日)

 

奨学金が授与されました 2013.9.18 #054

9月18日、日本教育公務員弘済会から3年生女子1名へ奨学金の授与が行われました。
校長室で公益財団法人 日本教育弘済会大阪支部事業推進部長 青木康二様から、校長・教頭・学年主任・担任が見守る中、直接生徒本人に奨学金を手渡されました。
受け取った生徒は、
「ありがとうございます。将来は小学校の先生になりたいと思っています。その目標が達成できるようこれからも頑張ります」
と、お礼の言葉を述べました。
青木様からは、
「大学に入学後も、自らの目標に向かって努力してください」
との励ましをいただきました。

(平成25年9月18日)

 

3年生 マナー講座 2013.9.17 #053

9月12日(木)お寺の和尚さん前山超愚師を講師にお招きして、3年生を対象に社会人になるための心構えとして「マナー講座」を実施しました。
堺のお寺の和尚さんでもある前山さんにマナー講座を実施してもらいました。マナー講座と言ってもビジネスマナーではなく、対人関係の基本、「心構え」をお聞きするという内容です。前山さんには、心構えの基本として人の呼吸の意味から説き起こされ、ワークショップで腹式呼吸を教わりました。この呼吸法は気持ちを落ち着けるのに効果的です。他にも端然とした立ち居振る舞い(立ち方・座り方)教えていただき、生徒は良い姿勢とはどんな形か実践的に学ぶことができました。折しも就職試験直前で、面接にもとても役立つよい学びとなりました。

(平成25年9月17日)

 

大阪880万人防災訓練 2013.9.5 #052

9月5日(木)午前11時に、以下のような緊急速報メールが送信されました。

「大阪880万人訓練」の訓練通報です。実行委員会を代表して大阪府より発信しています。DISASTER DRILL  実際の災害時には、身の安全を確保し、適切な情報に基づき近隣の指定避難所などに避難してください。(大阪府)」

これを機会に本校でも、2回目(1回目は6/20実施)の避難訓練を実施しました。普段は持ち込んでいけない携帯電話やスマートフォンを所持して、3限目の授業を受けました。今回は、授業の途中で災害が起こったという想定のもと、各教科担当者が避難場所の体育館に生徒を誘導しました。なお、緊急速報メールを受信できなかった生徒もいました。
森保健部長から
「災害時は、ケータイがつながらないこともある。だから、家の人とどこで待ち合わせをするか、きちんと決めておいてください」というアドバイスもありました。

(平成25年9月5日)

 

虹の架かる西淀川高校 2013.9.4 #051

9月4日(水)、朝方は晴れ、しかし、午後からは台風17号(温帯低気圧になりました)の影響もあり、嵐のような雨となりました。生徒たちは雨空を恨めしそうに見ながら、下校していきました。

雨が止み、午後6時前、東の空に虹が架かりました。早速先生方と屋上に上がり、半円状の虹を堪能しました。「赤橙黄緑青藍紫」と確認している間に、虹は段々と薄くなっていってしいました。その後は夕焼け空に豹変しました。
この夏を象徴するような一日でした。

(平成25年9月4日)

 

第2学期の始業式を行いました 2013.9.2 #050

9月2日、残暑厳しい中、体育館で2学期の始業式を行いました。校歌を全員で斉唱、校長の話、表彰伝達、生徒会代表から文化祭についてのアピール、保健部長からの連絡、生徒指導部長からの注意と続きましたが、落ち着いた始業式でした。
表彰では、第65回大阪府高等学校美術・工芸展で奨励賞を受けた3年生の集合作品の代表者に表彰伝達するとともに、パソコン検定3級に合格した5名(2年2名、3年3名)、準2級に合格した3名(2年2名、3年1名)に合格証書を手渡し、生徒と教職員の皆で大きな拍手を贈り、その努力を称えました。
私からは、以下のような話をしました。


おはようございます。
今年の夏は今までにない暑い夏でした。熱中症など暑さによる被害も数多くありましたが、暑さによって発生する「ゲリラ豪雨」とか「これまでに経験のない大雨」に警戒するように気象庁は「特別警報」というルールを急遽つくるなど、今年の暑さが尋常でないことを示しています。暑い日が続きましたが、皆さんは元気で過ごしたでしょうか。まだまだ、残暑ということで暑い日が続きますが、自分で自分自身の体を守るよう気をつけて過ごしてもらいたいと思います。
さあ、2学期が始まります。

3年生は、卒業後の進路を決定していく大切な2学期になります。就職を希望する人は、9月16日(実質は17日)から採用試験が始まります。また、進学を希望する人は、推薦入試が近づいています。まさに正念場、皆さん一人ひとりがそれぞれにこれまでの努力を十分に発揮して、各々の希望する進路を実現できるよう祈っています。
2年生は、2学期に文化祭、3学期には修学旅行と大きな行事が続きます。高校生活の中で一番充実した楽しい時期となります。皆さんがいろいろな活動や体験を通して、さらに大きく成長し、次の本校のリーダーとなってくれるよう願っています。
そして、1年生は、高校という組織やルールも少し分かり、高校生活に慣れてきたと思います。2学期になって、気を抜くことなく、文化祭などの行事にも精一杯取組んでください。また、2年生への進級を意識して、日常の学習にも真剣に取組んでほしいと思います。

一年3つの学期の中で、一番長い2学期です。皆さん一人ひとりが自分自身の将来について真剣に考え、目標に向かって邁進する2学期にしてくれるよう願っています。
以上で簡単ですが2学期始業式での私からの話を終ります。

(平成25年9月2日)

 

教育相談研修会を開催しました 2013.8.29 #049

8月28日(水)本校において、「衝動コントロールに課題のある生徒への対応」という表題で教育相談研修会を開催しました。
多動であったり、衝動コントロールを抑えられずすぐに興奮してしまう生徒が多くなり、そのような生徒の中には発達課題の問題があるとも言われています。そこで、今回は思春期青年期の精神保健、学校精神保健がご専門の大久保クリニック院長の大久保圭策氏を招き、「衝動コントロールに課題のある生徒への対応」〜怒りと攻撃性を中心に〜 というタイトルで研修会を開きました。
この研修内容を本校の教育相談支援委員会から広くに府下の先生方にお知らせしたところ、地元の小学校・中学校や府立の高校・支援学校等の先生方が80人以上も参加してくださいました。

発達障がいの生物学的規定に始まり、「衝動とは 行動の抑制困難 and/or 報酬の遅延の嫌悪」という内容になり、様々な例も挙げられました。そして「怒りは、役割期待のズレで起こる」ことを説明され、対応方法として「大人の側の怒り」をどうコントロールするかが問題であるとも言われました。

「怒りの構造がよくわかり、これまでの指導を見直す必要があると感じました。生徒の怒りのコントロールを指導方法によってある程度できるかなと感じました。貴重な機会の設定に感謝します。」
「我慢させすぎが、悪循環を呼ぶことに気付いた。セルフエスティームをもてるように少しづつ成功体験を持たせたり、適切な関与で状況の悪化を防ぎたい。もっと話が聴きたかった。」

参加者からのいただいた意見です。
この研修が今後の先生方の生徒対応の一助となることを願っています。

(平成25年8月29日)

 

第一地区府立高等学校合同高校説明会に参加しました 2013.8.26 #048

8月24日(土)、池田市民文化会館(アゼリアホール)を会場にて、第一地区の府立高等学校合同説明会が開催されました。

あいにくの雨空でしたが、例年通り800名以上の中学生や保護者が来場されました。
アゼリアホールでの学校紹介は、エコ部の菊地(3年)君と中西(1年)君がパワーポイントを使いながら行ってくれました。200人以上の聴衆の前で堂々と冗談を交えながら行うプレゼンは素晴らしいものでした。
コンベンションルームには参加16校のブースが設置されました。本校のブースでは、人気の新制服をディスプレイし、校長を含む7人で対応しました。中3生や保護者を合わせると40名近く方々が進路相談に来られました。本校で実践しているていねいな学習指導などについて説明しました。また、9月以降毎月予定している「オープンスクール」についても紹介しました。

(平成25年8月26日)

 

西淀川区4中学校合同高校説明会に参加しました 2013.8.23 #047

8月22日午後、西淀川区役所において西淀川区PTA協議会主催の「西淀川区4中学校 合同高校説明会」が開催されました。

会場には公立・私立の高校が40校も集まり、学校別ブースを設けました。本校からは校長をはじめ4名が参加しました。炎天下の中、約300人の西淀川区の4中学生に加え、多数の保護者の方々が会場を訪れ、志望校のブースで進路相談を受けていました。 本校のブースには新制服を展示しました。その効果もあり、20人以上の中学生や保護者の方が来て下さいました。本校の日頃の「わかる」学習指導や「ていねい」な生活指導の様子や、そして生徒たちが活躍する学校行事・活動について説明しました。

9月以降毎月予定している「オープンスクール」に来校いただけるよう、そして本校を受検していただけるように案内しました。

(平成25年8月23日)

 

「制服がリニューアル」パンフレット完成 2013.8.21 #046

新制服を紹介するパンフレットができあがりました。

来年度の新入生から新しい制服に変わります。それをみなさんに知ってもらうために「制服がリニューアル」パンフレットを作成しました。「1日の西淀川高校生活」をコンセプトに、プロデューサー・カメラマン・アシスタント・メークそしてプロのモデルさんが汗まみれなりながら、学校内で撮影をしました。
そして、できあがったのがこのパンフレットです。

実は、この新しい制服は大人気なのです。先日行われた「公立高校進学フェア」でも、
「この制服かわいい」
とマネキンの制服をわざわざ見に来る中学生もいました。

この制服がきっかけになり、中学生が本校を選んでくれればと思っています。

(平成25年8月21日)

 

残暑、お見舞い申し上げます 2013.8.19 #045

平成25年8月 「残暑 お見舞い申し上げます」 
まだまだ暑い日が続きます。
しかし、蝉の鳴き声にも少しずつ変化が感じられます。もうすぐ猛暑の夏が終わります。
そして23日(金)からいよいよ3年生の授業が始まります。

(平成25年8月19日)

 

ユネスコ・国際フォーラム準備セミナーに参加しました 2013.8.18 #044

平成25年8月17日18日の両日、エコ・コミュニケーション部の5名のメンバーが、11月に開催される「ユネスコ世界大会・高校生国際フォーラム」の準備セミナーに参加しました。
大阪、岡山などから27校200人以上の高校生の参加があり、ディスカッション練習や係別準備作業が行われました。今回は全国7地域の代表や数十名の大学生ボランティアも参加していました。本校生だけではなく参加している高校生たちは、指示されなくても自分で考え自発的に行動できるようになっていました。準備セミナーを重ねることによって大きく成長していることは確かです。はじめは恥ずかしそうにしていた本校の生徒たちも、他校の生徒たちとも仲良くなって、積極的にコミュニケーションをとっている姿がとても印象的でした。
翌19日には本校で、セミナーで学んだことや、今後に活かしていきたいことなどについての振り返りを行い、参加できなかった部員も含め、部員全体で報告会を行いました。
(本稿は当日引率した森脇教諭の報告により作成しました)

(平成25年8月18日)

 

65回府高校美術・工芸展に行ってきました 2013.8.11 #043

8月6日から11日、第65回大阪府高等学校美術・工芸展が大阪市立美術館地下展示場の全室を使って開催されました。今年はなかなか時間がとれず、最終日の朝一番に鑑賞させてもらいました。
本校からは美術、工芸の授業選択者の作品を出品、展示されていました。「美術T」の紙粘土でつくった大きな絵の具セットや「美術V」の違った切り出し模様を捜すのが楽しい立体模様など授業で仕上げた個性的な作品が並んでいました。
引き続き、楽しい作品を沢山見せてくれるよう期待しています。

(平成25年8月11日)

 

夏の部活動はきつい 2013.8.9 #042

平成25年の夏の部活動報告
野球部、テニス部、剣道部、バドミントン部、水泳部、ダンス部、軽音楽部、美術部、文芸部、将棋部、茶道部、エコ部など
汗まみれの部活動、友と語り合う部活動、自分の技を磨く部活動、他校生と交流する部活動・・・
この夏の経験は将来の糧になるはずです。熱中症に気をつけて部活動に燃えてください。

(平成25年8月9日)

 

暑中お見舞い申し上げます 2013.8.2 #041

平成25年8月 「暑中お見舞い申し上げます」
真夏も花と緑の西淀川高校です。
お体ご自愛ください。

(平成25年8月2日)

 

MBS VOICEに8/6に登場! 2013.8.2 #040

6月中旬から1ヶ月以上、本校を取材し続けたMBSのVOICEの放映日時が以下の通りに決まりました。乞うご期待!

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8月6日(火) 午後 6:15〜 「VOICE」 ********************************************************
※ただし、当日の出来事に応じて変更の可能性があります。

(平成25年8月2日)

 

佐野高校ユネスコ部来校、交流しました 2013.8.1 #039

8月1日、泉佐野市にある府立佐野高校からユネスコ部の生徒5名を来校し、本校のエココミュニケーション部と廃食油を利用したキャンドルづくりを体験しました。これは、以前から準備活動などで一緒に活動している高校生国際フォーラムの場で、佐野高校から依頼があり、実現したものです。
当日は、西淀川キャンドルナイト実行委員会の大学生6名やあおぞら財団の方も来てくださり、廃食油を使ったキャンドル作りを丁寧に指導してくださいました。生徒たちが大学生の説明をメモに取ったり、写真を撮ったりしている様子が印象的でした。キャンドル作りの後は、両校の代表者や実行委員会の方から、現在取組んでいる活動について、互いに報告しました。本校の1年生は、初めてこのような場で代表として学校やクラブ紹介をすることになり、とても緊張していました。活発に質疑応答や意見交換が行われ、本校の生徒たちも大いに刺激を受けたようです。
最後に校庭に出て、学校いっぱいの花とサツマイモ畑を案内し、エココミュニケーション部の生徒たちが育てた茄子をお土産にお渡して、楽しい交流会を終えました。

(平成25年8月1日)

 

PTA手作り教室をおこないました  2013.7.31 #038

7月31日(水)、本校工芸教室においてPTA主催の「手づくり教室」をおこないました。
今年も会員の皆さんの要望に応え、陶芸・藍抜染め・スイーツデコそしてクラフトバンドのミニボックスにも取組みました。保護者やPTAのOGの皆さん、教員も参加し、時を忘れて作品作りに没頭していました。

仕上がった陶芸作品等は、11月の文化祭で展示される予定です。

(平成25年7月31日)

 

進学フェア2014に1万5千人参加  2013.7.28 #037

7月28日(日)、大阪府教育委員会の主催で全公立高校参加の「大阪府公立高校進学フェア2014」が開催されました。約1万5千人の中学生や保護者が中央区のマイドームおおさかに来場されました。

本校からは校長・教頭をはじめ広報委員会の教員全9名で参加しました。
府教育委員会 和田振興室長の開会のあいさつの後、多数の来場者がすでに来ておられるとのことで予定を10分早めて開会となりました。 ステージでは合唱・ダンスなどのパフォーマンスを披露する学校もありました。各ブースではそれぞれの学校が来場した中学3年生や保護者の方に自校の紹介を行いました。

本校のブースには、来年度から新しくなる制服も展示し、本当に多くの中学生から注目されていました。約150人の中学生や保護者がブースを訪れて、担当者が「きれい・ていねい・わかる」をテーマの学校の取組みや様子を紹介し、いろいろな質問に応えました。9月から始めるオープンスクールへもお誘いをしました。

なお、当日の本校のブースの様子は、テレビ取材を受けていますので、間もなくMBSのVOICEに放映される予定です。

(平成25年7月28日)

 

2年生のインターンシップが終わりました 2013.7.26 #036

毎年夏休みの初めに実施している2年生の「インターンシップ」を今年も実施しました。
在学中に企業などにおいて、自らの専攻や、将来のキャリアに関連 した就業体験を行うことを「インターンシップ」といいます。本校では、2年生を対象に1単位の増単位で「インターンシップ」を行っています。

終業式の日の午後、担当の教員とともにそれぞれ企業・事業所にご挨拶に伺いました。翌週22日(月)〜25日(木)の4日間、実際に各事業所で実習をしました。今年は、税務署・保育所・福祉施設・クリーニング屋・ケーキ屋そしてペットフードショップなど多様な企業・事業所に受けいれていただきました。実習を通じて、仕事の喜びや苦労を体験し、自分の甘い職業観や就労感を感じた生徒ばかりでした。

インターンシップ後の発表会では、ペットが好きなのでペットフードショップを選んだ生徒が
「ペットと触れあえると思っていたのに、商品管理やフン掃除ばかりで、しんどかった・・・。でも、やりがいのある仕事なので、やっぱりペットフードショップに就職したい!」 という発言もありました。

この経験を活かして、来年はそれぞれに希望する就職先に進めることを願っています。
ご協力いただきました各企業・事業所の皆様、本当にありがとうございました。

(平成25年7月26日)

 

200個以上のプランタ  2013.7.25 #035

花と緑の西淀川高校内には色とりどりのプランタが200個以上あります。
先日、エコ部の皆さんが畠中技師の指導を受け、プランタに新しい苗木を移植してくれました。 ただプランタに移植しただけでは、綺麗な花は咲きません。肥料を入れることはもちろん、この時期は特に毎日の「水やり」が大切です。「水遣り3年」という言葉が示すとおり、ただ水をかければいいということではありません。水の量、水やりの時間、そして水の勢いなどを調整します。

エコ部の皆さんは水だけではなく、「綺麗に咲いてや」という思いを込めて水やりをしてくれているようです。

(平成25年7月25日)

 

1学期終業式を行いました 2013.7.19 #034

7月19日、1学期の終業式を行いました。校長からの話の後、生徒会の代表が16日の『夏フェス』のお礼と文化祭のテーマ募集の話をしました。最後に生徒指導部長から夏休みの過ごし方について諸注意がありました。終業式では、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
今日で1学期を終了します。4月8日の始業式で2・3年生の皆さんには「3年生は将来の「夢」を具体的に「かたち」にする一学期であること、2年生は学校の中核であるという自覚を持ち、自分の将来、進路について真剣に考えていって欲しい」とお話ししました。そして午後の入学式において1年生の皆さんにもお話ししましたが、高校生活3年間を全うするために 最低限必要な三つの約束、守るべきこととして、
一つ目「挨拶ができること」
二つ目「時間を守れること」
三つ目「人の話を聴けること」
のお話をしました。
早いもので、もう3ヶ月半の日々が過ぎ去りました。この1学期、皆さん一人ひとり、有意義な時間を過ごせたでしょうか。
そして三つの約束は果たしてくれたでしょうか。

さて、夏休みが始まるにあたって、一つだけ皆さんにお願いをしたいと思います。
それは「この夏休み、約40日の間に、何か一つでよいから、自分でやることを決めて、それをやりきる」経験をしてほしい、ということです。
3年生、卒業後の進路希望に向かって邁進してください。就職する人、希望企業を決める、応募前会社訪問をしてどんな会社かを確認する、そして面接練習、ペーパー試験のある会社はそれに向けての学習。
進学する人、どんな大学・専門学校があるのか、どんな学科を選ぶのか、複数の学校のオープンキャンパスに参加する、目標の学校が決まったら、面接練習、そして論文やペーパー試験の準備。
2年生、インターンシップに参加する人、西淀川高校の代表だという自覚を持って、全力投球で頑張る。
1・2先年生とも「1学期を振り返って」みて、例えば、遅刻や欠席が多かったと思う人は、生活のリズムをつけるために、起きる時間、寝る時間を決めて、毎日その時間を守るようにする。
部活動、アルバイトで頑張る。欠点であったり不調だった教科の一学期分の学習をやり直す。
取り敢えず、自分自身で考えて、「頑張ってみよう」「できそうだ」と思うことを一つ決めて、夏休みの期間中、やりきってください。それは、夏休みが終わったとき、皆さん一人ひとりにとって、「やった」「できた」という達成感、そして自信になって、皆さん自身に残ります。ぜひ、取組んでください。お願いをします。
熱中症や水の事故、交通事故に気をつけるとともに、この後、田伏先生からも夏休みの注意があると思いますが、皆さんにとって良い夏休みとなるよう願っています。
2学期の始業式には、皆さんの元気な顔に会えることを楽しみに、今日の私からのお話とします。

(平成25年7月19日)

 

今年も夏フェス! 2013.7.16 #033

7月16日(火)放課後、生徒会執行部主催で第2回の「夏フェスNY(西淀川)」を開催しました。

インディアカって知っていますか?

日本インディアカ協会公認のインディアカボール(巨大シャトル)を使い、クッションの入った平たいパッドの部分を素手で打つ、バレーボールのような競技です。今年の夏フェスではこのインディアカに挑戦しました。
生徒と先生方を合わせて約30人が参加しました。生徒会執行部が部班分けをして、4チームを作りました。そして、同じチーム内で練習です。このインディアカボールは大きいのですが、手で打っても思ったところには飛んでくれません。練習時間はすぐに終わり、いよいよ試合です。みんな本気モードです。気が付くと、参加者全員汗だくになっていました。
最後まで盛り上がり、学年を超えて生徒間はもちろん、先生たちとも親睦を深め、楽しい時間を過ごしました。

(平成25年7月16日)

 

球技大会を行いました2013.7.16 #032

毎年恒例の球技大会を以下のように行いました。
7月10日(水):  3年生:バレーボール
7月12日(金):  1年生:ドッヂボール
7月16日(火):  2年生:バスケットボール

期末考査後は楽しみにしているクラス対抗の球技大会。競技している選手はもちろん、応援も熱気ムンムンでした。会場の体育館は体温並み!十分な水分補給や休憩をとり、熱中症対策も万全でした。
大きな怪我や事故もなく無事に閉会、クラスの絆が強くなった3日間でした。

3年生
1年生
2年生

(平成25年7月16日)

 

国際フォーラム準備セミナー(岡山)に参加しました 2013.7.14 #031

7月14日(日)、ユネスコスクール「高校生国際フォーラム 第二回準備セミナー2013」が岡山で開催され、本校から生徒4名が参加しました。目的は、前回に続いて「アジア・太平洋10カ国高校生フォーラム in Sakai」の準備作業。
今回は初めて岡山に遠征。早朝6:30に集合し、帰着は20:00。作業と大阪・岡山の移動だけで、びっしり詰まったハードスケジュールでした。
今までは全国の高校生を受け入れる側でしたが、今回はビジター。受け入れられる側を経験することになりました。岡山の高校生はバスの前に全員整列し、拍手で出迎えるなど温かい歓迎ぶりに感激しました。また大阪の各学校の名前が書かれたボードが会場各地に張られていました。受け入れられる側の気持ちに立つことで受け入れることについての学びになりました。
当日のプログラムでは、作業班分けから実質的な班ごとの話し合いに入っていきました。
今年は本番が11月ということで、2学期が始まってからの日程がきつく、急ぐ必要があるのです。
この集いの素晴らしさは、「生徒の力で進める」ということです。マニュアルも一切ない中、上級生や大学生の話を参考に、自力で「考えてゆく」ことを積み上げていくのです。もちろん戸惑う生徒もいるのですが、こうした話し合いを続けていく中で、彼ら自身も目に見えるように成長していきます。グループ分けしてすぐに話合いを始めましたが、しばらくはみな緊張していたものの、終わりの報告会ではどの班も立派な内容の発表をしており、その変化は感動的なものでした。
(本稿は当日引率した辻首席教諭の報告により作成しました)

(平成25年7月14日)

 

マスコミに注目をあびています!2013.7.12 #030

5月には、「定員割れ 逆境で奮闘する先生たち」という見出しで、本校のていねいな授業と自転車での中学校訪問について産経新聞で取り上げてもらいました。
そして5月28日、知事と教育長視察の際は、新聞やテレビのメディアが13社来校し、本校のたくましい生徒や授業の様子を発信していただきました。
また6月中旬からはNHKとMBSの2社から何日かに渡って取材を受けています。カメラは本校の特徴を次々と追って行きました。

●「きれいな」学校
200個以上プランターの花と緑に囲まれ、日々の清掃活動、生徒たちによる水遣り

●「わかる」授業
少人数授業、ティーム・ティーチング、あるいはドリル(本校独自のN−TAG)の反復学習

●「ていねい」な対応
生徒1人ひとりのかかえている課題に応じて、担任を中心に保健室やスクールカウンセラーなどが協力する体制

●中学校訪問
4月から訪問開始、学区全廃を見据えた自転車での訪問

●制服のリニューアル
生徒が選んだデザイン、洗濯機洗いが可能で安価な新制服
などなど・・・・・    40分のテープが10数本にもなる長期の撮影となっています。

放映予定は以下の通りです。
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 NHK:7月19日(金) 午後 7:30〜 7:55 「かんさい熱視線」   
 MBS:7月末〜8月放映予定 午後 6:15〜 「VOICE」       
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また、読売新聞と毎日新聞からも取材を受けています。掲載日は未定です。
マスコミからの注目は、本校の地道な学びへの取組みや先生方の日々の努力が認められた成果だと嬉しく思っています。

(平成25年7月12日)

 

裁判傍聴に行ってきました 2013.7.9 #029

7月9日(火)午後、2年生26人が大阪地方裁判所(大阪市北区)で裁判傍聴をしました。

毎年2年生は発展現代社会の授業で「模擬裁判」に取り組んでいます。現役の弁護士さんを講師に生徒たちがロールプレイで裁判を演じつつ、法の支配の原理や裁判のしくみをリアルに学びます。
その事前学習として裁判傍聴に出かけました。午前中授業後、12時30分に大阪地方裁判所前集合。大法廷で裁判所の担当者から裁判の仕組みや傍聴の心得についてレクチャーを受けました。

裁判所内はすべて撮影や録音等は禁止なのですが、この大法廷内だけ特別に写真撮影が許可され、また普段は入れない法廷内にも立ち入りが許されます。お話の後、生徒たちは裁判官・裁判員席や検事席、弁護人席に座ったり、証言台に立ったりとめったできない経験をしていました。

さて、大法廷でのレクチャーの後、3班に分かれて実際の裁判を傍聴しました。手錠をされた被告人が廷吏に伴われて法廷に入ります。傍聴席には親族などの関係者。裁判官が入廷して起立礼の後、淡々と裁判が進んでいきます。およそ1時間半から2時間の間に、「覚せい剤取り締まり法違反」「道路交通法違反(飲酒運転)」「窃盗」「傷害」などの事件で、冒頭手続き・審理・判決など次々と展開されていました。生徒たちは興味津々の様子でじっと成り行きを見守っていました。

「おもしろかった。」「言葉が難しかった。」という感想を言う生徒や、
「あの場面では何を言ってたの?」など引率の教員に質問する生徒もいました。よい学びができたと思います。

(平成25年7月9日)

 

出前授業が始まりました 2013.7.5 #028

7月5日(金)午後、本年度1回目の出前授業「小論文」が始まりました。

市立新北野中学が主催する「2013年度 WORKワク・ハイスクール」に参加し、「小論文」の出前授業を行いました。中3生は5校の私立高校と公立である本校が用意した9講座に分かれて、高校の先生からの授業を体験しました。

小論文は、公立の前期試験の科目でもあることから、中3生には非常に関心の高いものです。「小論文」を第一希望に選んだ22人は、本校の国語教員からわかりやすい説明を受け、熱心に小論文に取り組んでいました。具体的には、小論文と作文の違いの説明を聞き、本年度の前期小論文のテーマ「高校生活を通して学びたいこと」について400字で書くことにチャレンジしました。
「4段落にまとめること」「自分の経験を書き入れること」などのポイントを頭に入れて、中3生は、原稿用紙に立ち向かいました。書くのに戸惑っていた中3生も、国語教員のアドバイスを聞き、ほぼ400字を書き上げました。
回収した原稿用紙は、国語教員から添削を加え、後日本人に返却するようにします。
新北野中学の中3生のみなさん、お疲れ様でした。

今後、本校の地元中学を中心に出前授業を展開していくつもりです。

(平成25年7月5日)

 

出来島小学校夕涼み会に参加しました 2013.7.6 #027

 7月6日(土)本校近くの市立出来島小学校でPTA主催の夕涼み会が行われ、本校からエコ・コミュニケーション部(9名)が参加しました。
今回は、恒例の廃食油回収とともにエコ工作を行いました。エコ工作は牛乳パックを使った竹トンボならぬ「紙トンボ」。意外に簡単にでき、よく飛ぶので、子どもたちは大喜び。「紙トンボ」コーナーの行列は最後まで途切れることがありませんでした。本校生徒も汗をかきながら、子どもたちに懸命に教えていました。
最初はうまく飛ばないものもありましたが、羽の折り方の角度を調整したり、飛ばし方を工夫することで、空中高く飛び上がり子どもたちは笑顔で歓声をあげていました。
幼児や小学生との貴重な交流の場となりました。

(平成25年7月6日)

 

PTA社会見学会に行ってきました 2013.6.29 #026

6月29日(土)、PTA主催の社会見学会で大塚国際美術館を見学しました。
梅雨の間の晴れ間の絶好の1日、PTA保護者・教職員、後援会・淀和会の皆さん29名が参加されました。

バスは明石大橋を通過し、淡路島を抜け、鳴門の「渦潮」を眼下に見ながら鳴門大橋を渡り、海辺のルネッサン スリゾート ナルトに到着しました。実は神戸付近で交通渋滞に遭い、予定していた福良港津波防災ステーションの見学を取りやめて、急遽食事となりました。海を見ながらの海の幸を中心にしたバイキングに、皆お腹が満たされました。
「大塚国際美術館」は、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製した世界初の「陶板名画美術館」です。日本に居ながらにして「モナリザ」「最後の晩餐」「ゲルニカ」などの世界の名作を鑑賞することができます。
約1時間のベストテン紹介ツアーに参加する人、自分のお気に入りに一目散に向かう人、名作にカメラを向ける人、美術館を後にするときには、皆心が満たされていました。因みに来館者の一番人気は、やはりダビンチの「モナリザ」、2位はゴッホの「ヒマワリ」、そして3位はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だそうです。
帰路の淡路ハイウェイオアシスでお土産を買うときには、参加者も皆打ち解け、大いに親睦がはかれました。お天気にも恵まれ、文化的な1日を過ごすことが出来ました。お疲れ様でした。

(平成25年6月29日)

 

アジサイが生き生きと咲いています 2013.6.27 #025

「うつろい」「移り気」 
これはアジサイの花言葉です。

今、赤紫から青紫のアジサイが生徒たちの登校を出迎えています。
生徒たちもジトジトした梅雨が苦手です。こんなうっとおしい季節には、ちょっと窓を開けて、外を見てください。 木々の緑は深まり、アジサイの大きな花がこちらを見てくれています。花言葉にならって、気分転換もいいかもしれません。

(平成25年6月27日)

 

1年生で性感染症講演会がありました 2013.6.24 #024

6月24日(月)5・6限、1年生全員に「自分を大切に〜HIV/AIDS/性感染症」というテーマで講演をしていただきました。講師は福田診療所院長の福田弥一郎先生。

「六本木の十代の8割以上が性感染症!」は衝撃的でした。特に、クラミジアがどれだけ広がっているかをスライド使って語られました。全国的に見ても、クラミジア感染は十代に多く、特に女子の2割程度が感染しているデータを示されました。しかも、ほとんどが自覚症状なしなので、ますます感染が増加している危険な状況です。福田先生の診療所には、クラミジアに感染しても放置しておいたため、内臓まで感染し、手術をしなければならなかった悲しい女性もいたそうです。
次にエイズについて、その原因であるHIVや症状、そして治療法を説明してくださいました。1人のエイズの治療費がなんと「1億円」と言われ時は生徒たちもびっくりしていました。

最後に、「性感染症にかかってほしくない」という思いから、コンドームの使用について熱く語ってくださいました。

(平成25年6月24日)

 

PTA 1ブロック協議会に参加しました 2013.6.15 #023

6月15日(土)午後、豊中のホテルアイボリーにおいて大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会が開催されました。本校からはPTA役員の方々など5名が出席しました。
講演会では大阪樟蔭女子大学学長の徳永正直先生から「道徳教育を考える 〜教育の覚醒作用について〜」をテーマにお話をうかがいました。今大きな問題になっている「体罰」について定義や判例について丁寧に説明していただきました。その上で、教育的な意味を持つ「罰」には、罰を心に刻むことや新しい価値観の形成につながる「覚醒作用」が伴う必要性を唱えられていました。

「各校PTA2分間アピール」では、小田原会長から「社会見学会」「文化祭」などのPTA活動を紹介しました。また、環境教育に力点を置いている本校ならではの「廃食油キャンドル」を各校PTAの方々にプレゼントしました。PTA役員お手製のアロマの香り入りキャンドルは、他校の皆さん方に大好評でした。

(平成25年6月15日)

 

阪本先生(兵庫ダルク)のお話を聴きました2013.6.13 #022

6月13日(木)午後、体育館において3学年対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。今回は「薬物問題の今 〜経験者の立場から〜 」として兵庫ダルク(薬物依存症専門のリハビリテーションセンター)施設長の阪本高司氏に講演をいただきました。
薬物使用によって、自分の夢がかなえられなくなること。一度はやめたはずの薬物にまた手を染めてしまう実態などを語っていただきました。「たった30分のために、あと2週間は地獄の苦しみ」という言葉に薬物依存の恐ろしさが込められていました。
 「薬物の怖さがわかった」
 「話の内容が、思っていたよりも深かった」
 「薬物を勧められても、NO!と言える勇気をつけようと思いました」
などという講演後の生徒たちの感想でした。

(平成25年6月13日)

 

ユネスコスクール国際フォーラム準備セミナーに参加しました 2013.6.9 #021

6月9日(日)大阪府立大学「i-siteなんば」において、ユネスコスクール「高校生国際フォーラム準備セミナー2013」が行われ、本校からは生徒7名が参加しました。11月1日(金)〜4日(月)の4日間にわたって行われる「アジア・太平洋10カ国高校生フォーラム in Sakai」の準備作業を行うものです。
 今回は「第1回目」。大阪だけでなく、岡山の高校生も交えての初の会合。最初に大阪府立大学の伊井直比呂准教授から今回の会議の意味と目標について説明があり、参加者全員の意識を一つにしました。
 前回5月12日の大阪だけでの準備セミナーで出会った顔もあり、本校の生徒を含み互いに挨拶や会話をかわす姿が見られ、絆が育まれているようでした。
 各校の生徒による学校紹介のあと、午後からは本フォーラムの意義を確認し共有するためのワークショップを行いました。中でも「あいこじゃんけん」は参加者の印象に残りました。フィリピンのユネスコスクールに教えてもらったもので、「あいこにする」じゃんけんです。普通のじゃんけんが上下対立的な勝ち負けを求めるものであるのに対して、水平的な対等の関係を求めるものです。生徒の感想も「勝ってうれしい、負けて悔しい」というのではなくて、あいこになると「お互いがうれしい」となり、ハイタッチや自己紹介まで始まったペアもありました。対立ではなく、お互いに分け合うことの「心地よさ」を実感したようです。
 このほか、日ごろの感謝の気持ちを呼び起こす「感謝50連発」などいろいろなワークショップを行い、半日でしたがしっかりとお互いの気持ちをつなぐ機会になりました。
 初めて集まった会でしたが、昨年からの経験の蓄積は確実に残っています。本校の生徒も含めて、参加するごとにさまざまなスキルに加え、お互いの絆が着実に強まっていることを実感しました。

(平成25年6月9日)

 

第36回体育大会を行いました 2013.6.7 #020

6月7日(金)、今年の入梅は例年より1週間も早かったのに、雨の降ることは少なく、この日の恵まれた天候のもと、体育大会を開催することができました。熱中症を心配しながらの1日でした。今年も昨年に続き各学年にまたがる3団編成を行い、団対抗戦となりました。
応援に来ていただいた100名を超える保護者・卒業生などの皆さん、そして毎年来てくれる出来島保育所の子どもたちに、生徒たちが競技や応援に全力でそして真剣に取り組む姿は、感動的に映ったことと思います。
生徒会執行部や先生方の周到な準備・進行のおかげで順調にプログラムは進行し、予定より早く閉会式を迎えることができました。大きな怪我や熱中症などもなく無事に終えることができ、何よりでした。準備・片づけに頑張ってくれた多くの生徒の皆さんに感謝しています。

(平成25年6月7日)

 

保育所実習しました2013.6.5 #019

家庭総合では、本年度から子どもとの交流体験実習として「保育園実習」に取り組んでいます。そこで、第一弾として2年1組がご近所の「出来島保育園」で実習させてもらいました。
「勇気100%」を3〜5歳児40人の園児たちと歌い、生徒たちが自己紹介をしました。まだ、お互いに少し緊張していました。「忍者体操」で体を動かし、泥だんごを作り始めると、お互いの距離感は一気に縮まりました。一緒に土をこね、だんごを握り、擦りながらピカピカに仕上げる頃には、園児たちも生徒たちも泥だんごに負けないくらいに光輝いていました。

あっという間の2時間の実習でした。園長先生を始め、出来島保育園の先生方、ありがとうございました。他のクラスもおじゃましますのでよろしくお願いいたます。 「今度は高校においでや」と体育大会に招待している生徒たちでした。

(平成25年6月5日)

 

北淀高校を10人の先生方が訪問しました 2013.5.30 #018

5月30日(木)、本校の先生方10人が北淀高校を訪問しました。
まずは、校門で北淀生の登校状況を「挨拶」を交えながら見学しました。「おはようございます」の爽やかな声が響いていました。
次に教頭先生から校内案内と学校説明をしていただきました。外からもオープンなフェンス塀の中に木々に囲まれた51年目の伝統校らしい校舎がある素晴らしい教育環境です。また、担任室や立ち番制などの「北淀システム」について教えていただきました。
北淀高校では授業の開始チャイムの前には校歌のメロディーが流れます。そのメロディーが流れると、生徒たちは話をやめ教室に入り、チャイムと共に自然と授業が開始されていました。
北淀高校独自の「教養プロジェクト」について説明を受けてから、授業見学しました。3人の先生方がチームティーチングで授業展開をしておられます。学習内容は、国数理社英の5教科の中で、当日は理科でした。生徒たちは、まずは独自の4級プリントから自学自習で問いに答えます。プリントができれば挙手し、スタンプを押してもらい、次の級のプリントをもらいます。生徒たちは自分に合ったペースで学習し、「できた」という達成感を得ていました。

最後に、北淀高校の生徒指導について説明していただき、両校の生徒指導について協議し、有意義な意見交流会をおこないました。 北淀高校から教えていただいた多くの事柄を今後の西淀川高校の学校運営に生かすように努力していきます。

(平成25年5月30日)

 

松井知事と中原教育長が視察のため来校されました 2013.5.28 #017

5月28日(火)の午後、松井一郎知事と中原教育長が本校視察のため来校されました。
来校された松井知事と中原教育長は、まず食堂に向かわれました。目的は本校生と一緒に昼食を食べることです。「ご飯を食べながら、生徒たちと話をしたい」という教育長の要望でした。知事は自ら、元気な男子生徒の輪に入られ、高校生活について語っておられました。また、教育長は働くことや英語の授業について生徒たちと意見を交わしておられました。

校長室での本校の様子を説明後、本校の特徴である少人数授業を見学されました。5台以上のテレビカメラと数十人の記者を随行した視察に生徒たちも緊張していました。
まず堪能な英語力を生かした中前先生の選択英語(3年生)、次に門谷先生と加賀谷先生の憲法問題についての現代社会(1年生)のTT授業(チームティーチング)、そして山口先生の図形を言葉で表現する国語(1年生)を見学されました。

休み時間もお二人は、本校生と廊下で談笑されていました。「第一印象が大事だから、きちんと敬語を使った方がいい」という知事のお言葉に生徒たちも頷いていました。 首藤先生と前田先生の現代社会(2年生)では、男女共同参画についてTT授業での取組む様子を見学されました。最後に平井先生の数学(2年生)の授業中に、生徒たちが集中してドリルに打ち込む姿を見ていただきました。

知事と教育長からは、「学校が綺麗で、元気な子どもたち」と言っていただきました。また「学び直し教材の活用」についてもお褒めいただきました。

(平成25年5月29日)

 

制服リニューアルの予備審査を行いました 2013.5.23 #016

5月23日(木)、5社からの11タイプの新制服プレゼンテーションの場を持ちました。
本校の伝統と風格を感じる制服デザインの中にも、高校生が着てみたいと思わせる工夫が感じられました。どの制服も家庭で洗濯できることはもちろん、多様な機能をそろえたものばかりでした。プレゼンテーション後、教職員は生地の触感を確認したり、試着してみたりもしました。
今後は最終審査に残る数点を選び、最終プレゼンテーションをおこないます。そして、生徒たちの意見を反映して新デザインを決定します。
5社の皆さま、本校のために安価で素晴らしいデザインをしていただき本当にありがとうございました。

(平成25年5月23日)

 

PTA総会が開催されました 2013.5.22 #015

5月22日午後、平成25年度PTA総会が図書室において開催されました。
昨年度の活動報告と決算報告を承認し、指名委員会の山口委員長から本年度役員案が提案され、小田原新会長ほか新しい役員の方々が決定しました。
本年度の活動計画と予算案が承認され、会議終了後役員一同PTA新聞用に集合写真におさまりました。
また、総会に先立ち新旧役員で食堂での試食会を行いました。毎日、暖かい昼食を生徒たちに提供してくれている食堂の方に「おいしいわ」「毎日ありがとう」と声をかけてくださっていました。

(平成25年5月22日)

 

中高連絡会を開催しました 2013.5.21 #014

1学期中間試験中の5月21日、本校会議室において中高連絡会を開催しました。
お忙しい中、20の中学校の先生方にご出席をいただきました。ありがとうございました。
「行事に積極的に参加する学年」や「制服をリニューアルする」という内容の教頭の挨拶の後、1学年主任より本校の特徴ある教育活動(TT授業など)と本年度入学生の様子を紹介しました。
その後、1年生担任と各中学校の先生方で意見交換を十分におこないました。また、2・3学年主任や首席等との意見交換もおこないました。

(平成25年5月21日)

 

進路実現を示す垂れ幕をお披露目しました 2013.5.20 #013

平成24年度(33期生)の進路実現を示す垂れ幕ができあがりました。そこで、早速校舎の東側にお披露目させてもらいました。
昨年度は、大学・短大・専門学校希望者の全員が合格しました。また、就職希望者の96%に当たる44人が就職を決めることができました。昨今の不況の中、西淀生は大健闘しました。自信を持ってください、西淀生。そこで、これをたたえるために垂れ幕を作りました。
この垂れ幕を見て、在校生が先輩たちに負けないように頑張ろうと思ってくれれば幸いです。

(平成25年5月20日)

 

前期生徒会役員認証式を行いました 2013.5.13 #012

5月13日(月)の昼休み、前期生徒会執行部の会長・副会長・執行委員の6名の認証式を校長室で行いました。
一人ひとりに認証状を手渡し、「前期は、体育大会をはじめとして行事がたくさんあります。役員の皆さんが中心となって、たくさんの仲間と組織づくりをし、内容豊富で印象に残る生徒会活動を展開してください。皆さんの活躍に期待します。また、皆さんの工夫や思いも聞かせてくれると嬉しいです。」と励ましました。
6人の役員からは、顧問の先生たちにいろいろ教えてもらいながら頑張りたい、1年生なので先輩の活躍をしっかり観察して次は自分が中心になるようにする、などなどいろいろな声を聞かせてもらいました。認証式の最後に生徒会顧問の先生方も一緒に写真におさまりました。

(平成25年5月13日)

 

ユネスコスクールの準備セミナーに参加しました 2013.5.12 #011

5月12日(日)、大阪府立大学T−siteなんばにおいて「ユネスコスクール高校生国際フォーラム準備セミナー2013」が行われ、本校から生徒6名が参加しました。
11月1日(金)〜4日(月)の4日間にわたって行われる「アジア・太平洋10カ国高校生フォーラム in Sakai」の準備作業を目的として、今回を含め5回程度の集まりが予定されています。
今回は大阪(一部、京都、神戸、奈良の学校も)の学校を中心に顔合わせと「ユネスコの理念」「この会議の持つ意味」などについて確認しました。昨年度の行事に参加した2・3年生は久しぶりに会ったメンバーと旧交を温めていましたが、主力は1年生。というのも最終目標は2014年度の岡山市で開かれる「世界大会」だからです。世界中から33カ国が集まる非常に大規模な会議となる予定です。昨年の日中韓3カ国会議と今年の10カ国会議といった経験を積んだ大阪と岡山の高校生が集まってホスト役を引き受けます。
高校生の国際会議では、運営まで高校生が直接担当する取組みは珍しいとのこと。日本では一般的にイベント会社が運営や裏方の仕事を引き受けますが、この取組みでは高校生が互いに協力して、苦労しながら「手づくり」で作り上げていきます。この取組みに参加することにより本校の生徒をはじめメンバーの生徒達は共に大きな成長を遂げてくれることと思います。

(平成25年5月12日)

 

前期生徒会役員候補全員が信任されました 2013.5.9 #010

5月9日(木)6限目に、体育館において前期生徒会役員候補の立会演説会がありました。演説会に先駆けて昨年度後期生徒会役員から退任の挨拶がありました。
次に前期の会長候補、副会長候補、執行委員候補の順でそれぞれの候補者が立候補の趣旨や生徒会活動でやりたいことについて全生徒に話しました。
今回の立候補者は、1年生・2年生の6人。珍しく全員男子でした。候補者はそれぞれに緊張していましたが、一人ひとり自らの思いを個々に表現し、和やかな雰囲気の中で大きな拍手を受けていました。この後、各教室に戻り投票があり、全員が信任されました。

(平成25年5月9日)

 

「お金と仕事」を考えるワークショップをしました 2013.5.1 #009

5月1日(水)午後、「コネクションズおおさか」から9名の方においでいただき、3年生のチャレンジタイム(CT)を活用して 「お金と仕事」を考えるワークショップを行いました。
一人暮らしに必要な生活費用や働き方を考えるワークが展開されました。3年生にとっては、卒業後の生活自立を考えるためのわかり易い構成になっていました。
終了後の教室では生徒たちから
「お金かかり過ぎて、一人暮らしってでけへんわ」
「税金や保険って、高すぎるわ」
「正社員・派遣・フリーターってどうでもいいと思っていたけど、長く考えたら全然違うわ」
といった声が聞かれました。

(平成25年5月1日)

 

「春の遠足」に行きました 2013.4.26 #008

4月26日(金)、学年毎に春の遠足に出かけました。
1年生は学校に集合しバスで、神戸ワイナリー(農業公園)へ。現地ではバーベキューを楽しみました。昼からは広場でクラス対抗のドッチボール大会、その後クラス写真を撮影。互いにクラスの仲間として仲良くなったようです。
2年生は須磨海浜水族園へ。水族園に現地集合。大きな水槽で魚を鑑賞したり、直接魚に触ったり。イルカライブショウも楽しみました。適宜昼食をとり、須磨海岸へ。クラス写真を撮ったり、生徒たちで企画したクラス対抗「砂山アート」を楽しみました。
3年生は三宮の生田神社に集合。生田神社から北野エリアを散策、南京町で各自昼食をとりハーバーランドへ、クラス写真も撮りました。長時間の散策でしたが、適宜、仲間同士で座り込んでお喋りしたり、天候にも恵まれたウォーキングの一日でした。

1年生・神戸ワイナリー
2年生・須磨海浜水族園
3年生・神戸散策

(平成25年4月26日)

 

出来島保育所の子どもたちと交流を行いました 2013.4.23 #007

4月23日(火)午後の3年「環境U」の授業において出来島保育所の子どもたちとの交流を行いました。
この日は4才児と5才児の23人が来校、保育所とは違い広々とした体育館前の広場で大きな歓声をあげていました。子どもたちの元気さに最初圧倒されていた本校の生徒でしたが、保育士さんが子どもたちとうまくペアリングをしてくださり、すぐに打ち解け、いつの間にか名前を呼んでお世話をするようになっていました。
 子どもたちはチューリップ花壇に入り込み縦横に走り回っていましたが、チューリップを踏みつけたり、乱暴なことをする子どもは一人もいませんでした。子どもたちなりに「何か大事なもの」がわかっているのでしょう。いつものことですが、園児を迎えた生徒たちが、立派なお兄さん、お姉さんになって子どもたちのお世話を一生懸命にする姿は頼もしく見えました。

(平成25年4月23日)

 

春の環境フェスタを開催しました 2013.4.20 #006

4月20日(土)の午後、本校において「第11回環境フェスタ」を開催しました。
春の環境フェスタは、生徒たちが育てた2500球の満開のチューリップや菜の花、咲き始めた藤やツツジの花が見もの。毎年この花見を楽しみに近所からお越しになる方もあります。17日にも書いたとおり、今年は暖かい日が続いたため菜の花は早くに終わり、チューリップも一部花が開き気味でしたが、何とか今日までもちました。藤棚には藤の花も咲き、ツツジの花も開きました。
当日は、本フェスタ開催の前に環境NPO「あおぞら財団」スタッフが中心となって、地域の子ども達を対象に「タンポポ講座」(本校周辺のタンポポの植生調査)を行いました。
フェスタの前半は「ミニエコ講座」。最初にタンポポ調査の発表などを小学生やガールスカウトの皆さんが行いました、次に本校エコ・コミュニケーション部部員より廃食油回収の意義の説明と協力の呼びかけを行いました。参加している児童に「いらなくなった油を、そこらに捨てるとどうなる?」等と質問し、答えてくれると参加者みんなで拍手、発表する本校生徒が頼もしく見えました。最初から子ども達のどの発表もわかりやすく、立派なものでよい「学びの場」になりました。後半は「チューリップの花見会」を行いました。
うす曇りの天気でしたが、地元の町会やライオンズクラブ、商店会の方、小中学校の先生、区役所の方、幼児、児童、ご家族連れなど87名もの参加者にめぐまれ、子どもたちの歓声が響いていました。今回もエコ部の生徒たちが子どもたちにわたがしを提供し、お越しいただいた方にチューリップを数本ずつお土産に差し上げていました。

(平成25年4月20日)

 

チューリップ満開に 2013.4.17 #005

暖かな気候が続くため、桜に続いて、チューリップも満開を迎えています。
生徒たちが、体育館前の大花壇を中心に校舎周辺にチューリップの球根を植えてくれたのは寒い時期でした。それが一斉に花を開きました。
20日(土)に地域の方々や子どもたちを招いて、このチューリップを愛でる「春の環境フェスタ」を予定しています。多くの方にお越しいただきたいのですが、それまでの風雨で花が落ちてしまわないかと、係の生徒たちは心配しています。

(平成25年4月17日)

 

離任式を行いました 2013.4.9 #004

4月9日午前中、3月末で転出された先生方の離任式を行いました。お忙しいなか2名の先生がご出席くださり、2・3年生に向けてそれぞれに思い出や伝えておきたいことをお話しくださいました。かつて、お二人とも現在の3年生の担任をされていたこともあり、式の後、3年生は体育館に残ってお二人の先生のお話を聞き、別れを惜しみました。

(平成25年4月9日)

 

第36期生入学式を挙行しました 2013.4.8 #003

午後1時から入学式を挙行しました。暖かく、穏やかな風が吹く春の一日となりました。教育委員会、地域の市議会議員や中学校長の方々など多数のご来賓と保護者の皆様にご臨席いただき、爽やかな入学式を実施することができました。
入学式後、担任紹介や生徒会主催のスライド学校紹介を行い、保護者の皆様には各係から高校生活の過ごし方についてお話をしました。

入学式での式辞では、次のような話をしました。

新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

春のさわやかな風がわたる今日、109名の新入生を迎え、第36回 大阪府立西淀川高等学校入学式を挙行できますことは大きな慶びであります。また、本日は公私ご多用にも関わりませず、大阪府教育委員会ご代表をはじめ、大阪市議会議員、地元中学校長、PTA・後援会の方々をはじめご来賓の皆様、並びに多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、この式典に花を添えていただきましたことに感謝申し上げ、高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
西淀川高校では、皆さん「一人ひとりを大切に」した教育活動を展開しています。「豊かな学び」をキーワードに、授業内容が理解しやすいように少人数でクラス編成をしたり、一つの授業に2人の指導者が入ってティームティーチングを行うなどきめ細かく、丁寧な教科指導を行っています。
また、外部から、弁護士、医師、司法書士など数多くの専門家を、講師としてお招きし、皆さんが、社会に出て、一人の社会人として強く生きていけるよう、様々な考え方や、方法を教えていただいています。さらにロングホームルームやいろいろな学校行事・部活動においては、先輩・後輩、そして仲間たちと助け合い、心と力を一つにして絆を強め、ともに目標に向かって頑張ることを学びます。

入学に当たり、高校生活3年間を全うするために最低限必要な三つの約束、守るべきことをお話しておきます。

一つ目は「挨拶ができること」です。 「おはよう」「こんにちは」「さようなら」といった挨拶は人間関係を築く基礎の基礎。大きな声で 挨拶をし合いましょう。皆さんは、毎朝、大きな声で「おはよう」と挨拶をしていますか。一日の出会いの最初に、大きな声で「おはよう」という挨拶を交わすと、お互いに気分がよく、元気な気持ちになります。「おはよう」や「こんにちは」と声をかけ合うことで、知り合いになり、友人になっていきます。学校のあちこちで、「おはよう」「こんにちは」の挨拶の声が飛び交う、そんな明るく元気な学校にしていきましょう。
挨拶がきちんとできる人は、感謝の気持ちを表わす「ありがとう」や、失敗をしたときなどの「すみません」もきちんと言える人です。このような言葉遣いが身についている人は、周囲の人たちからの信頼を得られることは言うまでもありません。

二つ目は「時間を守れること」です。
社会という集団で生活するためには、ルールを守り、互いに信頼し合えるよう、関係づくりをしなければなりません。様々な場面で時間が決められています。学校で言うなら、授業の開始、集会や部活動の集合、などです。
約束の時間を守らずに遅刻すると、他の人を待たせることになり、他の人の貴重な時間を無駄にすることになります。一人がルールを破ることで、大勢の仲間が迷惑するのです。
昨年、ある企業の採用担当の部長さんのお話を聞きました。「欠席や遅刻の多い人は採用しにくい。いつ休まれるだろう、遅刻するだろうと信用できないからだ」とのお話でした。つまり、時間を守ることは、「自分の行動に責任を持ち」「社会的に信頼を得る」ということの一つだということです。

最後、三つ目は「人の話を聴けること」です。
社会で生きていくためには、相手に言葉として伝えていく力とともに、聴く力が必要です。相手が何を考えているのか、何をしようとしているのか、会話の中でしっかりと聴き取ることが大切です。また、お互いの話をしっかりと聴き合う関係をつくることで、互いを認め、思いやりをもって理解し合える人間関係をつくることができます。
皆さん一人ひとりが、西淀川高校での高校生活を通して、豊かな人間性をはぐくみ、立派な大人へと成長してくれることを願ってやみません。

最後に、保護者の皆様、改めまして本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。教職員一同、皆様の大切なお子様を卒業までお預かりし、一人ひとりの成長を支援させていただきます。お子様の順調な成長のためには、本校教職員と保護者の皆様との信頼関係の構築、そして連携が必要となります。高校生活で保護者として心配なこと、不安なことなどがございましたら、まずは担任にご連絡ください。今後、多感な時期を過ごされるお子様の行動には、今まで以上に、注意を払っていただき、保護者の皆様には、もっとも身近な大人の見本として、厳しさと優しさを併せ持ったお子様のご指導をお願いいたします。
学校から発信させていただきます各種の情報にも関心を持っていただき、本校の教育方針にご理解を賜るとともに、ご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
新入生の皆さんの活躍を願い、式辞といたします。

(平成25年4月8日)

 

1学期始業式を行いました 2013.4.8 #002

4月8日、2・3年生が久しぶりに登校し、新しいクラスでのSHR後、体育館で着任式と始業式を行いました。
今日も朝早くから、早朝清掃ボランティアをしてくれている生徒の皆さんが、土曜日日曜日の暴風雨で落ちた大量の落ち葉や桜の花びらの掃き掃除してくれました。感謝しています。

始業式では、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
3月15日の終業式から3週間以上の時間が流れました。春休みは、どのように過ごしたでしょうか。そして、今日こうして元気な顔の2・3年生の皆さんと一緒に始業式を迎えられることを嬉しく思います。
さて、3年生の皆さん、あなた達には挑戦の年になります。今まで考えてきた皆さん一人ひとりの将来の「夢」を具体的に「かたち」にする1年です。2年生では自分自身の進路を考える講座や、後半には 卒業後の進路についての個別面談がありましたね。すでに就職や進学へと目標を決めて情報集めなど動き始めている人もいると思います。これまでに家族や担任の先生をはじめして、いろいろな人たちと自らの進路について話したり、相談してきたと思います。
「夢」を「かたち」に、つまり、しっかりとした目標を定めるためには、もう一度自分自身を見つめ直し、今まで自分はどんな大人になりたいと考えていたか、どんな仕事に就きたいと考えていたか、そして、今、自分は何をしたいのか、何ができるのか、を考えなくてはなりません。
うっとうしいとか、邪魔くさいと言って逃げだすことなく、何よりも自分を大切に考え、粘り強く努力を重ねてください。
皆さんは、一人ひとりが それぞれの可能性を秘めています。自らを信じて、先生方の指導に従い頑張ってくれるように願っています。
次に2年生の皆さん、まずは2年生になったことで高校生活にも慣れ、無事に2年生に進級できて、ホッとしていると思います。気持ちに余裕をもつのはいいのですが、気を抜いてはいけません。高校生として、しっかりと充実した生活を送っているか再確認をしてみてください。夜遊びや遅くまでアルバイトなどをして、朝起きられず、学校に来られない、大幅な遅刻をしてくる、それが原因で授業が分からなくなってしまい、結局は学校をやめてしまう、わたしは、そんな例を今までにいくつか見てきました。そのようなことにならないよう気を引き締めてください。2年生の全員が、3年に進級してくれることを願ってやみません。
今日から1年間、2年生は学校の中核として責任を果たすのは当然ですが、修学旅行などの行事もありますから、十分に楽しみ、充実した時間を過ごして欲しいと思います。

最後に、昨年も何度か言いましたが 、高校生活3年間を全うするために 最低限必要な三つの約束、守るべきことを ここで繰り返して言っておきます。
一つ目は「挨拶ができること」
そして二つ目は「時間を守れること」
最後の三つ目は「人の話を聴けること」
この、三つです。
私も、そしてすべての先生方も、皆さんが成長し、立派な社会人となってくれるよう、できる限り、君たちを応援します。皆さんも、それに応えるよう努めてください。一緒に、頑張りましょう。

(平成25年4月8日)

 

桜、満開に 2013.4.1 #001

新年度の今日、4月1日校内の桜が満開になりました。例年より1週間以上早くなっています。校内の菜の花も満開となり、チューリップの一部も花が開きました。 暖かな春です。 入学式まで、この状態が続くとよいのですが。

(平成25年4月1日)

 

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