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西淀川高等学校 校長 重田 明彦

合格発表 2016.3.18 #127

3月18日(金)午前10時、一般入学者選抜の合格発表を行いました。

桜のつぼみが少しふくらみかてきたうららかな陽射しの中、一般入学者選抜の合格発表を行いました。発表の瞬間に受験票を持った中学生が張り出した発表用紙に駆け寄って来ました。自分の受験番号を確認してニッコリ、そしてスマホで写真撮影。中には保護者とガッツポーズも見られました。

午後から、合格者説明会を開きました。制服の採寸で真新しいブレザーに袖を通すことで「高校生になる」ことの実感できたようです。また、音楽・美術・書道からの芸術選択では、自分の得意や不得意、進路のことなどを保護者と相談していました。購入した教科書を持ち、4月からの高校生活に期待と不安を抱きつつ帰宅していきました。

(平成28年3月18日)

 

第3学期終業式を行いました 2016.3.16 #126

3月16日(水)、三学期の終業式を行いました。私の話の後、生徒会執行部からの連絡、生徒指導部長の春休みの諸注意が続きました。 私からは、以下のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
あの2万人を超える方々が亡くなられ、また、未だに行方不明になっておられる東日本大震災から、先週の11日で5年が経ちました。
5年前、テレビから映し出される、あの巨大地震により発生した大きな津波が、黒々とした濁流となって自動車を、民家を、まさに人々の生活そのものを次々と呑み込みながら、内陸へと進んでいく恐ろしい映像を、私は今でも忘れることがありません。
また、この震災の影響により福島第一原子力発電所において放射能漏れが起こり、多くの方々が故郷を離れなくてはならなくなりました。
あのような地震や津波といった天災は他人ごとではありません。
いつやってくるかはわかりませんが、私たちは常に万が一のその時に、自分だけではなく、家族や仲間の命を守る覚悟と準備をしておかなくてはなりません。
どうか、この機会に、もう一度皆さんにあの東日本大震災を思い起こし、自分自身のこととして考えてみてほしいと思います。

さて、今日ここにいる1年生、2年生の皆さん、進級おめでとう。
皆さん一人ひとりがそれぞれに努力した結果だとうれしく思います。
残念ながらいくつかの教科で単位認定してもらえず、仮進級した皆さんは、7月に追認定のチャンスがありますから、必ず受講して欠点教科をなくすように努めてください。

3月2日に卒業式がありました。皆さんの先輩である36期生が、巣立ってゆきました。みんなそれぞれに新しい進路に向けて歩みだしました。卒業生は大きな声で校歌や卒業の歌であるレミオロメンの「3月9日」を歌い、退場には教職員が「旅立ちの日に」を歌って卒業生を送り出すという感動的な卒業式でした。
私から、式辞では「アンパンマン」の作者であるやなせたかしさんのエピソードを通して「人のために尽くすこと」の大切さについて話しました。

幼い頃から様々な苦労や苦難を経験されたやなせさんが自らの生涯をとおして大切にされたのは、常に人のために尽くすことにより、人をよろこばせることでした。
卒業生にも、他の人のために尽くし、多くのよろこびを与える存在になり、輝く人生を送ってほしいと伝えました。
今日、ここにいる1年生、2年生の皆さんも他の人のために尽くし、多くのよろこびを与える人間になってほしいと思います。

この後、生徒指導部長からの注意もあると思いますが、どうか、事故ゼロ、非行ゼロで新しい学年を迎えてくれるよう心から願っています。4月にまた、元気な挨拶と一緒に皆さんと会えるのを楽しみに、今日の話を終えます。

(平成28年3月16日)

 

第36回卒業式を挙行しました 2016.3.2 #125

3月2日(火)10時から本校体育館において、教育委員会代表・府議会議員・市議会議員・地元小中学校長・学校協議会委員など多数のご来賓の方々の臨席のもと、第36回卒業証書授与式を挙行しました。今日は快晴、しかし会場はしんしんと底冷え。卒業証書授与の後、精勤賞5名と生徒会功労賞2名、部活動奨励賞2名に賞状と記念品を授与しました。卒業生による卒業の歌「3月9日」は、全員で大きな声で歌い体育館が大きな共鳴箱に。最後は、ここ2週間ほど生徒たちに知られないように練習を重ねた教職員による「旅立ちの日に」をこれもまた大きな声で歌い、卒業生を見送りました。暖かい印象の残る卒業式でした。

第36回卒業証書授与式 校長式辞

36期生の皆さん、卒業おめでとう。
保護者の皆様には、お子さんのご卒業、誠におめでとうございます。心から、お祝い申し上げます。
本日、ここに大阪府立西淀川高等学校第36回卒業証書授与式を挙行されますことは、慶びに堪えません。お忙しい中、大阪府教育委員会ご代表をはじめ、大阪府議会議員、大阪市議会議員、地元小・中学校長、学校協議会、淀和会、後援会、PTAの方々をはじめ、ご来賓の皆様、並びに多数の保護者の皆様のご列席を賜り、高いところからではございますが、本校を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。

卒業生の皆さん
今日の卒業式を迎え、皆さんの心の中には、この3年間の様々の思い出が甦っていることと思います。一人ひとりの思い出は違っていても、ここ西淀川高校でともに過ごした日々の記憶は、貴重な宝物です。これからも、ぜひ大切にしてもらいたいと思います。
3年前、高校生になった皆さんは、一人ひとりが「目標をもって3年間の高校生活を有意義に送ろう」と、決意を新たにしたことだと思います。それから3年、晴れの卒業の日を迎えた今日、皆さんの心は、目標を持ち、それが達成できたという充実感で満ちているでしょうか。それとも、充実感とは違った思いでしょうか。思い起こしてみると、うまく出来たことよりも、上手くいかなかった、思うようにならなかった記憶の方が多い人もたくさんいると思います。上手くいったとか、いかなかったとかという結果も大切ですが、その結果に到達するまでの過程を振り返ることが大事です。振り返る中で、過去から学び、これからをどう生きていくかを考えることが必要だと思います。
本校では、「豊かな学び」として、先生方が、教科指導やホームルーム・部活動をとおして、助け合い、学び合って、「強く生きる」姿勢や方向性を、皆さんに伝えました。また、外部から、多くの専門家を講師に招いて、皆さんに、社会人として「強く生きる」ための考え方や方法を伝えてきました。主体的に、自らの人生を生き抜くための基礎を、西淀川高校で学んだわけです。卒業後も、「強く生きる」ための、「豊かな学び」を続けてください。

そこで、皆さんにこれからを強くたくましく生き抜いて欲しいという願いを込めて、「人のために尽くすこと」の大切さについての話をします。
皆さんもよく知っている「アンパンマン」の作者であるやなせ たかしさんは、平成25年に94歳でなくなられました。やなせさんは、若いころのつらい戦争体験、長く作品がヒットすることなく苦悩した日々、そして最愛の妻を襲った不治の病など、様々な苦労を経験された方です。 「アンパンマン」を描き始めた時には、すでに五十歳になっていました。この作品の背景には、やなせさんの人生において最もつらかった戦争体験があります。やなせさんは、つらい戦争体験をとおして、「正義とは何だろう」「人としての正しい行為とは何だろう」、ということを考えるようになったといいます。
人は、互いに正しいと思い込んでいがみ合ったり、正しいと信じて行った行動があとになって間違いだと気づいたりすることがあります。いったい、人として正しい行為とはどのようなものなのでしょうか。やなせさんは、唯一、正しいといえる行為は、自分の利益を顧みないで、他の人のために尽す行為であるという結論にたどり着いたそうです。作品の中でも、悪いやつをやっつけるヒーローではなく、まさに自分を犠牲にして他の人に尽くすヒーローを描き出そうとされました。
そのやなせさんの晩年の言葉に、
「長い人生を生きてきたが、星の命に比べたら、100歳まで生きたって、瞬間に消え去っていくのと変わらない。人間は、宇宙的にいえば、ごく短い間しか生きないのだ。つかの間の人生なら、なるべく楽しく暮らしたほうがいい。それでは、人は何が一番楽しいんだろう。何が一番うれしいんだろう。長い間、ぼくは考えてきた。母親が一生懸命に料理をつくるのは、「おいしい」とよろこんで食べる家族の顔を見るのがうれしいからだ。父親が汗をかいて仕事をするのは、家族のよろこびを支えるためなのだ。結局、人が一番うれしいのは、人をよろこばせることだということがわかった。実に単純なことだ。ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。」とあります。さらに、やなせさん自身は、人が喜んで笑う声を聞くのが一番嬉しい。だから、売れない日々が続いても、人を喜ばせる漫画を描いてきたのだともおっしゃっています。 このように、やなせさんが自らの生涯をとおして、大切にしていたテーマは、常に「人のために尽くすこと」により「人を喜ばせること」だったのです。それを実践することによってやなせさん自身も生きる喜びを感じ、輝くことができたのです。
卒業生の皆さんも、他の人のために尽くし、多くの喜びを与える存在になってくれるよう願います。そして、そのことにより皆さん一人ひとりが輝く人生を送ってほしいと思います。

私たちは、人生の分岐点に立った時、自らの進む道を、自ら選択し、決定していかなければなりません。自らの人生を、迷いながらも、自分らしく生き抜き、努力を続ける。そして、何事もあきらめず、コツコツと、日々の努力を積み重ね、後悔のない、一人ひとりの道を歩んでほしいと切に願っています。

36期生の皆さんに、幸あれ。
活躍と健闘を祈り、式辞といたします。

(平成28年3月2日)

 

合理的配慮に関する研修 2016.2.29 #124

平成28年4月1日より「障害者差別解消法」が施行されます。これに伴い、「合理的配慮」が教育現場でも求められます。では、その「合理的配慮」とは何でしょうか。本校では、2月23日に本校教員が講師となって、「合理的配慮」に関する研修報告がありました。また、2月29日には、千里青雲高校の明石首席を講師としてお招きして、職員研修を実施しました。

「合理的配慮」とは、障がいのある子どもが他の子どもと平等に「教育を受ける権利を」享有・行使することを確保するために、学校の設置者及び学校が必要かつ適当な変更・調整を行うことであり、障がいのある子どもに対し、その状況に応じて、学校教育を受ける場合に個別に必要とされるものと定義されています。この考え方を理解するには
「合理的配慮」 「インクルーシブ教育」 「基礎的環境整備」 「ユニバーサルデザイン」
という新しい言葉への対応も必要です。そこで、2人の教員がまず、「合理的配慮」の歴史的背景やその重要性について説明をしました。

後日、教育相談や支援教育の先駆的な実践をされている明石先生に「合理的配慮」についての講義をお願いしました。明石先生は「『なぜできないのか』から 『どうすればできるのか』へ 合理的配慮とは」というタイトルで、ワークショップも取り入れたわかりやすいお話しをしてくださいました。環境が「障がい」を作っている場合もあり、その社会的障壁を少しでも減らしていくために「合理的配慮」という意識をもつ必要性が生まれた。話し合いの場で、本人やその保護者との相互理解が重要であり、過度の負担の心配はない。今までも本校でも「合理的配慮」を踏まえた実践例がたくさんある。本校の教員が聞きたいことをコンパクトにまとめた内容でした。ただし、個別の教育支援計画と指導計画を作成する重要性も述べられ、そこが今後の課題であることも示してくださいました。本校にとって、とても有意義な研修となりました。

(平成28年2月29日)

 

第7回オープンスクールを開催しました 2016.2.27 #123

2月27日(土)、一般入試の出願直前に7回目のオープンスクールを開催しました。今回も約40名の中学生やその保護者、そして中学校の先生方にご参加いただきました。

3分間のプローモションビデオで本校に興味を持ってもらい、その上で生徒会の生徒たちがスライドで学校生活の説明をしました。そして、入試や再編整備についての説明を教頭が行いました。

今回は模擬授業を行わずに校内ツアーを行いました。「きれいな学校」を感じながら、教室や体育館などを見てもらいました。食堂のメニューが気になる中学生もいました。不安そうな中学生には本校の生徒が暖かい声かけをしていました。最後に個別対応の時間をたくさんとりました。入試のこと、入試後の費用のこと、授業のことなど、中学生や保護者から寄せられる疑問にていねいに回答させていただきました。

9月から毎月行ってきたオープンスクールもこれが最終回。なお、7回のオープンスクール参加者は全体で250名、そのうちの約7割が中学生でした。多くの中学生や保護者、そして中学校の先生方に本校の取り組みなどをわかってもらえたと感じています。

3月3日より出願、そして10日が一般入学者選抜です。中学生の皆さんが自分の志望校でベストを尽くされることを願っています。

(平成28年2月27日)

 

淀中学校での出前授業 2016.2.26 #122

2月26日(金)の午後、大阪市立淀中学校で出前授業を行いました。

4クラスの中学生が、希望により以下の6講座に分かれ、本校の教員による授業を受けました。

*国語(「雪国」の冒頭文の日文と英文との比較) 《グループワーク》
*数学(数列って何? 〜ハノイの塔編〜) 《スライドとハノイの塔》
*理科(分子のかたち) 《実験:尿素の吸熱反応(ヒヤロン)》
*社会(悪徳商法から身を守ろう!)《スライド》
*体育(運動スキルの向上)
*英語(singについて) 《電子黒板》

実験やグループワークなど多様な授業形態でした。また、視覚的な刺激を与え、興味を高めるためにプロジェクターを使用もした授業も複数ありました。これらはアクティブラーニングを意識した本校のわかりやすい授業の手法です。「数列」「構造式」など未知の分野にも係らず、また英語ではほとんどオールイングリシュでの進行でも、「学んでやるぞ」という中学生のオーラに惹かれて本校の教員も熱い授業を行ったようです。

授業の後、本校の教員と淀中学校の先生方とで活発な意見交換も行いました。

今日の授業が、中学2年生にとって高校進学に向けてモーチベーションを高めるよい機会になればうれしいです。

(平成28年2月26日)

 

授業の研究協議 2016.2.24 #121

2月24日午後に、和歌山大学教育学部の谷口知美准教授を招き、第1部の「最近の能力論・授業論」研修に引き続き、第2部として授業の研究協議を行いました。

第2部では「参観授業から学ぶこと〜生徒たちの生活と学び〜」というテーマで意見交流会を行いました。谷口先生にはここ数年間、本校の授業を観察していただき、授業者への指導助言もしていただいています。授業者は観察していただいた授業を振り返りながら、自らが感じる授業の悩みを相談しました。
「どうすれば効果的なグループ学習ができるのか?」
「なぜその教科を学ぶのかという本質的な問いにどう答えるのか?」
といった悩みにはさまざまな意見が交わされました。なかでも議論が熱くなったのは
「どうすれば生徒たちに当事者性をもってもらえるのか?」
という悩みでした。

谷口先生が授業観察された化学の授業では、ホットケーキの色がアントシアニンによって紫色に変わる瞬間に、経験的に知っていることと教科内容に接点が生まれ学びが起きたと指摘がありました。さらに、保健の授業では
「一人一日あたりどれぐらいのゴミを出しているのか?」
という問いについて生徒たちと対話することで、生徒たちの経験や認識との結びつきができたとのお話もありました。生徒たちに教科内容を自分のこととして捉えさせるような仕込みの大切さ、そして他の教員たちの授業での工夫を知ることができ、さらなる授業力の向上をめざさねばならないと感じた意見交流会でした。

(平成28年2月24日)

 

2年生 家庭総合 高齢者の方との交流体験実習 2016.2.19 #120

2月3日、15日、19日の3日間、神戸東灘区の高齢者施設より80〜90歳代のご高齢の方々に来校していただき、2年生全クラスが交流体験を実施しました。
交流では、簡単な手遊び、ジャンケンゲームで楽しく遊びながらお互いに慣れ、グループに分かれてのインタビューやトークで和やかに過ごしました。インタビューの中では、戦争での体験談などの貴重なお話も聞けたようです。ヘルパーさんからは、
「高齢の方を見かけたら優しく接してくださいね!」
と声をかけられ、生徒たちの心に強く響いたと思います。
生徒の中には介護の仕事につくことを希望している者もおり、例年より関心も高く熱心に取り組んでいました。

(平成28年2月19日)

 

1年生「ユメブレスト」(夢を形にする)授業 2016.02.18 #119

2月18日(木)の5限6限、1年生はキャリア教育の一環として、NPO法人D×Pの皆さんを学校にお招きして「ユメブレスト」(生徒とD×Pスタッフ=コンポーザーが輪になって順番に、ちょっとやってみたいことや将来の夢など、それぞれの「ユメ」を語り合う時間、夢のブレインストーミング)を行いました。

D×Pは、各地の学校で「夢を形に」「ひとりひとりの若者がジブンの未来に希望を持てる社会」をつくるために若者向けのキャリア教育プログラムを実践している認定NPO団体です。今回は、1月28日(木)の第1回「失敗なんて当たり前」に続いて2回目。
教室に3〜4人のコンポーザーが生徒たちと交流しながらワークをリードしてくれました。今日のワーク前半は「ユメお絵描き」。これからどんなふうに過ごしたいか、自分の好きなことは何か・・・をテーマに自由に絵を描きます。後半は、みんなでその絵にコメントをぺたぺたと貼っていきます。その際のキーワードが「否定しない」ということ。そして、みんなでシェアする。このワークを通じて、自分の心の底に眠っている願いや思いを形にして気づきを促していきます。クラスを3班に分けた少人数で一人のコンポーザーがついて、生徒の夢を引き出してくれました。最後には、コンポーザーたちが今を生きる思いを語って生徒たちにメッセージを伝えてくれました。働きながら夢に向かって努力する方、若い人たちと接する中で自分にとっての生きる意味を考え続ける方・・・。いろんな方々と出会えて、普段は先生にも話さない生徒たちのいろんな生の思いが形になった有意義な時間でした。

(平成28年2月18日)

 

第6回オープンスクールを開催しました 2016.02.13 #118

2月13日(土)午後、本校で第6回オープンスクールを開催しました。私学の合否発表後の今回は約40名の中学生保護者、そして中学校の先生方にご参加いただきました。玄関にはちょうど紅白の梅が咲き、来客皆さんをお迎えしていました。

今回もスライドを使った本校の説明は生徒会の生徒たちが行いました。毎回発表する生徒を替え、生徒たちに人前で話す機会としています。今回は学校の3分間のプローモション・ビデオも放映しました。その後、入試や再編整備についての説明を教頭が行いました。

今回の体験授業は、「書道」「数学」でした。「書道」では、発泡スチロールを材料に自分の印を彫りました。お気に入りの漢字を鏡に映し、画材に鉛筆で書き込みます。力を込めて書き込むと、マイハンコができ上がります。一方「数学」では、「座標絵」に挑戦しました。決められた座標に点を取り、その点と点を結ぶとあるアニメのキャラクターができ上がります。楽しく作り上げる過程で数学的知識を使い、数学を身近なものに感じてもらう本校の学習スタイルの一端でもあります。

授業後は、グループに分かれての校内ツアーへ。ツアー中には
「携帯電話は使っていいの?」
「うちの学校 携帯電話の使用禁止やでぇ」
「携帯の充電はしていいのかなぁ?」
「そんなんしたら盗電になる」
など案内する生徒にいろいろと質問する中学生もいました。

また、最後に参加者からの
「勉強は基礎から教えてもらえますか?」
「アドミッションポリシーに合致しない自己申告書の場合はどうなりますか?」
「4年生大学を希望した場合はどんなサポートがありますか?」
などの質問にすべてお答えしました。嬉しいことに多くの中学生が本校を受験してくれるとのアンケート結果ももらいました。

次回のオープンスクールは2月27日(土)です。一般入試の出願直前です。本校を受験する中学生にはぜひとも参加してもらいたいと思います。

(平成28年2月13日)

 

第3回学校協議会開催 2016.2.8 #117

2月8日午後、平成27年度第3回学校協議会を校長室において開催しました。

協議委員全員で月曜日の6限目の授業を見学しました。今回は、1年生で実施している現社のTT授業(2人の先生が1つの授業)や指示薬の色の変化を調べる化学実験を見学しました。実験中にクエン酸をなめてみる機会があり、恐る恐る粉末を舌先にのせ、「すっぱい」と顔をしかめていました。

協議会では、10月以降の学校の様子を笑顔いっぱいのスライドで見てもらいました。次に学校教育自己診断と授業アンケートの結果とその分析を発表しました。協議委員の方からは
「遅刻指導に『インセンティブ』の観点を導入してはどうか」
「働き出せば、遅刻なんかしませんよ」
「この学校(本校)はユニバーサルデザインを取入れている」
「(英語を身近にするために)アナウンスを英語にする」
などの意見をいただきました。
また、学校経営計画にも様々な発言をいただき、実りある学校協議会となりました。協議委員の方々の意見は全教職員にも伝え、今後の学校経営に活かしてまいります。委員の方々、1年間本当にありがとうございました。

(平成28年2月8日)

 

高校美術・工芸展が開催されました 2016.2.7 #116

月5日〜7日、千里文化センター コラボ・多目的ホールにて「第1学区第1ブロック高校美術・工芸展」が開催され、本校からは2年生、3年生の美術、工芸選択者の授業作品を30点出品しました。

特に3年生工芸選択者によるガラス工芸作品は、力作揃いで展覧会場でもその存在が際立っていました。多くの見学者が足を止めて、その出来栄えに見入っていました。美術部の生徒たちも搬出作業に参加しておおいに活躍してくれました。

(平成28年2月8日)

 

府立学校PTA協議会研究集会に参加 2016.2.5 #115

大阪府立学校PTA協議会研究集会に、本校PTA会長の郡山さんをはじめ3人のPTA役員の方と行ってきました。会場では研究発表として府下3校のPTA活動の取り組みが紹介されました。即日の投票で吹田高校PTAの発表が近畿ブロックでの大阪府代表として発表されることとなりました。

(平成28年2月5日)

 

生と性を考える 〜自分を大切にするってどういうこと〜 2016.2.4 #114

2月4日(木)、この春卒業していく3年生に向けて、保健室より「生と性を考える」というテーマで特別授業を実施しました。

まずは世界や日本でのエイズの状況や性感染症について、パワーポイントの資料を用いて説明しました。
そして、性感染症は過去とつながっているということを理解するために「水の交換」を行いました。この実験は全員に水の入ったコップを配布します。そのうちのいくつかのコップには水酸化ナトリウム水溶液が入っていますが、透明なためどれに入っているかは見た目ではわかりません。そしてこの水を他の人と交換していきます。片方のコップにもう片方のコップの水を全部入れ、また半分ずつにすることで交換できます。このとき水酸化ナトリウム水溶液が入っているコップと交換した人のコップにも水酸化ナトリウム水溶液が入っていることになります。何度か相手を交換した後に、各コップにフェノールフタレイン溶液を入れていくと、水酸化ナトリウム水溶液が入ったコップはピンク色に変色します。この実験は水酸化ナトリウム水溶液=HIVなどの性感染症のウイルス、水の交換=性行為と見立てることで、特定の相手としか性行為を持っていなかったとしても、相手が過去に関係を持った相手が性感染症ならば、感染するリスクがあるということを視覚的に体感することができます。生徒たちは水がピンク色に変わると驚きの声をあげ、直接交換していなくてもピンク色に変わるのを見ることで、誰にでも性感染症のリスクがあるということが理解できたとようです。

その後、グループで「高校生が性行為をすることをどう思うか」について話し合いをしてもらいました。「その人によるのでは?」「責任取れないからやめといたほうがいい」などの意見が出ました。

最後には保健室からのメッセージビデオが流されました。途中には3年間の思い出の写真もあり、懐かしそうに見ていました。授業の終わりに記させた感想には「自分を大切にしたいと思った」という感想がたくさんありました。これからの人生、「心が生きる」ような出会いをしていってほしいと思います。

(平成28年2月4日)

 

進路支援に関する職員研修の実施 2016.2.4 #113

キャリア・ディベロプメント・アドバイザーの小山謙一さんを講師としてお迎えし、進路支援に関する職員研修を行いました。小山さんは昨年度から就職支援コーディネーターとして、本校でご勤務されています。今は2年生の生徒全員と進路に関する面談を実施していただいており、夏の就職活動のピーク時には、個別面談や面接練習などで大変お世話になっています。

今回の研修のテーマは「進路支援〜最近のキャリアカウンセリングの考え方の視点から」でした。数年前までは、進路支援というと「本人の能力と興味を仕事にマッチングさせること」にポイントが置かれていましたが、最近は本人と仕事とのマッチングのみでなく、「キャリアカウンセリングは人生の目的を考える手伝い・生きる意味を考えるためのもの」という考え方に変化しつつあるそうです。

小山さんがとられているカウンセリング手法である「ナラティブ・キャリア・カウンセリング」について説明していただいたのですが、この日一番盛り上がったのは、教員同士がペアになっての「模擬カウンセリング」でした。方法は「相手が朝起きてから出勤するまで何をして、それをどのような気持ちで行っていたのか」ということを7分間ひたすら聞き出す、というものでした。そうやっていろんな角度から質問をし、相手に語らせると、何気ないことにもその人のこだわりが見えてくるそうです。そしてそのこだわりはその人のキャリアを考える上でも非常に重要なことであることが多いとのこと。ペアワークが始まった直後は少し遠慮がちに話していましたが、1分もすると周りが聞こえないほどの話し声になり、私が小用で席を外して別の階にいっても、その声は聞こえていました。やはり教員は「コミュニケーションをすることが心から好きなのだ」と改めて感じた瞬間でした。最後に本校での進路指導事例を紹介していただき、研修を終えました。

(平成28年2月4日)

 

2年生「進路説明会」 2016.2.4 #112

2年生は将来に向けての進路を考えている最中です。2月4日(木)の5限目に”株式会社マイナビ”から外部講師の方をお呼びして進路講演会をしていただきました。

社会にでるときには「コミュニケーション能力と責任感が必要だ!」ということを講師の方は強く言われていました。
講師の方と教員での実践を交えながら、「コミュニケーション」の大切さを学びました。ポイントは、会話中に”うなずく”ことだそうです。実際に、聞き手に”うなずき”がある場合とない場合では、会話のはずみ具合が大きく違うことを2人の遣り取りから確認しました。
また講師の方は以前、車関係の仕事をされており、新任研修で車が交通事故をするビデオを見たそうです。事故の原因は車の生産途中での作業ミスだったそうです。「この仕事は命を預かる仕事だ」と仕事に対して「責任」を感じた体験を話していただきました。この話にも生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。

講演会を終え、生徒たちは
「まだ実感がわかない」
「アルバイトでコミュニケーション能力はついている」
「責任感をもって働く!」
など生徒によって意見は様々でしたが、将来の進路について考える良い機会になりました。
3年生になればすぐに就職・進学先などで生徒たちは様々な「選択」をしなければいけません。
今回の講演会が今後の生徒たちの進路選択に少しでも生かす糧となることを願います。

(平成28年2月4日)

 

「卒業生に学ぶ」を開催しました 2016.2.4 #111

2月4日(木)5・6限目、1年生のキャリア教育の一環として「卒業生に学ぶ」を開催しました。2年前〜4年前に卒業したOB・OG3名の方に来校していただき、それぞれの方の経験に基づき、進路を考えていくのに大切なことを中心に熱いメッセージを伝えてくださいました。

3人のOB・OGは、本校在学中の高校時代にはどうすごしたか、またどう頑張ればよいかという内容を、生徒たちに分かりやすく語ってくださいました。
大学生のOBから、大学で勉強している法律について、ドラえもんの歌を題材に分かりやすく説明していただいたり、印刷会社ではたらくOBから、個人情報を扱うので信頼が大事だということ、和菓子屋の店長をしているOGから、店長のしんどさ、面白さ、責任感について話していただいたりしました。生徒たちは先輩の話に熱心に聞き入っていました。

生徒からは、
「話を聞いて、ますます大学に行きたくなった」
「言葉遣いや清潔感などいろいろ大切なことを教えてもらってよかった」
「人生努力しなあかんなあと思った」
などの声が聞かれ、自分の将来を思い描くことができたようです。

(平成28年2月4日)

 

寒風に負けず、持久走に頑張る 2016.2.2 #110

「あっ !! 私の名前が出ている !! 」「あと、もう少しでBest10に入れる !! 」ランキング表を見て会話する姿に、生徒たちの意欲満々な様子が見てとれます。

3学期の1、2年生の体育授業は持久走です。男子は4.5q(グラウンド10周)、女子は3.15q(グラウンド7周)の距離を走ります。測定タイムは毎回、上位タイム者の学年Best10を発表しています。
生徒たちは、こんなタイムの度数分布表で、自分が全体のどれぐらいの順位にいるのかを理解して、次のタイム測定での目標を立てます。学年の通算順位や、男子生徒全員の通算順位の目標も立てます。漫然と測定するだけでなく、目標を立てて授業に臨むことにより、意欲的に授業に取り組みます。
寒風吹きすさぶ中での授業ですが、寒さも何のそのと、生徒たちは頑張ります。

(平成28年2月2日)

 

府高校書道展が開催されました 2016.1.29 #109

1月26日〜月31日、天王寺にある大阪市立美術館で第66回大阪府高等学校書道展が開催されました。本校分の壁面には、21点が展示されていました。

29日の午後、急ぎ足でしたが隣で開催されていた第36回大阪府高等学校芸術文化祭美術・工芸部門(コンクール)点を含め鑑賞させてもらいました。今年も80数校が出品しており、各学校とも授業や部活動で生徒たちが仕上げた個性豊かな作品を展示していました。最近の傾向として共同作品等の大作が多く見られるようになりました。また、絵手紙に始まり、漢字仮名交じり文の内容に合わせた絵画と一体となった作品、カラフルなデザインのなかに張り込まれた作品等々色彩豊かな?展示となっていました。それぞれの学校で生徒たちが、そして指導される先生たちが工夫を重ねられたこれらの作品を鑑賞することは、書道を愛好する生徒たちに大きな刺激となり、今後の作品制作の参考となることと思いました。

(平成28年1月29日)

 

1年生箕面耐寒遠足 2016.1.29 #108

1月29日(金)、1年生は箕面へ耐寒遠足に行きました。
しかし、当日の天気はあいにくの雨。本来なら箕面の滝の奥まで進み、山道を歩いて「政の茶屋」で昼食休憩、望海展望台を経由して駅へ戻るコースでしたが、天候を考慮し、滝まで往復するコースになりました。

生徒たちは傘をさしながら歩き始めます。「寒い〜」「疲れた〜」などという声も聞こえましたが、友達と談笑したり、ゆっくり歩くクラスメートを待ってあげたり、「後ろからクルマきてるよー」と前に声をかけたり、それぞれが自然に親しみながら集団行動を学ぶことができました。滝の前で記念写真を撮り、来た道を引き返します。駅に戻ったときの生徒の表情には少しの物足りなさと、寒い中頑張ったという達成感が見られました。

(平成28年1月29日)

 

「戦火の子どもたちに学んだこと」西谷文和氏を招いて 2016.1.21 #107

1月21日(木)3年生5・6限「総合的な学習の時間」で、アフガニスタンやシリアの戦場に足を運び取材されているフリージャーナリストの西谷文和さんをお招きして「戦火の子どもたちに学んだこと」と題してご講演いただきました。

5限はアフガニスタンのカブールを取材した映像です。
子どもたちが戦争に巻き込まれ多くの被害を受けている様子を見ることができました。
西谷さんの取材映像の1つに生後間もない乳児たちが映し出された場面がありました。その乳児たちの「6人に1人は1歳を迎えるまでに死亡する」という現実を聞いた生徒たちの表情がとても印象的でした。死亡する原因の多くが、アメリカ軍の劣化ウラン弾の影響を受けた先天性異常によるものと言われています。世界中で安全であると考えられ、使用されている「ウラン」の危険性をウランの採掘や濃縮、劣化ウラン弾が作られるまでの過程とともに話していただきました。
こうした悲惨な現状がある中でも、ドイツでは戦争によって傷ついた世界中の子どもたちを1人でも救おうとする活動として「ドイツ平和村」という医療施設が開設されたそうです。ドイツの医療関係者はもちろん、日本からも医師や看護師など多くの人が参加しています。世界中で起こっているテロには、必ず復讐や憎しみの気持ちが込められていると話される西谷さん。「ドイツ平和村」を作ったドイツやこれらの活動に参加している日本のような取組みが解決へと向かう一歩であるのだと生徒たちは学ぶことができたと思います。

6限はシリアのアレッポを中心にしたお話でした。
昼夜を問わず、銃撃戦や空爆が行われている現状を映像とともに話をしていただきました。話の途中、西谷さんが生徒たちへ質問をしました。
「戦争には莫大な資金が費やされています。では、1回の空爆にかかる費用はどれだけかかるでしょうか?」
答えは、約1億円です。生徒たちは、驚きの声をあげていました。
西谷さんは「戦争とは非日常的なものである。決して日常的なものにしてはいけない。」と話をしてくださいました。生徒たちは戦争の現場に行って感じる西谷さんのリアルな想いを聞き、改めて戦争の恐怖や悲惨さに気づくきっかけになったようです。

最後に、B’z稲葉浩志さんの「あの命この命」の歌ともに戦争によって起こっている現状を振り返りました。映像が終わり、西谷さんから生徒とたちに「国籍は関係ない。全ての人たちが命を落とすことはあってはならない。」という心に響く熱いメッセージをいただきました。この講演から、1人でも多くの生徒が世界の各地で起きているさまざまな問題に目を向けていってほしいと思うとともに、3年生が卒業して4月から新たな道にそれぞれが進んでいく上で、世の中を考える貴重な機会となったと思います。

(平成28年1月21日)

 

第5回オープンスクールを開催しました 2016.1.16 #106

1月16日(土)午後、本校で第5回オープンスクールを開催しました。今回は約50名の生徒や保護者の方にご参加いただきました。本年度の入試制度の変更のためなのか、昨年の倍近くの来校者となりました。

今回もスライドを使った本校の説明は生徒会の生徒たちがていねいに行いました。その後、教頭から入試や再編整備についての説明を行いました。

体験授業は、「理科」「英語」から希望する1教科を選んでいただきました。「理科」では、大気圧の実験を行いました。真空装置に入れたポテトチップスの袋がパンパンに膨らみ、やがて破裂してしまうことを見て、気圧という目に見えないものをポテトチップスの袋の膨張として実感できたようです。また「英語」では、オールイングリシュで英語のシャワーをいっぱい浴びて戸惑う中学生もいましたが、「高校ではこんなに英語を使う」ということに期待できる内容でした。

授業後は、グループに分かれての校内ツアー。ジュースの自動販売機とおしゃれな食堂は、中学校にはないものなので興味深々、付き添った本校の生徒に質問をしていました。また、最後に「赤点をとった場合はどうなりますか?」「校則はどれくらい厳しいですか?」などというご参加者の皆さんからの質問にはすべてにていねいに返答しました。ご参加の中学生や保護者の方々にとって満足度がほぼ100%のオープンスクールとなりました。

次回のオープンスクールは2月13日(土)です。私立高校入試直後、公立高校の出願先を決める1つの機会としても、ぜひご参加ください。

(平成28年1月16日)

 

初任者研究授業を実施しました 2016.1.15 #105

1月15日(木)6時間目、教員1年目の3人の先生方の研究授業を実施しました。教科は国語、社会、体育の3つです。国語は2年生対象でテーマは「敬語」、社会は2年生の現代社会で「職業生活と社会参加」、体育は3年生の「サッカー」でした。
今回は教員研修も兼ねて行いました。3教科以外の先生方も含め6時間目に授業や当番等がない先生方は全員がいずれかの授業を見学し、授業終了後、3カ所に分かれ研究協議に参加しました。
授業を担当した初任の先生たちは普段とは違う雰囲気の中で緊張しながらも、精一杯、授業に力を注いでいました。研究協議では厳しい意見も出ましたが、準備に時間を費やしただけあって普段とは一味違った授業が展開されていたと思います。授業者、見学者双方にとって、とても有益な時間となりました。

(平成28年1月15日)

 

3年生‘いのちのふれ合い授業’ 2016.1.14 #104

1月14日(木)5・6限の3年生総合的な学習の時間で、にしよどにこネットによる「いのちのふれ合い授業」と「CSP(コモンセンスペアレンティング)」を実施しました。
当日が予定日という10ヶ月と8ヶ月の妊婦さん、6組の赤ちゃん親子(兄弟を含め10人の子どもたち)、千船病院の助産師さんたち、にこネットのスタッフを含め20数名の方々に来ていただきました。

5限の「いのちのふれ合い授業」では、いのちのはじめの大きさが0.1ミリの針の穴を開けた折り紙で紹介され、10ヶ月間で成長していく胎児のグラフィック映像と出産の映像を見たあと、妊婦さんと赤ちゃん親子の経験談を聞き、妊婦さんのおなかをさわらせてもらったり、赤ちゃんを抱っこさせてもらう交流体験をしました。
はじめはためらいがあった生徒たちもすぐに慣れ、あちこちで赤ちゃんの笑顔や泣き顔も見られ、離乳食を食べさせる体験もさせてもらっていました。

6限のCSPの授業では、子育ての方法として、しつこく怒ってしまったり、つい手を上げてしまったりするのではなく、ほめて育てる効果的なしつけ方法を映像やロールプレイを交えて学びました。
生徒たちからは
「しつけの時はしっかり子どもに優しく教えていきたい。頑張った時は本当にほめてあげたい」
「自分も赤ちゃんが欲しくなりました。子育ては大変だと思うけど頑張って育てるようにしたい」
などの感想がよせられました。

(平成28年1月14日)

 

学校保健委員会を開催しました 2016.1.14 #103

1月14日(木)学校保健委員会を開催しました。参加者は、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、PTA会長の皆さんと学校側からは校長、教頭、事務長、保健主事、養護教諭、総務部長です。

校長からの挨拶の後、保健主事から今年度の学校保健・安全に関する活動報告と養護教諭から保健室の経営に関する報告がありました。
次に、学校薬剤師から「ジェネリック医薬品について」と題した講義をしていただきました。資料をもとにした丁寧な説明でとても参考になりました。学校医や学校歯科医からはそれぞれの立場からジェネリック医薬品についての貴重な情報もお話いただきました。その他、本校生の健康状態や衛生環境についてご意見を頂戴しました。

生徒の安全・安心は学校が最も大切にしないといけないものです。学校三師のみなさん、本日はまことにありがとうございました。

(平成28年1月14日)

 

菜の花満開 2016.1.12 #102

平成28年の1月、校内の学習実習園やプランターの菜の花が満開です。

本校での「菜の花プロジェクト」は平成19年から実施しています。今年の早春にはこの菜の花を地域の方々にも楽しんでもらおうとプランターにも育てています。ところが去年からの異常なくらいの暖かさのせいか、10月から花芽を付けはじめ、茎が徒長し、11月から咲き始め、今が満開となっています。

「菜の花や 月は東に 日は西に」

この句は、江戸時代の俳人与謝蕪村によって詠まれました。大阪出身の蕪村が、六甲山地の摩耶山を訪れたときの句だそうです。当時は、油を採るためにいたるところに菜の花が植えられていたことが想像できます。本校では、生徒たちが世話している満開の菜の花から少しでも油が取れればいいなと思っています。
満開の菜の花で一足、いや二足早い春を感じます。

(平成28年1月12日)

 

3学期始業式を行いました  2016.1.8 #101

「1月8日の今日、3学期の始業式を行いました。
私からの話のあと、生徒会の代表者と生徒指導部長からの話がありました。
体育館は大変冷え込んでいましたが、私語もほとんどなく良い式となりました。

校長からの講話として、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。そして、明けましておめでとうございます。平成28年、申年の幕開けです。
正門を入った掲示板に書いて掲げましたが、
「君は何に挑戦するのか」が、
皆さんへ贈る私からの年頭の言葉です。

3年生は残り少ない高校生活を大切に味わいながら、卒業後の自分の夢に向かって邁進してください。今月29日からは学年末考査が始まりますから、授業は2週間と少ししかありません。この学年末考査は卒業への最後のハードルとなります。全員がクリアして卒業してくれるよう願っています。

修学旅行間近な2年生、いよいよ26日に出発ですね。精一杯楽しみ、皆さんにとって、高校生活で最高の心に残る行事となるよう願っています。そして2年生は学校の核、3年生に替わって本校の中心とならなくてはなりません。部活動、生徒会活動、そしてクラスでの活動などあらゆる場面で活躍しながら、卒業後の将来を明確にし、自分の夢を見定めてください。

最後に1年生、そろそろ自分自身の未来、将来を考え、自分の夢をさがし迷いながらも、何事にも興味・関心を持って進んでください。1、2学期の成績が不振だった人は、この3学期の頑張りで大きく未来が開きます。決して諦めることなく授業に集中し、必ず弱い自分自身を打ち負かし、進級を手にしてください。

1、2年生は2月23日からの学年末テストに向けて、全力を尽くしてもらいたいと思います。全員の進級を願ってやみません。

最後にもう一言だけ。
それは、「自分を信じる」ということです。全員が、一人ひとり、たくさんのいいところを持っています。過信してはいけませんが、自分の持っている力を信じ、それを前面に出してがんばって欲しいと思います。

さあ、頑張って3学期を乗りきりましょう。
これで、今日の私の話を終えます。

(平成28年1月8日)

 

春の七草 2016.1.7 #100

「畑」と皆から言われている学習実習園を訪れると、そこには春の七草のほとんど揃っていました。

「 芹  薺(なずな)  御形(ごぎょう)
 はこべら  仏の座
 菘(すずな)=カブ  蘿蔔(すずしろ)=大根 」


新春の1月7日に「七草粥(ななくさがゆ)」を食べる習慣があります。食べると、災いを除けになるとも言われています。最近はスーパーでも七草パックで売っています。本校の畑にはセリとスズナ(カブ)以外は生えていました。大根は植えたものですが、その他は自生していました。ちょっと探せば、近くに自然はあるものですね。ただし、生えていた紫の花を付けるホトケノザは本来の春の七草ではないようです。ですから食することはできせません。本来の七草のホトケノザは和名をコオニタビラコ(小鬼田平子)といい黄色い花を付けるそうです。(國守教頭から解説を受けました)
生徒たちと一緒に採った五草を活けると、「新春」らしくなりました。

(平成28年1月7日)

 

明けましておめでとうございます 2016.1.5 #099

新年 明けましておめでとうございます。

平成28年、申年の幕開けです。
「君は何に挑戦するのか」
これがみなさんへ贈る年頭の言葉です。
3年生は残り少ない高校生活を味わいながら、卒業後の自分の夢に邁進してください。修学旅行間近な2年生は学校の中心として活躍しながら、自分の夢を見定めてください。1年生は自分の夢探し迷いながらも、何事にも興味関心を持ってください。

始業式は8日です。明るい笑顔の生徒たちの登校を待っています。

(平成28年1月5日)

 

巨大カルタ大会を行いました 2015.12.24 #098

クリスマスイブの12月24日放課後に、生徒会執行部主催の冬フェス「巨大カルタ大会」を開催しました。

今回は「冬」をテーマにみんなで考えた手作りカルタでカルタ大会を行いました。
11月の文化祭が終わり、新たに発足した後期生徒会最初の企画です。生徒会選挙後すぐに、自分たちでどうしたら学校をより盛り上げられるか考え、準備に取り組みました。
今回の目玉は何と言ってもカルタの大きさです。なんと85cm×45cm!! 体育館に44枚をならべると、バレーボールコートぐらいの大きさにびっしりカルタがならびました。
呼込みの結果、当日は18名の参加がありました。6チームに分かれてチーム戦で戦いました。
どのチームも真剣そのもの。
「みんなから もらって嬉しい 年賀状」
とカルタが読まれると
スライディングをしてカルタを取りに行ったり、うまく見つけられず探し回る姿もありました。同点のチームは大将による延長戦もありました。
参加した生徒は
「とっても楽しかった」
「今年は夏フェスだけでなく、冬フェスもあってうれしかった」
「先生も本気でやっていておもしろかった」
と大好評でした。
最後に作ったカルタを持ってみんなで記念撮影をし、生徒会が準備したクリスマスプレゼントを手渡して終了しました。
学年を越えてみんなで一緒に盛り上がる経験ができ、主催した生徒会も参加した生徒も良い思い出の一つとなったのではないでしょうか。

(平成27年12月24日)

 

二学期終業式を行いました 2015.12.24 #097

12月24日、2学期の終業式を行いました。

全員で校歌斉唱後、終業式となり、教頭からの講話、危険物取扱の合格者の表彰、生徒会代表から「冬フェス」の連絡、最後に生徒指導部から諸注意がありました。終業式の講話内容は以下の通りです。

今日で2学期が終了します。今年は暖冬のため、風邪を引いている人も少ないようです。校内では早めの菜の花が正門付近で咲き、皆さんを出迎えながら、今日の終業式を迎えています。

さて、皆さん一人ひとりにとって2学期は充実した学期だったでしょうか?
始業式で校長先生から皆さんに「今学期は皆さん一人ひとりが自分自身の将来について真剣に考え、目標に向かって邁進する大切な時間として有効に過ごしてほしい」と話されました。この学期を振り返ってみて、自分の将来を考えましたか、そして目標をもち、それに向かって努力できたでしょうか?

2学期は沢山の行事がありました。10月は校外学習、11月には文化祭と模擬選挙がありました。そして、先日は校外人権学習もありました。行事を通じて団体行動を行い、クラスメートとの親睦を深め、皆さんが大きく成長していく姿を見て、大変嬉しく思っています。特に、模擬選挙では15歳の1年生も含めた全校生徒が有権者となり、私たち大阪のことを考えてくれました。残念ながら全体の投票率はおよそ45%と低調でした。ただし、3年生は90%以上の投票率でした。来年の7月には参議院選挙があり、その時に今の3年生と2年生の一部は本物の有権者となります。自分の権利としての一票を有効に使ってください。また、11月には再編整備の対象校となってしまいました。現中3生の本校への募集人員は240人と決まりました。従って、3月に入試があります。しかし、中2生については不明のままです。

この後、教室で担任の先生から成績表を受け取ります。良い成績を取れた人は自分の努力に拍手をしてあげてください。成績が不振だった人は、まずその原因を考えてください。どうして欠席や遅刻が多かったのか、どうして提出物を出さなかったのか、どうして勉強もせずにテストを受けたのか。多くの場合は自己責任です。ただし、まだ挽回できるチャンスはあります。それはこの冬休みと3学期のみです。

明日から冬休み。クリスマス・お正月と気持ちがゆるみがちですが、事故などに気をつけ、西淀川高校の生徒として正しい行動をとってください。1月8日の3学期の始業式には、皆さんの元気な顔に会えることを楽しみにしています。

(平成27年12月24日)

 

矢倉海岸で野鳥観察と清掃活動  2015.12.18 #096

12月18日に2年生は、大阪市内で唯一コンクリート護岸のない自然海岸が残る西淀川区内の矢倉海岸へフィールドワークを行ないました。

学校を出発し、国道43号線から大野川緑陰道路に入り植物観察をしながら福漁港に出て、淀川堤防の土手伝いに河口方面へ向かいます。歩いていると、漁船やカモメ、ウナギ漁のための竹竿も見えます。1時間ほどで矢倉海岸到着。西淀自然文化協会と淀川河川レンジャーのボランティアの方10人が待ってくださっていました。

代表の村瀬さんから矢倉海岸や野鳥を始め海岸に生息する生物、自然を守る活動などについてのお話を聞いた後、野鳥観察を行いました。肉眼では見えない距離にいる野鳥もフィールドスコープを使うとくっきりと観察することができました。ホシハジロ・オナガガモ・キンクロハジロなどたくさんの野鳥を観察することができました。その後、海岸に下りてゴミ拾いの清掃活動を行ないました。短時間でしたがあっという間に大きなゴミ袋20袋以上のゴミが集まりました。
生徒たちの感想は
「矢倉海岸に思ったよりゴミが多くてびっくりした」
「野鳥がたくさんいて、かわいかった」などがありました。
生徒にとって西淀川の自然についての新しい発見であった思います。

(平成27年12月18日)

 

校外人権学習 2015.12.17 #095

期末考査後の12月17日(木)、人権学習の一環として全学年で校外学習を実施しました。

3年生は鶴橋のコリアタウンでフィールドワークを行いました。
大坂案内人の西俣稔さんを講師としてお招きし、鶴橋駅周辺を散策しながら、地名の由来や、なぜ生野区には在日コリアンが多く住んでいるのかなどについて学習しました。生徒たちは身近にある異文化に触れてさまざまな学びがあったようです。鶴橋を初めて訪れた生徒がほとんどで、まるで韓国に来たような街の雰囲気に随分緊張した様子でしたが、ハングルで書かれた看板に興味を持ち、たくさん並ぶ韓国料理に「おいしそう。食べたい」とうれしそうに話をしたり、民族楽器「チャンゴ」の演奏体験で盛り上がるなど充実した1日となりました。また、それぞれの苗字についての意味などを聞いて、新たな発見ができた生徒もいたようです。
解散後は、チヂミやトッポギなどを食べたり、街中を散策した生徒もいました。ガイドの西俣さんの説明から、韓国・朝鮮との関係を、歴史を交えながら学ぶことができ、生徒にとって人権意識の向上につながる学習でした。

2年生は「大阪人権博物館(リバティおおさか)」で人権学習に取組みました。ボランティアガイドの方から人権博物館の歴史や展示内容の説明を聞き、ワークシートを片手に館内を見学。さまざまな人権問題について理解を深めました。主な公害裁判を説明しているコーナーでは、「西淀川公害」の記載に気づき、立ち止まった見入る生徒も多数いました。

1年生は国立民族物博物館に行きました。世界の国々の展示物を見ながら、異文化への理解を深めると同時に、自らの人権意識を高めるのが目的でした。担任手作りのワークシートに記入しながら、管内の実物の資料を真剣に見学していました。
「初めて見たものばかりですごかった」
「歴史にふれ、とても新鮮でいい経験になった」
など生徒は貴重な異文化を体験してくれたようです。 

(平成27年12月17日)

3年生「西淀川公害と私たちの環境」授業 2015.12.15 #094

12月15日、3年環境と総合的な学習の時間を使って、あおぞら財団と公害患者会の皆さんによる「西淀川公害と私たちの環境」の授業が行われました。3年環境では2学期半ばから四大公害や西淀川公害について学習してきましたが、この日はその総まとめといえる内容でした。

1時間目は、あおぞら財団の栗本さんによる「西淀川公害とは」の授業でした。パワーポイントを使って西淀川公害の歴史について改めて学びました。
2時間目は栗本さんが患者会の池永さんと上田さんにインタビューする形で公害のひどかった時代の様子を聞き取りました。昼でもライトをつけなければ車が走れなかったこと、ぜんそく発作の時は水を張った洗面器に顔を浸けられたような状態など、公害のリアルな実態と患者さんの苦しみが語られました。
3時間目は4〜6人の班に分かれ、市職員、地域住民、工場経営者、医者などの立場から大気汚染による健康被害についてロールプレイを行いました。
生徒からは、
「西淀川公害のことは授業をするまで知らなかった。こういうことがあったんだと思った。話を聞いてよかった」
「今年はいろんな公害について勉強し、とても苦しくなりそうな内容ばかりでしたが、自分たちが動ける分、これからの未来を自分たちで支えていかなければと思いました」
「長生きして、公害のことを後輩達に伝えていってほしいです。今日はありがとうございました」
などの感想が寄せられました。

(平成27年12月15日)

 

第4回オープンスクールを開催しました 2015.12.12 #093

12月12日(土)午後、晴天のもと、第4回オープンスクールを開催しました。約70名の方にご参加いただきました。これは昨年のこの時期の約2倍です。再編整備の対象校とはなりましたが、多くの中学生や保護者に本校の教育活動を認めていただいていることに感謝いたします。

学校の説明はいつものとおり、生徒会執行部の生徒たちがスライド使いながら元気に行ってくれました。教頭からは「Q&A」の形式で本校の少人数授業形態などを紹介しました。また、本年度から変更される入試制度、そして再編整備についても説明しました。

体験授業は、「国語A」「国語B」「情報」から希望する1教科を選んでいただきました。「国語A」では、「赤いすずめはなぜこんな羽の色なのかを考えた」を題材に文法を学習しました。文法と聞くだけで気持ちが引いてしまいそうですが、授業後の満足そうな顔を見ますとそんな不安を払しょくしてくれたようです。もう一つの「国語B」では、描かれた図形をいかに文章で伝えるかに挑戦しました。□△○という視覚的情報を言葉にする難しさを体験する中で改めてコミュニケーションの必要性も再認識できました。「情報」ではオリジナル『しおり』をパソコンで作成しました。お気に入り文字、デザイン、色を選び、自分だけのしおりを作り上げ、パウチ仕上げをしてお土産に持ち帰ってもらいました。

授業後は、グループに分かれての校内ツアー。保護者からの個別質問に対しても案内役生徒たちハキハキと答えてくれました。最後に参加者全員に再度視聴覚室に集まってもらい、体験授業前に書いていただいた「質問」一つひとつにていねいに答えさせもらいました。「ヤンキーはいませんか」「部活動」「アルバイト」などの質問に本校の首席教諭が理解しやすく答えさせていただき、参加した中学生や保護者の方々にはホッとした安心感が増したようです。

次回のオープンスクールは1月16日(土)です。公立高校への志願先もそろそろ本決まりの時期、皆さんぜひご参加ください。

(平成27年12月12日)

 

中学校の先生方への公開授業を行いました 2015.11.27 #092

11月27日(金)、中高連携の一環として中学校の先生方を対象とした公開授業を行いました。中学校では2学期期末考査期間などのお忙しい時期ですが約20名の先生方にご来校いただきました。

まずは、先生方にいつもの通りの金曜日6限の授業を見学していただきました。1クラスを半数ずつにした国語や数学のわかりやすい授業、2クラスを3展開した少人数習熟度別の英語の授業など、本校の独自の授業を見ていただくことができました。教室では、懐かしい中学校の先生を見つけて、少し照れながら笑顔の生徒もいました。

授業見学後は会議室で学校説明会を行いました。まずは、私から再編整備について説明しました。実は当日の午前中に教育委員会会議があり、正式に「再編整備の対象校」になり、募集人員が240人になったこともお知らせしました。次に教頭がスライドを使って志願者動向や本校の取組みを説明し、1年学年主任から1年生の現状についての報告をさせていただきました。中学校の先生からは、本校に入学した生徒状況などを尋ねられました。中学校の先生方には、いつもご協力をいただき感謝しております。今後も中学校からのご協力・ご支援を得ながら、生徒を主人公にした学校づくりを進めたいと思います。

(平成27年11月27日)

 

1年総学「性と健康」授業 2015.11.26 #091

11月26日(木)4限、1年生全員に「性と健康」についての授業を行いました。女性の健康教育に関する講師派遣事業「かがやきスクール」の一環として、婦人科クリニックで院長をしておられる木村博子先生に講師として来ていただきました。
月経や妊娠についての基礎知識や性感染症の予防法などを、専門的な見解と婦人科医としての経験を交えながらわかりやすく説明していただきました。

生徒たちの感想の中には
「月経についてわからないことが多かったのですが、いろいろ説明してくれたので理解できました」
「『自分の体のことを知る』ということはすごく大事だと思いました」
「婦人科に行ったことはないけど、不安なときには利用してみようと思った」
などがあり、健康的に生きるために体についての正しい知識を身につけることの重要性を感じていたようです。
講演後、個人的な相談をした女子生徒にも木村先生は優しくていねいに対応してくださいました。

(平成27年11月26日)

 

大阪W選挙 模擬選挙の開票日 2015.11.24 #090

11月24日(火)、大阪W選挙の校内での模擬選挙の開票作業を行いました。

本校では20日に模擬選挙の投票を行いました。即日開票ではなく、実際のW選挙の結果が判明してからの24日(火)放課後開票作業を行いました。投票箱から票がざっと出てきてよくテレビでみる光景と重なります。投票率は
市長選挙が45.85% 知事選挙が44.67%
と実際のW選挙と近い値になりました。18歳選挙が近いこともあってか、3年生の投票率が90%を超えていたのに対して選挙年齢から離れている1・2年生の低い投票率が課題とも言えます。なお、生徒の選挙結果は票が割れ、実際とは異なるところもありました。
「リアルで投票しているようだった」
と生徒の感想文にありましたが、今回はリアルさにこだわってできたことが生徒の学習により大きな効果につながったようです。西淀川区選挙管理委員会には改めて感謝いたします。生徒の感想には
「(候補者が)大阪を変えようとしてたくさんの考えを言っていて、変えたいところがいろいろ出てきて面白かった」
「選挙することの難しさ、重さを感じた」
「一票っていうのが大切なんだなって模擬選挙をやって思いました」
「来年には選挙権を得るのでしっかり考えたい」
などがあって、多くの生徒が選挙を身近に感じてくれたようです。一方、「選挙は難しい」「関心がない」という声もあり、まだ政治や選挙が遠いところに感じている生徒もいます。今回は、「自ら考え、自ら判断する主権者を育てる」ことに主眼をおき、現実の選挙を題材に実施しました。18歳選挙権が若者の政治や社会づくりに積極的に参加していくきっかけになることを願って、引き続いて本校の特色である「豊かな学び」の実現に努めたいと思います。

(平成27年11月24日)

 

後期生徒会役員選挙と認証式 2015.10.20 #089

10月19日5限目に体育館で後期生徒会役員候補の立会演説会がありました。また、即日に開票を行い全員信認され、翌日に認証しました。

侯期生徒会の会長候補、副会長候補、執行委員候補が順に立候補の趣旨や生徒会活動でやりたいことについて、全校生徒に訴えました。3年生よかったと思ってもらえる卒業式にしたい、生徒の声をすくい上げたいなど公約を掲げていました。演説後、各教室に戻り投票があり、開票の結果、全員が信任されました。

翌日、校長室で認証式を行いました。全員が執行部経験者という頼もしいメンバーです。そこで目標や抱負などを尋ねると
「オープンスクールで新入生がたくさん入るようにしたい」
「冬フェスを実施したい」
「(生徒の意見を集めて)セーター着用をOKにしたい」
など前向きな言葉を聞かせてもらいました。

(平成27年11月20日)

 

教育相談・支援委員会ミニ研修「生徒の心の懇話会」 2015.11.20 #088

本校には月に1回、スクールカウンセラーとして大阪府立大学准教授の高橋幸治先生に来ていただいています。月に1回という非常に少ない回数ですので、直接個人をカウンセリングするというのは難しいのですが、毎日生徒と接する教員へ生徒との関わり方やアドバイスをもらい、日々の教育活動に協力していただいています。

今回は、生徒への対応で難しかったことや困ったことを出し合って、どのような対応をすればいいかを考える研修を実施しました。事例は今年度の新規採用の先生や教員歴の浅い先生に出してもらいました。最初は緊張もあり、意見が出ない間もありましたが、高橋先生の声かけやアドバイスもあり、徐々にその事例への質問や「自分だったらこうする」という話が出て盛り上がっていきました。終了後は「普段では聞くことができない、他の先生方の貴重な意見・話から、自分自身の足りないところ、実施してみようと考えられたことなど、多くのきっかけが持てた時間だった」「カウンセリングの観点から、いろいろな話をしていただき参考になった」などの感想が出ていました。専門家のアドバイスや教員歴のある先生の意見は、若手の先生の参考になったと思います。

今回の研修が、今後の生徒対応に役立つものになるよう期待しています。

(平成27年11月20日)

 

大阪W選挙 模擬選挙の投票日 2015.11.20 #087

11月20日(金)、大阪W選挙の校内での模擬選挙の投票日でした。

「ただいま校内模擬選挙の投票をおこなっています。自分たちの生活と大阪をよりよくしていくために、自分で考えて、自分の意見を1票という形でだし、みんなに知ってもらう機会です。お昼休みと放課後に2階の会議室でやっています。必ず投票しましょう」
校内放送が流れます。本日は模擬選挙の投票日です。

本校では、18歳選挙権の意義をふまえ、実際の大阪W選挙(府知事と市長)を活用して「模擬選挙」を実施しています。自ら考え、自ら判断する主権者を育てる観点で、全学年を対象としています。投票までに数回の授業の中で、「参政権、選挙の意義と基本的なしくみ」「今回の知事選挙・市長選挙の争点とのかかわりを考える」「候補者の政見・選挙公約を比べる」などを学習しました。
西淀川区選挙管理委員会から借りた本物の選挙広報・投票箱・投票台、そして本物そっくりの「投票案内状」を準備し、生徒の選挙管理委員会が選挙上の運営をしました。

投票率はどうなるか、また選挙結果はどうなるか。気にはなりますが、人気投票なので本当の大阪W選挙の結果が判明してから本校でも開票します。

(平成27年11月20日)

 

3回目の「再編整備に関する説明会」 2015.11.19 #086

11月19日(木)の夕方6時から3回目の「再編整備に関する説明会」を開きました。保護者・卒業生・地域の方々など22名が来校されました。

過去2回の再編整備の対象校の説明会で貴重な質問・意見が出されました。まずはそれらに対して教育委員会の高校再編整備課から回答いただきました。それに対して参加された方々か以下のような声も聞かれました。
「西淀川高校は宝である」
「生きる場所を奪わないでほしい」
「定員割れのままだから、(受験生の保護者は)安心できる」
「定員割れを理由に再編整備の対象とするのは道理が通らない」
「他国と比べても40人学級を基準にすること自体に問題がある」
「西淀川高校は地域の方は皆、西淀川高校を残してほしいと言っていることを教育委員に伝えてください」

約4時間におよぶ説明会になり、熱い意見が出されました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

(平成27年11月19日)

 

地震・津波避難訓練を実施しました 2015.11.19 #085

11月19日(木)13時28分、緊急地震速報システムから「地震発生」放送が配信されました。これを合図に、出来島保育所と大野町会と協力して地震・津波避難訓練を実施しました。

『地震発生 震度4 40後に地震が来ます 』 『落ち着いて身を守ってください』と緊急放送がありました。本校には一昨年から緊急地震速報システムが配備されています。今回も、このシステムを活用しての避難訓練となりました。

仮想地震後、教職員による避難経路等安全確認を行い、グランドへの避難となりました。次に、津波に対する避難訓練も実施しました。津波の場合は本校に避難される出来島保育園から約20名の園児と先生が加わり、本館4階への避難行動を行いました。この際、2年生が中央階段を使って、園児と手をつなぎながら避難教室まで誘導しました。また、約10名の大野町会(松田産業株式会社環境事業部大阪営業所の皆さんも今回初めて参加されました)の方々にも東側階段を利用しての避難訓練に参加していただきました。最後に、教頭から放送を使って全体講評と諸注意を述べ、訓練を終えました。

保育所と大野町会のみなさん、ご協力ありがとうございました。

(平成27年11月19日)

 

第3回オープンスクールを開催しました 2015.11.14 #084

11月14日(土)午後、本校で第3回オープンスクールを開催しました。今回は関西テレビからの取材もありました。

学校紹介は今回も生徒会執行部がスライドを使いながら行いました。先日行われた文化祭の写真も取り入れた学校の様子を元気いっぱいに喋ってくれました。司会役は緊張のデビュー戦でしたが、一生懸命さが伝わってきました。次に教頭から「Q&A」の形式で本校のていねいな授業形態などを紹介しました。また、注目される入試制度の変更、再編整備についてもスライド説明しました。

今回の体験授業は、「英語」と「理科」の2教科から希望する1教科を選んでいただきました。「英語」では、日本でもすっかり定着したハロウィンがテーマでした。ハロウィンの起源が意外にもアメリカではないことをとクイズ通じて説明しました。「trick or treat」(お菓子をくれないといたずらするぞ)も頻発した楽しい授業でした。 「理科」では恐竜をテーマに、ペーパークラフトで恐竜づくりに挑戦しました。立派なアパとサウルスの骨格標本が完成していました。ここでは中学生の子どもさん以上に必死に取組まれる保護者の姿が見られ、ほほえましい風景でした。

授業を体験した後は、グループに分かれて本校の図書室や体育館などの施設などを見て歩きしました。きれいな食堂に歓声が上がっていました。
関西テレビの放映は、11月18日(水)の17時20分頃の予定だそうです。「ゆうがたLIVE ワンダー」(15:50〜19:00)の中で扱われるとのことです。

次回のオープンスクールは12月12日(土)です。皆さん、ぜひ本校にお越し下さい。

(平成27年11月9日)

 

校内の授業見学 2015.11.10 #083

9月から先生方の授業を見学しています。先生方の創意工夫が感じられる授業ばかりです。ほんの一部を紹介します。

1年生の国語では、クラスを半分にし、「聞く・読む・話す・書く」の機会を増やしています。さらに発表の場面を作り出す授業展開もしています。一方で縦書きの板書の授業もあります。

数学では、グラフを視覚的に理解するために黒板に座標軸やグラフをプロジェクターで映し出しています。英語でも単語や文章を黒板にプロジェクターで映し出し、日本語訳をチョークで書き込んでいます。その際、映し出す文字の色もわかりやすさを配慮しています。

理科では、実験室の実験はもちろん、教室では演示実験や写真などちょっとした小物で興味関心を刺激しています。社会科では全学年で「模擬選挙」に取組んでいますし、また一人ひとりが選んだ「偉人」について新聞づくりを行い、発表の場も設定しています。

音楽の授業では、必ず体操を入れてウォームアップをします。つい私もいっしょに参加してしまいました。家庭科では、調理・被服実習以外の他、保育実習の一環として保育所交流にも盛んに取組んでいます。園児にも生徒たちにも笑顔があふれています。

体育のマット運動では、iPadで自分のパフォーマンスを見直す手法が定着しています。また、3年生の体育では生徒たちの自主的な活動に成長を感じます。

情報の授業はチームティーチングです。生徒のキーボードさばきの速さに驚かされます。また、本校独自の「環境」では、菜の花畑作りをしています。生徒たちの地道な活動が来春の黄色の美しい菜の花のお花畑に結びつきます。

(平成27年11月10日)

 

箕面東高校を訪問しました 2015.11.9 #082

11月9日(月)文化祭代休日に、本校の6名の先生方で箕面東高校を訪問させていただきました。バス降車後、バスターミナルからなだらかな坂道を上っていくと5分ほどで正門に着きました。閑静な住宅街にあり、豊かな自然に恵まれた学校でした。

1年生がエンパワメントスクール、2、3年生がクリエイティブスクールです。1年生の授業を中心に見学しました。各教室には天井設置型のプロジェクターがあり、8時30分に0限目が始まります。0限目は10分授業で毎日、週5回あります。生徒たちはプリントでコグトレ(認知作業トレーニング)に取り組んでいました。8時45分からは毎日、英語、数学、国語の30分授業が3コマあります。その授業は2クラスを3グループに分けて少人数で習熟度別に行われます。英語、数学の授業ではプロジェクターを使いながら、基礎的なものから、発展的ものまで生徒の習熟度に合わせて授業内容や授業方法が教室毎に全く違ったものになっていました。3コマの30分授業はそれぞれa限目、b限目、c限目と呼ばれ、特徴的なことは先生がいる教室は固定されていて、生徒が各自の担当の先生がいる教室へ移動し授業をうけていることです。3限目以降の授業は45分授業でした。4限目が終わるとお昼休みです。食堂のメニューは豊富で生徒の評判も上々のようでした。

校長先生、教頭先生はじめ、多くの先生方、色々なお話を伺うことができたいへん参考になりました。ありがとうございました。

(平成27年11月9日)

 

第37回文化祭を開催しました 2015.11.7 #081

11月7日(土)、第37回西淀川高校文化祭を開催しました。

今年の目玉は「紅葉の箕面の滝」。昨年の「大阪城」を大きさで凌駕しました。校舎正面の屋上から吊るされた縦11m半、横6m半の作品は、私も含めた西淀川高校の思いのこもった貼り絵アートです。貼り付けた折り紙の枚数は5万枚以上!
その壁画前には色鮮やかな2年2組のゲート作品が設置されていました。暖かくもてなす気持ち溢れる作品に来場者も笑顔になります。ゲートを抜けると発表や催しを宣伝する各クラスやクラブの看板が並びます。

文化祭は、その準備段階からクラスやクラブの色が出てきます。その集大成が文化祭当日に発揮されます。開会式では、生徒会執行部が自作の文化祭オープニングビデオを披露しました。その後は各クラスやクラブがパネルを持った宣伝タイムでした。
今年の1年生は、看板づくりなど準備にも早くから取り組み、どのクラスも教室での模擬店に挑みました。店内のデザインをし、買い出しに出かけ、飾り付けをします。どのクラスも当日の呼び込みで必死の集客をしていました。特に最優秀賞を獲得した4組は、自分たちでビデオ撮影した作品を店内で放映するアイデアが高く評価されました。2年生は去年の経験を活かして一工夫していました。ポップコーン作りも早く完売しないように多量の原料購入していました。また、定番の迷路にも「カギ捜し」という一捻りがありました。4組の「トリックアート」では人の錯覚を利用した描き方が多くの人たちを不思議な気持ちにしてくれました。夜遅くまで仕上げた生徒たちの力作は当然、最優秀賞でした。最終学年の3年はステージでの楽器演奏とビデオ上映を行ない、その存在感を示してくれました。

部活動の発表もレベルアップしていました。吹奏楽部は昨年より部員も増え、音に厚みが出てきました。年々キレを増しているダンス部のパフォーマンスには拍手喝采でした。また、文化祭は授業や部活動で作成した発表の場でもあります。美術や書道の作品には目を見張るものも多く、多くの来場者が足を止めていました。

PTAを中心とした同窓会・後援会の方々が作られる伝統の「西淀汁」は今年も大人気でした。素麺の入った豚汁は数日前から準備し、前日に仕込んだ「母」の愛がいっぱい詰まった暖かい一杯。しかも無料提供なので、準備した約600食はアッという間に完食となりました。

(平成27年11月7日)

 

校内の深まりつつある秋 2015.11.5 #080

校内でもたくさんの秋が感じられます。ところで、西淀川区の花をご存知ですか。

写真 緑豊かな潤いのまちにしたいとの願いから、西淀川区の花に「サザンカ」が定められたそうです。「サザンカ」は1年のうちで最も花の少ない晩秋から冬季にかけて咲きます。そのサザンカが校内で赤と桃色の花を付けています。グラウンドと校舎の間なのであまり目立たないのですが、常緑葉中にひっそりと輝いています。

その近くでは秋の七草の白花の萩が風に揺られています。また、校内の桜の葉も色づき、冬支度を始めています。校内でも秋は深まりつつあります。

(平成27年11月5日)

 

「再編整備に関する説明会」を開きました 2015.11.3 #079

11月3日(火)、2回目の「再編整備に関する説明会」に保護者・卒業生・地域の方々など44名が来校されました。

先月、1回目の再編整備の対象校の説明会を行いました。その際、保護者や卒業生からもう一度説明会の機会を設けてほしいという要望あり、それが今回の説明会となりました。なお、今回も説明のために教育委員会の高校再編整備課から3名に参加いただきました。

高校再編整備課の土佐邦之課長と松田参事から改めて再編整備について説明があり、参加者からの質疑に委員会が応える形式で会がすすめました。

保護者から
「西淀川高校をこのまま残してほしい」
「(西淀川高校への志願者が)100名しかいないじゃなく、100名もいると捉えるべきだ」
「西淀川高校は以前からエンパワメントしている」
「保護者として今の西淀川高校で支障もなく、満足している」

卒業生から
「母校をなくさないでください」
「40人学級を基準にすることに問題がある」

地元の方々から
「西淀川高校は地域の熱い要望によって創立された高校なんです」
「保育園児との芋掘りなどもあり、西淀川高校は地域との交流が盛んだ」
「西淀川区には、西淀川高校が必要です」

そして「また、(11月の教育委員会議までに)説明会を開いてほしい」という要望が述べられました。
4時間以上の説明会になり、多面的な質問や意見が出ました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

(平成27年11月3日)

 

大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会 2015.10.31 #078

10月31日(土)午後、豊中のホテルアイボリーにおいて大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会が開催されました。本校からはPTA役員の方々など10名が出席しました。 来年度は本校と池田北高校が幹事校となります。下見も兼ねての参加です。

総会後の講演会では福島県立医科大学免疫学講座主任教授の大平哲也先生から「笑いと健康について〜笑ってストレス解消!生活習慣病予防〜」をテーマにお話をうかがいました。「笑い」でどれだけ病気を予防できるのかを科学的なエビデンスをもとに説明いただきました。「笑い」がテーマの講演だけに終始笑いの絶えない講演でした。

 最後には先生から「笑いヨガ」を伝授していただきました。実際の笑いも体操としての笑いも、身体への健康効果は全く同じであるという科学的根拠に基づく方法だそうです。写真はその様子です。

(平成27年10月31日)

 

2年生「お金と仕事」のワークショップ 2015.10.29 #077

10月29日(木)の午後、2年生のHRを活用して「お金と仕事」についてのワークショップ形式の授業(MoneyConnection®)を行いました。

講師として「コネクションズおおさか」(大阪市若者サポートステーション)から6名の方に来ていただき、グループで考えるワークを展開しました。
「10年後、一人暮らしをしているキミを想像してみよう。1ヶ月の給料が20万円を仮定して生活費はどうする?」をテーマに働き方や一人暮らしのために必要な生活費について考えていきます。
「保険と税金って、毎月こんなにとられるんや」
「フリーターでは、どんなにがんばっても月に100万円は稼がれへん」
「一人暮らししてみたいけど、お金も時間もなくて全然遊べない」
「子どもはほしいけど金銭面で無理かなぁ・・・」
生徒たちが口にした言葉です。生徒たちは世間の厳しさを感じ、自分の甘い考えではやっていけないことを疑似体験していました。最後に
『高校を卒業しないと選べる仕事の幅が狭くなる』
と講師の先生がおっしゃった言葉は2年生全員の胸に刻まれたようです。有意義な時間をもつことができ、今後の希望進路選択を考える良い機会になりました。

(平成27年10月29日)

 

第2回学校協議会開催 2015.10.28 #076

10月28日午後、平成27年度第2回学校協議会を校長室において開催しました。

協議委員全員で水曜日の6限目の授業を見学しました。1回目の協議会の際には見学できなかった芸術や情報の授業などを中心に教室を回りました。自分の印鑑を作る篆刻(てんこく)に取組む書道、体操・校歌合唱・課題曲合唱、そしてギターとテンポよく進む音楽、校内の落ち葉をスケッチする美術とそれぞれ特徴ある芸術の授業展開を見てもらいました。また、ワードの画面を見ながら必死でキーボードをたたき続ける情報の授業にも協議員は大きな興味を示されていました。
協議会では、6月以降の学校の様子をスライドで見てもらいました。次に「再編整備の対象校」について概要を伝えました。そこで、志願者数を増やすことの重要性が問われました。すでに実施している100校以上の中学校訪問や新しいポスター作りなどの学校の取組みについても説明しました。
委員の方々からいただいた貴重な意見を今後の授業や学校経営に活かせるようにします。

(平成27年10月28日)

 

東淀川区進学説明会 2015.10.24 #075

10月24日(土)、東淀川区役所において東淀川区PTA協議会主催の「東淀川区高校等進学説明会」に参加しました。

3年目の説明会の今回、参加する公立・私立合わせて60校が学校別ブースに分かれました。人気の制服を横に本校のモットーである「きれい・わかる・ていねい」を説明しました。東淀川区内から400名以上の中学生、保護者の方々が会場を訪れ、各校のブースで熱心に説明を聞きながら、進路先について検討しておられました。中学3年生だけではなく、2年生の姿も見られました。本校ブースにも多数の方が相談に来られました。驚いたことは、本校の少人数での授業をご存知な保護者やHPをよく見ていただいている保護者が多いことでした。
当日は、第2回オープンスクールを実施していましたので、次回のオープンスクール参加をお願いしました。

(平成27年10月24日)

 

第2回オープンスクールを開催しました 2015.10.24 #074

10月24日(土)、秋晴れのもと環境フェスタと同時に第2回オープンスクールを開催しました。

学校紹介は生徒会執行部がスライドを使いながら行いました。少し緊張はしていましたが、それが初々しくも思え、中学生や保護者にも親しみを抱いていただいたようです。教頭から「Q&A」の形式でのスライドもよくわかってもらえました。関心が高かったのはやはり入試制度の変更点でした。

今回の体験授業は数学でした。数学と聞いて表情を曇らせる中学生もいましたが、終わってみれば笑顔。座標軸という数学らしいものを使いながら、作図を楽しむものでした。中学生より保護者の方が必死で取組んでいる姿、できあがった「ニワトリ」の図を自慢げに見せる中学生の姿、我が子の作図風景を心配そうにのぞき込む保護者の方の姿などが見られました。

授業を体験した後は学校内をツアー。環境フェスタの一環で芋掘りをしている畑も見ていただきました。なお、再編整備の対象校となった本校のことについての説明の中で、今の中学3年生が入学すれば、高校3年生として卒業するまで西淀川高校は絶対に存続することを伝えると
「最後までていねいに面倒見てくれるんやったら、安心や。それもいいね」
と言われる保護者もおられました。

次回の本校オープンスクールは11月14日(土)です。複数回の参加者もおられるのも本校の特徴ですので、皆さん、ぜひ本校にお越し下さい。

(平成27年10月24日)

 

秋の環境フェスタを開催しました 2015.10.24 #073

10月24日(土)午後、本校で第16回環境フェスタを開催しました。天候にも恵まれ、子どもからお年寄りまで150名をこえる方にご来校いただきました。

第1部は食堂で、元あおぞら財団職員の小平智子さんによるお話でした。西淀川の環境と自然についてお話しいただきました。西淀川区にどんな鳥が生息しているかのクイズに、子どもとたちは一所懸命に答えていました。環境を守るために始まった菜の花プロジェクトが西淀川高校から地域に広がっていったという説明に、本校の生徒たちもうれしそうでした。

第2部はそれぞれの場所に分かれて、大学生のボランティアによる「廃食油を使ったキャンドルづくり」、大人気の「サツマイモほり」、恒例の「わたがしの配布」を行いました。本校の生徒が来校した子どもたちに優しく接している姿を見て微笑ましく思いました。

環境フェスタは、会場準備、司会、受付など、全ての業務を本校の生徒たちが中心になって行います。参加者の方々からは、「高校生と関わることができてうれしい」「紙しばいが上手だ」「司会が上手だ」などと声をかけていただき、生徒たちも満足そうでした。

今年度も、大阪西淀ライオンズクラブから、本校の緑化活動を支援するためにチューリップの球根を寄贈していただきました。元会長の山下幸雄さんから目録の贈呈をいただきました。来年の春の環境フェスタで、皆さんと一緒に満開のチューリップを観賞できたらと思っています。次回もぜひお越しください。

(平成27年10月24日)

 

小野田先生と阪大生来校 2015.10.23 #072

10月23日、今年も大阪大学の小野田教授が14名の学生さんと一緒に授業を見学されました。また、初任者である授業者を交えた研究協議も行いました。

6限目、本校初任者の2つの授業を中心に見学をしてもらいました。2年生の国語常識・表現では、班ごとに作成したポスターについて発表しました。キャッチコピーを考え、商品をどのように見せるかのかによって伝わる魅力が違うことを理解する内容でした。また3年生の体育(バレーボール)では、男女が混同でレシーブ・トス・スパイク練習から練習試合を行ないました。放課後は生徒たちの下校の様子を見てもらいました。その後は授業者の2人の初任者も参加し、小野田教授がファシリテートする研究協議を行いました。

学生さんからの「先生が常に積極的に生徒に声を掛けているのに驚きました」という発言に対して初任者は
「体育を楽しむことを目標にしています。叱るときは、静かにして生徒たちに気づかせるようにしています」
と生徒の実態に即した対応について説明していました。
「男女混合授業の難しさ」「班分けの工夫方法」「生徒への語り掛け方」「教師としてのキャラ作り」
等の質問が次々と飛び出す活気あふれる会議となりました。
小野田教授からは「君たち阪大生とは違う教育環境で育って来た西淀川の生徒の実態をどう感じたのか」という宿題が学生さんたちには出されました。

授業観察や研究協議の内容は初任者に大いに有意義なものでした。これらを西淀川高校全体の授業の中で活かし、授業力向上に活かせるようにしたいと思います。

(平成27年10月23日)

 

出来島小学校との小高連携「交流授業」 2015.10.20 #071

10月20日(金)、出来島小学校との交流授業を実施しました。今回も、元気いっぱいの3年生50名を本校に迎えて、理科実験の授業を行いました。

小学校1・2年生は「生活科」で身近な自然を観察するなどの学習をしますが、実験などを行う「理科」は小学校3年生で初めて学習する教科です。実験室での実験も、参加した小学生には初めての体験になりました。

はじめの実験では、食塩水を蒸発させると塩の結晶が出てくることをたしかめました。つぎは、温度によってミョウバンが溶ける量が違うことをたしかめる実験を行いました。さじを使って懸命に混ぜている姿が印象的でした。最後の実験では、塩化アンモニウムの結晶を温めて溶かしたものを試験管にうつし、中の様子を観察しました。結晶が落ちていく様子がまるで雪が降っているようで、みんなは驚きの声を上げていました。

小学生はみんな好奇心旺盛で、じゃんけんをして実験の順番をとり合っていました。本校の教員、生徒たちもその熱い気持ちに応えていました。この授業をきっかけに、理科に興味を持ってもらえたらうれしいです。

(平成27年10月20日)

 

第9回緑栄会(同窓会)総会がありました 2015.10.18 #070

10月18日(日)、本校食堂を会場に、緑栄会(同窓会)総会及び懇親会を行ないました。

緑栄会(同窓会)では5年に一度の総会と懇親会を行なっています。今回は前回と同様に本校の食堂においてビュッフェ形式で実施されました。1期生からこの春卒業した34期生までの卒業生の方々と恩師の皆さんが一堂に会し、その数約180人。食堂はノスタルジックな熱気でむせ返るようでした。

12時からの総会ですが、多くの卒業生が懐かしさ抱きつつ早めにご到着。多数の卒業生の方が総会前に校内ツアーに参加し、教室、屋上、体育館を見て回りました。懐かしい「連結机」を見つけて、そこに座り記念撮影のシーンもありました。

総会では、「再編整備」について私から説明しました。「母校がなくなるかもしれない」という寂しい表情が見られましたが、「がんばってください」「応援します」などの暖かいお声をいただき、勇気がわいてきました。その後、会計報告がされました。その中で、食堂の新しいテーブルや椅子は同窓会からの拠出であることも改めて披露していただきました。また会則の変更が決議され、いよいよ待ちかねの懇親会。挨拶は4代目校長の小川先生、そしてソフトドリンクでの乾杯は吉岡元教頭先生にお願いしました。料理は、食堂の坪井さんが腕によりかけて作ってくれました。好評だったのは、卒業生にとって懐かしの味でもある食堂のカレーライスとうどんでした。各期のスライドショーでは、特徴的な先生の姿がスクリーンに映し出されると大きな歓声が上がっていました。旧友との語らいはつきませんが、アトラクションの後、いろいろなグループで学校を出られました。

(平成27年10月18日)

 

峯本弁護士による学校危機管理研修の実施 2015.10.16 #069

10月16日、「学校危機管理研修 〜スクールロイヤーの観点から〜 」というテーマで長野総合法律事務所の峯本耕治弁護士を講師に招き職員研修会を行いました。

峯本弁護士はかねてからスクールロイヤー(学校弁護士)の必要性を提唱されています。様々な課題を抱える生徒の支援のために、すでに学校現場に入っているスクールウンセラーやスクールソーシャルワーカーと同様にスクールロイヤーも教職員と共にチームの一員になることが必要であると言われます。

学校現場でトラブルが起こった時、まず重要なことは、そのトラブルの原因は何か、またその背景要因は何かなどしっかりとアセスメントすることだとお話しされました。きちんとアセスメントをすることで対処法が見えてくることが多いそうです。その上で相手としっかりと繋がっていくことが大切とも言われました。次に大切なことは対処する上で、何ができて何ができないか、またどこまでできるかなどの限界を見極めることも力説されました。

「法律家の観点からの生徒指導、保護者対応などを説明していただき、違った考え方、問題の見方を知ることができるよい機会でした」
「生徒や保護者が抱えている状況を十分い理解して上で、『つながる』という言葉がよく理解できました」
などの感想が教員から寄せられました。

峯本先生、有意義な研修を行なっていただきありがとうございました。

(平成27年10月16日)

 

2年生 調理実習 2015.10.14 #068

2年生では、年間5回の調理実習を実施しています。

     2年生 調理実習 年間メニュー
1回目
 牛丼、すまし汁、和え物
2回目
 ピザ、ポテトチップス
3回目
 八宝菜・餃子・杏仁豆腐
4回目
 鰤の照り焼き・南瓜の煮物・茶碗蒸し
5回目
 ポークピカタ・人参のグラッセ・コーンスープ・マドレーヌ

1回目では、外食ではおなじみの牛丼を作りました。2回目のポテトチップスは、校内の畑で生徒たちが植えつけたジャガイモを収穫してから油で揚げました。今回は中華に挑戦しました。

八宝菜作りにもたくさんの工夫があります。イカの松笠切りで見た目の仕上がりが変わります。中華の命は強火。野菜は一気に炒めてシャキッとした食感にします。餃子作りでは、苦労しながら餃子の皮にヒダを入れていました。油っぽい中華料理にはぴったりの杏仁豆腐。寒天から作ったまろやかな味わいに生徒も大満足でした。

4回目は脂ののった鰤の照り焼きと南瓜の煮物、和食の定番茶碗蒸しという家庭料理の予定です。そして、最終回では、洋食のデザート「マドレーヌ」を作ります。

包丁さばきの上手い子、熱い中華鍋を手際よく扱う子、洗い物が得意な子、それぞれの個性を活かした調理実習です。ここで学んだ料理を家庭でも作ることを願っています。

(平成27年10月14日)

 

有罪・無罪の決めては? 2年生「模擬裁判」 2015.10.12 #067

2年生の「現代社会」の授業において、法教育の一環として裁判所見学後に「模擬裁判」の授業を今年も実施しました。

大阪弁護士会の飯田・井上・広瀬・市村・多田・西本・藤永・藤崎弁護士と8名もの弁護士の方に来ていただき模擬裁判を実施しました。事前に弁護士の方々から、弁護士の仕事、刑事裁判・民事裁判の違いについての授業を行ってもらいながら、裁判とは何なのか?なぜする必要があるのか?
という根本を生徒たちにお話しいたただきました。

模擬裁判では、強盗致傷事件について裁くことになり、本物の黒い法服を裁判長・裁判官役の3人の生徒が着用し、裁判所法廷のセット作り、本番さながらの緊張感を持った取組みとなりました。模擬裁判では、証人の証言が信用できるのか?という観点について考えました。生徒には自分で考えて、意見を言えるよう、少人数で評議を行い、意見を発表しました。

判決前の評議の結果は、無罪が3クラスと有罪が3クラスと半々に分かれました。難しい内容の中、真剣にそれぞれの意見をぶつけあい、出した判決だからこそ、意見が分かれたのだと思います。生徒にとっては裁判制度を学ぶ貴重な時間となり、色々と考える機会となりました。お忙しい中、ご協力いただきました弁護士の皆さま、ありがとうございました。

(平成27年10月12日)

 

3年生が大野下水処理場を見学  2015.10.8 #066

10月8日午後、3年生は総合学習の時間に大野下水処理場を見学しました。学校設定科目「環境」の授業で淀川水系の学習をしてきた総まとめとしての見学です。本校1期生でもある下水処理場職員の柳川さんに案内していただきました。

下水管からの流入口では赤褐色できつい臭いを放っていた下水が、最初沈殿池で汚泥を取り除かれ、反応タンクでバクテリアの働きにより有機物が分解され、最終沈殿池では透明な色になっていく過程に、みんな目を見張っていました。最後は自然の浄化作用を利用して水質改善をしている「せせらぎの里」で記念撮影を行ないました。

「予想以上に臭いはきつかったが、微生物が有機物を分解しているのがすごいと思った」「臭かったけど、ここで働いてくれている人がいるから川がきれいで臭くなくなるんだと思う」「これから社会に出て働く身としては尊敬できる人たちだった」という感想が多く出されました。

(平成27年10月8日)

 

2年生 保育所の子どもたちとの交流体験実習 2015.10.07 #065

10月7日(水)2・3限に本校3階家庭科総合実習室において、保育所の子どもたちとの交流体験実習を実施しました。

1学期は2年生が保育所を訪問しました。2学期は逆に子どもたちを本校に招いて交流することにしました。この日は3,4歳の子どもたちと工作遊び「釣りゲーム」を一緒に楽しみました。1週間前から、生徒たちは魚介類の下絵を約50枚完成させ、マグネットをつけた釣竿制作などの準備をしていました。来校した子どもたちはまず、下絵に思い思いの色を塗り、次にハサミを使って切り取ります。子どもたちの中にはまだハサミが使えない子もおり、生徒たちが手伝いながらの工作です。完成した魚にクリップを取り付け、釣り上げます。
「鯛や」
「カニやで、カニ」
「マンボウ釣る」
飽きることなく楽しんでいる子どもたちを温かく見守っている生徒たちの姿が印象的でした。子どもの発達の段階やそれぞれの個性について実感し、子どもにとって遊びの大切さを学べた授業でした。

(平成27年10月7日)

 

「再編整備に関する説明会」を開きました 2015.10.3 #064

10月3日(土)、「再編整備に関する説明会」に保護者・卒業生・地域の方々など65名が来校されました。

先月、本校は再編整備の対象校となることが発表されました。多くの方々から「西淀川高校はどうなるのですか?」という問い合わせをいただいています。そこで、再編整備に関することを保護者や卒業生などに伝えるため説明会を開きました。なお、説明のために教育委員会の高校再編整備課から3名に参加いただきました。

まずは私から、本校の再編整備の概要について説明しました。次に高校再編整備課の土佐邦之課長から再編整備計画書を使いながら、少子化にともなう7校の募集停止計画、府立学校条例(3年連続定員割れ)の適用について追加説明がありました。その後は参加者からの質疑に委員会が応える形式で会がすすめました。

「保護者として今の西淀川に満足している」
「中学校には行きにくかった子どもが、今は希望を持って通学している。この学校はほんまにいい学校や」
「西淀川高校を失くすのではなく、活かす方向で検討してほしい」
「教育は効率だけで測るものではない」
「西淀川区には、西淀川高校が必要です」
「来年の受験生にたくさん西淀川高校に受験してもらうしかない。そのためには中学生の保護者に訴えるしかない」
「今の西淀川高校を全日制普通科ではない中身に変えて存続すべきだ」
「再度、説明会を開いてほしい」

本当にたくさんの質問や意見が出ました。気がつけば2時間半にもおよぶ質疑応答となっていました。地元の西淀川区に37年間定着した西淀川高校の存在意義を聞かせてもらい私自身が元気をいただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

(平成27年10月3日)

 

「秋の校外学習」に行ってきました 2015.10.2 #063

10月2日(金)、学年毎に秋の校外学習を実施しました。

 1年生:天王寺動物園  

1年生は、今年で開園100周年を迎える天王寺動物園を訪れました。週間天気予報では雨が心配されていましたが、当日はきれいな青空にめぐまれ、絶好の校外学習日和となりました。園内では、時間の規律を守り仲間と協力して課題に取り組む、クイズラリーをしながら班別行動でチェックポイントを回りました。仲間どうしで地図を見ながら目的地を探す中で親睦も深まる校外学習でした。

 2年生:進路別見学会バスツアー  

2年生は、将来の進路を決めていかなければいけない時期でもあり進路選択の機会とする目的で、今回の校外学習は進路別の見学会を実施しました。
「大学コース」「専門学校コース」「就職コース」の3つから、生徒それぞれが希望するコースごとに学校や企業をバスで訪問しました。訪問先では説明会や見学会に参加し、それぞれの特色等を学び、実際に見ることで進路選択に対する意欲や実感がもてたようです。

※生徒の感想
○大学コース
・とにかくキレイ。大学内を見学するのは楽しくて、大学に行きたいと思わされた。前から気になっていた法学部に興味がもてた。
・説明してくれた学生さんの話がおもしろかった。
・はじめて大学に行って、高校と違うところがいっぱいありました。図書館には本が100万冊くらいあるそうです。
○専門学校コース
・ITやゲーム作り、CGや映像、デザインとかWebとか、色々種類があった。ひとつのCGを動かすのに、たくさんの行のプログラムを書いて命令しないと動かないことがわかりました。ひとつのゲームのひとつの行動が100個以上の小さなプログラムの集まりであることをすごいと思った。
・色々な教科選択ができる。就職先が決まるまで支援してもらえる。自分のしたいことが明確になってきた。
・設備がそろっていた。解らないことも答えてくれ、他の学校も見た方がいいと助言してくれた。
・絵の描き方を教えてもらって、いつもよりうまく描けた気がした。学生のデザインがうまかった。勉強になった。
○就職コース
・工場では、挨拶で健康かどうかを確かめ、もし声の小さい人がいたらやり直す。健康でなければおいしいものが作れないから。
・面接をしてもらい、すごくいい経験になった。フリーターで暮らしてはいけるけど、趣味にかけるお金がなかったり、ご飯が2食になったりするのは嫌。遅刻や欠席をせず朝からちゃんと学校に行こうと思った。

 3年生:USJ  

10月2日(金)、3年生はUSJに行きました。暑い日差しの中で、生徒たちはそれぞれアトラクションやゲームなど楽しんでいました。遠足で来ていた他校の生徒や、海外からの観光客で園内は人でいっぱいでした。ハロウィンのイベントで仮装する人も目立つ中、フェイスペイントをする生徒もいました。

(平成27年10月2日)

 

1年生 進路劇コント 2015.10.1 #062

10月1日(木)、1年生のHRで進路講演会を実施しました。今回の進路講演会は進路劇を鑑賞し、自分の進路を考えるという内容です。講師として、コメディーユニット「かのう と おっさん」の嘉納みなこさんと有北雅彦さんに来ていただきました。

進路劇の1本目は「正社員とフリーターはこんなに違う」というテーマでした。俳優をめざしながらもフリーター生活を送っていた男性が久しぶりに正社員として働く同級生に再会し、正社員とフリーターの生活の差や生涯稼ぐことができる賃金の差に驚くという内容でした。劇の中で正社員とフリーターが生涯稼ぐ賃金には2億円も差がでるという内容には生徒たちも驚いている様子でした。

2本目は「進路について考えるって、大切なんだ(通訳編)」。高校生のときからイタリア語に関係する仕事に就きたいと具体的に進路について考えていた男性と、とりあえず大学に行って就職できればいいやと具体的には進路について考えていなかった女性のふたりに、数年後どんな差ができていたのかという内容でした。一旦は就職したものの仕事をやめ、新たな仕事を探そうとするも面接に通らず、会社の人事部を恨んでわら人形を打つ女性の姿は衝撃的でした。

嘉納さん、有北さんのコミカルな動きや独特の台詞回しに生徒たちも興味津々でした。劇終了後の解説により、自分の進路についてもより深く考えることができたようです。

(平成27年10月1日)

 

教育実習生 研究授業 2015.9.30 #061

9月28日(月)と29日(火)の両日、2名の教育実習生による研究授業をそれぞれ行いました。

今年の実習生は2名。1名は英語科、そしてもう1名が社会科担当です。両名とも本校の卒業生、しかも同期生ということもあり2人でプリント作りや板書方法について意見交換をしていました。生徒たちにとっても年齢の近い先輩ということもあり、親近感を感じられたようです。

3週間の実習の総仕上げとして研究授業を行い、大学の先生も見学に来られました。また校内からも多数の教員が参観しました。

英語の研究授業では、2年生に対してまず新出単語の説明をします。本文を板書し、イデオムや文法について本文に書き加え、日本語訳していきます。その間も発問を続けるテンポのある授業展開でした。仕上げは生徒同士が英語で質問し合うアクティビティを導入していました。梅花大学からは近藤眞理子教授が来られ、授業後に教授方法などについてアドバイスをされていました。翌日の社会科では、1年生の現代社会が研究授業の対象でした。自由権が資本主義の発達に貢献しながら、「貧富の差」を生んでいったことをわかりやすく説明していました。生徒たちへの発問を何度も取り入れ、興味を持たせる内容でした。大阪学院大学から来られた三輪信哉教授からは、授業後「頭出し」にはもっと力点を置くべきだという指摘をいただきました。

教育実習最終日に、2人の実習生の振り返りを行ないました。3週間の実習で2人とも「先生」として多いに成長してくれたようです。「子どもが大好き」という資質をもっているので本気で教師をめざすように激励しました。

(平成27年9月30日)

 

養護教諭による「保健」の授業 2014.9.28 #060

保健室の先生である養護教諭が、今年も2年生の「保健」の授業を行いました。

養護教諭と言えば、保健室で来室する生徒の怪我の対応をしたり、心の内に寄り添ったりしてするのが業務と思われています。しかし本校の養護教諭は保健の授業も行っています。
今回のテーマは「医薬品とその活用」です。
「先生、薬ちょうだい」と保健室に来室する生徒が少なからずいます。実はこれは危険で、間違った考え方なのです。「薬」あるいは医薬品はその人にそれぞれ処方されたもの、他人のものを服用することは非常に危険だということがわかっていないのです。「薬」についてもきちんとした知識を持つ必要性があります。それが今回のテーマです。
授業では、生徒たちが使っている「薬」を次々と揚げています。たくさんの商品名が黒板に書き出されます。その薬を「内服薬」と「外用薬」に分類します。途中で、生徒同士のロールプレイを取入れ、関心を高めていました。
なお、生徒たちから次のような感想をもらいました。
「薬をジュースで飲んでいたので、これからは水で飲む」
「ビンに入っている薬のビニールを取ったほうがいいのを初めて知った」
「人からもらった薬は飲んだらダメなんだなと思った」

(平成27年9月28日)

 

第1回オープンスクールを開催しました 2015.9.26 #059

9月26日(土)午後、第1回オープンスクールを開催しました。秋晴れの中、昨年と同様に約50名の方においでいただきました。

学校紹介は今年も生徒会執行部がスライドを使いながら行いました。
「選ぶのは君 選ばれるのは西淀川」
のキャッチフレーズが決まっていました。次に教頭から「Q&A」の形式で本校のていねいな学習指導などを紹介しました。また、注目される入試制度の変更についてもスライド説明しました。

参加者は「国語」「理科」の教科に分かれて授業を体験しました。国語は古典、「陰陽師」です。短い時間ではありますが、歴史的仮名遣いの今昔物語をわかりやすい現代仮使いに直し、ていねいに解説しました。理科は化学実験です。エコカイロと瞬間冷却装置を作成しました。酢酸ナトリウム水溶液の発熱反応と尿素の吸熱反応を利用したものが商品化されたことに参加者全員が驚いていました。
授業を体験したあとは、グループで学校内をツアー。本校の特別教室や特徴ある施設などを見学してもらいました。特に、広いグラウンドや中学校にはない自動販売機に興味が示されたようです。
最後に参加者からいただいた質問に一つひとつ答えました。なお、再編整備の対象校となった本校のことについての質問もありましたが、ていねいにお答えして安心していただきました。

次回の本校オープンスクールは10月24日(土)です。本校の看板でもある「環境」に関連した「第16回環境フェスタ」との同時開催を予定しています。皆さん、ぜひ本校にお越し下さい。

(平成27年9月26日)

 

硬式野球部秋季大会2回戦 2015.9.20 #058

9月20日(日)北摂つばさ高校のグラウンドで、秋季硬式野球部公式戦が行われました。7月の大阪大会では連合チームが2勝し、学校を大いに盛り上げてくれました。今大会は連合チームの編成が若干変わりました。工芸高校が抜け、新たに池田北高校が加わり、池田北・北淀・能勢・茨田・西淀川高校の5連合チームで戦いました。相手は泉陽高校です。チャンスは作るもののあと1本が出ず、残念ながら0−6で敗れてしまいました。しかし、本校唯一の硬式野球部員2年生の村中君が背番号7番で出場し、見事センター前ヒットを放ちました。日頃の練習成果が出せて良かったです。今日はお疲れ様でした。来年に向けてさらに努力を重ねてください。

(平成27年9月20日)

 

就職志望者を激励しました 2015.9.14 #057

9月14日(月)5限、就職を志望する生徒たちを激励しました。

就職を志望する生徒たちは、1学期からCT(チャレンジタイム)の時間や、夏休み中も登校して就職指導を受けてきました。 本日の午後の授業が、全体に対する最後の就職指導の時間になりましたので、私から激励の気持ちを込めて訓話を行いました。8月末から毎日放課後の面接練習で疲れが出ていると思いますが、よい緊張感を持続して面接に臨んでほしいと思います。

就職試験は、明後日16日(水)からはじまります。

(平成27年9月14日)

 

奨学金が授与されました 2015.9.10 #056

9月10日、日本教育公務員弘済会から3年生男子1名へ奨学金が授与されました。
公益財団法人 日本教育弘済会大阪支部事業推進部長 藤堂様から生徒本人に奨学金を手渡されました。校長・教頭・学年主任・担任が見守る中、緊張した面持ちで生徒本人から
「ありがとうございます。大学の入学金などに活用したいと思っています」
としっかり応えていました。

(平成27年9月10日)

 

出前授業に行ってきました 2015.9.4 #055

9月4日(木)の午後、大阪市立西淀中学校で出前授業を行いました。
西淀中学校の3年生は、本校を含む公立高校7校が準備した10講座に分かれて、高校の先生による授業を体験しました。

本校は3つの講座を開きました。国語のテーマは「日本語の豊かさを味わう」でした。川端康成の『雪国』の冒頭部分を、日本語で読んだときと英語訳で読んだときのイメージを絵にかいて、日本語の特徴を味わいました。社会のテーマは「はたらく」でした。なぜはたらくのか、自分はどんな価値観を持っているのか、自己実現に向けて必要なスキルは何かについてグループ学習をしました。保健体育のテーマは「スポーツと食事」でした。スポーツ選手に必要な栄養は何か、食事の摂り方で中学生が気をつけておくことは何かなどについて学習しました。
各講座に20名程度の中学生が参加し、熱心に授業に取り組んでくれました。

西淀中学校の3年生のみなさん、楽しんでいただけましたか。この授業が、みなさんの進路に向けての意識付けになったとしたらうれしいです。

(平成27年9月4日)

 

大阪880万人防災訓練 2015.9.4 #054

9月4日(金)午前11:03に、以下のような緊急速報メールが送信されました。

2015/09/05 11:03 訓練通報DRILL(大阪府)
「大阪880万人訓練」の訓練通報です。実行委員会を代表して大阪府より発信しています。DISASTER  DRILL  11時03分に大阪府沿岸全域に大津波警報が発信されました。各市町村の指示に従って、身の安全を守るための適切な避難行動をとってください(a)。(大阪府)

本校では、この880万人防災訓練を機に2回目(1回目は6/19実施)の避難訓練として実施しています。生徒たちは「今日は携帯電話・スマホを持って授業を所持して受けなさい」という指示のもと、3限目の授業を受けました。11時には校外のスピーカーでサイレンと防災訓練放送聞こえてきました。そんな中、11時03分に多くの生徒の携帯電話・スマホの着信音が鳴りました。各教科担当の先生方は授業を中断して画面確認をから「受信内容を確認しなさい」と指示する中、すぐに松本保健部長から
「今日は訓練です。実際には、まず自分の身の安全を確保し、命を守る行動を取るようにしなさい」
と放送での指示がありました。
なお、その後11時15分には大阪市からも大津波警報メール送信されました。

これを機会に、家族と災害のことについて話合い、万が一に備えてください。

(平成27年9月4日)

「再編整備の対象校」と報道されました 2015.9.4 #053

9月3日(木)に開催された大阪府教育委員会会議において、本校については「募集停止の決定に際して平成28年度入学者選抜における志願動向を見極める学校」として再編整備の対象とするとの案が決定・公表され、新聞等においても報道されました。具体的には、「平成28年度より入学者選抜制度が抜本的に変更されることから、平成28年度入学者選抜における志願動向を見極めた上で、平成29年度選抜からの募集停止を決定する。再編整備の手法については、平成28年中に決定する」というものです。

「平成28年度選抜における志願動向を見極める」ということであるので、学校としては平成28年度選抜に向けて、本校への進学希望者を積極的に募集していきます。

そして何より、引き続き在校生にとっても安心して学べる学校であり続けるように、教育内容の充実に教職員一丸となって最大限の努力をしていきたいと考えています。

(平成27年9月4日)

二学期始業式を行いました 2015.9.1 #052

9月1日、少し蒸し暑い中、体育館で2学期の始業式を行いました。全員で校歌斉唱、着任された教員の紹介、校長の話、表彰伝達、生徒会代表から文化祭についてのアピール、生徒指導部長からの注意がありました。遅刻する生徒も少なく、静かに話を聞き、落ち着いた良い雰囲気の始業式でした。

私からは、以下のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
大きな台風15号は沖縄などに大きな被害をもたらし、先週日本海へと抜けました。台風一過、少しは涼しくなるのかと期待しましたが、2学期始業式の今日も蒸し暑い日になりました。
夏休み後半には寝屋川でショッキングな事件がありました。詳細は捜査中ですが、中学1年生の男女生徒が駅周辺で深夜徘徊、明け方に彼らを狙って通りがかったワゴン車に声をかけられ、乗ってしまって二人ともが殺され、別々に捨てられるという痛ましい事件でした。皆さんの年齢になると遅い時間に外出することもあるかと思いますが、どこに危険が潜んでいるかわかりません。今回のように命をなくしてしまう危険が潜んでいます。必要のない夜間の外出を控えるだけでなく、何事にも慎重に、常に危機意識を持って自分自身を守るよう自覚してください。
3年生は先週の火曜日から、2年生は先週の水曜日から、1年生は昨日から補充授業が始まりました。暑い日が続きますが、今日の始業式で、こうして元気そうな皆さんの顔を見ることができて、とてもうれしく思います。

ところで、7月17日の1学期終業式で皆さんに話したことを覚えていますか。私から皆さんに「この夏休み、何か一つでよいから、自分でやることを決めて、それをやりきる」、チャレンジの夏休みにしてほしいと話しました。はたして皆さんは、自分でやることを決めて、それをやり続けてくれたでしょうか。何でもよいですからやることを決めて、しっかりとやりきった人は、大変立派だと思います。「よく頑張ったね」と拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

さて、3年生は、卒業後の進路を決定していく大切な2学期になります。就職を希望する人は、9月16日から試験の開始日になります。進学を希望する人は、推薦入試が控えています。いよいよ、正念場です。皆さん一人ひとりの希望する進路が実現することを祈ります。
2年生は、2学期に文化祭、3学期には修学旅行と大きな行事が控えています。高校生活の中で一番充実した楽しい時期でもあります。皆さんがいろいろな活動・体験を通して大きく成長し、次の本校のリーダとなってくれるよう願っています。
1年生は、1学期を終え、やっと高校生活に慣れたと思います。2学期になって、気を抜くことなく、文化祭などの行事にも精一杯取組んでください。1学期は通学することに精一杯で、高校生活を楽しむ余裕のなかった皆さん、今からでも遅くはありません。部活動に参加したり生徒会やクラスの行事に積極的に取組むなど、エンジョイしてください。また、2年生への進級を意識して、欠席や遅刻をなくし、日常の学習にも真剣に取組んでほしいと思います。

最後になりますが、一年3つの学期の中で、2学期は一番長い学期になります。皆さん一人ひとりが自分自身の将来について真剣に考え、目標に向かって邁進する大切な時間として有効に過ごしてくれるよう願っています。まだまだ、暑い日が続くようですが、こまめに水分補給をするなど、熱中症にはくれぐれも気をつけて、ともに頑張っていきましょう。
以上で2学期始業式での私からの話を終ります。

(平成27年9月1日)

 

とよなか進路フェアに参加しました 2015.8.30 #051

8月30日日曜日、豊中市立豊島体育館および豊中市立青年の家いぶきで開催された「とよなか進路フェア」に、本校生徒会の生徒5名が参加しました。
「とよなか進路フェア」は、高校生が自分の学校について紹介するイベントで、今年はじめて開催されました。本校では、夏休み中、生徒会の生徒が自分たちで考えて、学校紹介の原稿、スライドをつくったり、学校紹介ムービーの撮影・制作を行うなど準備を進めてきました。当日のステージでは、生徒たちは緊張しながらもしっかり発表していました。
発表のあと、生徒たちは他校のプレゼンテーションを見学したり、情報コーナーをまわって、発表の仕方や表現の方法などを熱心に研究していました。

9月26日(土)以降毎月、本校で「オープンスクール」を実施します。ここでも生徒による学校説明を行う予定です。ぜひお越しください。

(平成27年8月30日)

 

第1回西淀川高校スポーツフェスタ(野球の部) 2015.8.29 #050

地域との連携、「絆」を強化することを本校の教育目標としています。その目標達成のために本校ではこれまで様々な取り組みを行ってきました。さらに、今年度は近隣の中学校のスポーツを愛する生徒の皆さんに本校を少しでも身近に感じていただくために「第1回西淀川高校スポーツフェスタ」という新しいイベントを企画しました。近隣の中学生を招き、本校の部活動生徒と共にスポーツ活動(バスケット、野球、卓球)を行うというものです。今日はその第3弾、野球の部を実施しました。佃中学校、歌島中学校、美津島中学校の野球部員合わせて66名が本校に来てくれました。
どのチームも力いっぱいプレーし、精一杯大きな声を出してチームメイを応援し、チーム一丸となって優勝めざしてがんばってくれました。閉会式後は校内の掃除やグラウンドの草抜きまでしてくれました。
おかげさまで今年のスポーツフェスタは何とか大きな事故も無く終了できました。来校いただいたたくさんの先生方、部員の皆さん、本当にありがとうございました。

(平成27年8月29日)

 

教職員研修(教育相談) 2015.8.26 #049

8月26日(水)午後 大阪府教育センター教育相談室の山下仰先生をお招きして「発達障がい等を理解する」研修を開催しました。社会で自立した大人になるためには、自己と他者、出来事を正しく理解し、適切な感情の発露と対人関係の構築、衝動の制御という発達の課題があります。ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)などの「発達障がい」は、生まれ持った資質の個人差であると理解すること、そして周囲が適切に支援・指導していくことで成長できる道筋があることを学ぶことができました。教職員からも「ぜひ続編をやってほしい」「指導に役立てていきたい」と好評でした。

(平成27年8月26日)

 

夏の部活動 2015.8.26 #048

台風15号の影響の大きな風が通り過ぎました。就職希望の3年生は求人票を見つめながら真剣に面接指導を受けています。2年生の授業も今日から始まりました。夏も終わりが見えてきました。この夏の部活動報告をします。

夏の大会には、5校合同で3回戦まで進出した野球部は、秋の大会をめざして新たに5校合同チーム(茨田・能勢・池田北・北淀・本校)を編成しました。練習場所として各校を回り、練習試合もたくさん経験し、着実に力を付けています。

今年も他校との合同練習を重ねスキルアップをしているバスケットボール部。本校でのスポーツフェスタをいい刺激にして練習に取組む部員たちです。

卓球部は淀中学校との合同練習を行ない、自分たちの強さと弱さを認識できました。

ビート板を使って、何度も何度も泳ぐタイムと戦う水泳部

この夏も清掃活動やプランター水遣りを続けてくれているエコ部

打ち込め、もっと強く。流した汗の分だけ上達できることを信じて竹刀を振り続ける剣道部

目的の一つは「高校展」への出品。他校の高校生の作品を見ることで「目を肥やす」美術部

他の部もこの夏を有効活用しました。夏を超えたものに、必ず得るものがあるはずです。

(平成27年8月26日)

 

残暑、お見舞い申し上げます 2015.8.24 #047

平成27年8月 「残暑 お見舞い申し上げます」

朝夕の気温も幾分下がり、そろそろ夏の終わりかなと思える季節となりました。夏の花火大会や甲子園大会も終わり、と思っている明日25日(火)から、いよいよ3年生の授業が始まります。

(平成27年8月24日)

 

第1回西淀川高校スポーツフェスタ(バスケットボールの部) 2015.8.21 #046

地域との連携、「絆」を強化することを本校の教育目標としています。その目標達成のために本校ではこれまで様々な取り組みを行ってきました。さらに、今年度は近隣の中学校のスポーツを愛する生徒の皆さんに本校を少しでも身近に感じていただくために「第1回西淀川高校スポーツフェスタ」という新しいイベントを企画しました。近隣の中学生を招き、本校の部活動生徒と共にスポーツ活動(バスケット、野球、卓球)を行うというものです。今日はその第2弾、バスケットボールの部を実施しました。淀中学校、新北野中学校、此花中学校、十三中学校、八阪中学校の男・女バスケットボール部員合わせて155名が本校に来てくれました。
暑い中、どのチームも一生懸命、真剣勝負を挑んでいました。ひたむきにスポーツに打ち込む姿を見て感動するとともに、勇気と元気をもらいました。来校いただいた顧問の先生方、部員の皆さん、本当にありがとうございました。

(平成27年8月21日)

 

第67回府高校美術・工芸展を観ました 2015.8.14 #045

8月11日から16日、第67回大阪府高等学校美術・工芸展が大阪市立美術館地下展示場の全4室を使って開催されました。昨年同様今年もお盆と重なったため、天王寺駅に降り立つと四天王寺や一心寺などにお参りに行かれる方、そして家族連れでアベノハルカスへ出かける方でいっぱい、蒸し暑い中、汗だくだくで会場までたどり着きました。

本校からは2年生の美術授業選択者の作品と美術部員の版画が出品されていました。 授業での集合作品は紙などでつくった本物そっくりの石「張り子の石」、なんでここに石ころを並べていると本物の石と見間違うような作品が並んでいました。2年生の美術部員の版画は「太古の記憶」と題する恐竜を扱ったものが2点、快作でした。

今後も創造的な作品を期待しています。

(平成27年8月14日)

 

西淀川区4中学校合同説明会に参加しました 2015.8.8 #044

8月8日(土)午後、西淀川区役所における西淀川区PTA協議会主催の「西淀川区4中学校合同高校説明会」に参加しました。

今年も公立・私立の高校80校が、8日・9日に40校ずつに分かれて学校別ブースを設けました。本校が参加したのは土曜日、呼び込みのため西淀川区のキャラクター「に〜よん」も来ていました。

来年度は、公立高校の入試日が一本化されること、絶対評価に代わること、またアドミッションポリシーの導入など新たな入試となるためか、例年よりブースでの進学相談に熱さを感じました。本校のブースにも多くの中学生や保護者の方が来てくださいました。本校の「きれい」な学校の様子、「わかる」「ていねい」な学習指導について説明しました。

9月以降、毎月予定している「オープンスクール」にも、ぜひご来校いただきたいと思います。

(平成27年8月8日)

 

第1回西淀川高校スポーツフェスタ(卓球の部2) 2015.8.5 #043

地域との連携、「絆」を強化することを本校の教育目標としています。その目標達成のために本校ではこれまで様々な取り組みを行ってきました。さらに、今年度は近隣の中学校のスポーツを愛する生徒の皆さんに本校を少しでも身近に感じていただくために「第1回西淀川高校スポーツフェスタ」という新しいイベントを企画しました。近隣の中学生を招き、本校の部活動生徒と共にスポーツ活動(バスケット、野球、卓球)を行うというものです。今日は先週に引き続き卓球の部を実施しました。今日も淀中学校卓球部の皆さん16名が本校に来てくれました。

練習前半終了後、食堂で休憩してもらいました。本校の食堂は昨年リニューアルしました。丸テーブルにおしゃれなオレンジ色の椅子。カーテンも床も新しくしました。しかも、公立高校の食堂としては数少ないエアコン付きの食堂です。非常に暑い中での練習でしたが、ひと時の涼しさを感じてもらいました。本日も来校いただいた顧問の先生、卓球部員の皆さん、本当にありがとうございました。

(平成27年8月5日)

 

PTA手作り講習会 2015.7.31 #042

7月31日(金)、本校美術・工芸教室においてPTA主催の「手作り講習会」を行いました。

今年も会員の皆さんの要望に応え、陶芸・ステンドグラスキーホルダー作りの2本立てプログラムの講習会でした。保護者やPTAのOGの皆さん、教職員も総勢30名が時間の経つのも忘れて、作品作りに没頭しました。中には、ステンドグラスキーホルダーを複数作ったり、陶芸とステンドグラスキーホルダーの両方を仕上げる方もおられました。陶芸作品は11月の文化祭にも出品予定です。焼き上がりが楽しみです。

(平成27年7月31日)

 

第1回西淀川高校スポーツフェスタ(卓球の部) 2015.7.29 #041

地域との連携、「絆」を強化することを本校の教育目標としています。その目標達成のために本校ではこれまで様々な取り組みを行ってきました。さらに、今年度は近隣の中学校のスポーツを愛する生徒の皆さんに本校を少しでも身近に感じていただくために「第1回西淀川高校スポーツフェスタ」という新しいイベントを企画しました。近隣の中学生を招き、本校の部活動生徒と共にスポーツ活動(バスケット、野球、卓球)を行うというものです。今日はその第一弾として、淀中学校卓球部の皆さん18名が本校に来てくれました。本校卓球部員も加わり、淀中学校の皆さんと試合や練習をし、ともに汗を流していました。暑い中、来校いただいた顧問の先生、卓球部員の皆さん、本当にありがとうございました。次回、8月5日もよろしくお願いします。

(平成27年7月29日)

 

2年生 インターンシップ終了 2015.7.27 #040

本校では、夏休みの初めに2年生を対象に「インターンシップ」を実施しています。高校在学中に事務所や現場などにおいて、自らの専攻や、将来のキャリアに関連した就業体験を行うことを「インターンシップ」といい、本校では2年生を対象に1単位の増単位としています。

台風一過の終業式の日の午後、インターンシップ希望者30名は担当教員に引率され、それぞれ企業・事業所にご挨拶に伺いました。翌週22日(火)〜25日(金)の4日間、実際にそれぞれの「勤務地」で実習をしました。今年も、区役所・保育所・福祉施設・病院・スーパー・自動車販売店など多様な企業・事業所に受けいれていただきました。希望者が多い今年は楽器屋さんやネイルショップにも実習をお願いしました。4日間の実務実習を通じて、働くことの意義を実感し、自分の将来について真剣に考えることができたようです。27日には生徒全員で反省会を行ない、お礼状を書きました。

「保育園の先生は、たくさんの子どもたちの面倒を見て大変なのに、いつも笑顔で子どもたちに接しているのがすごいなと思いました。」
「区役所の仕事といっても、いろんな仕事があることを知りました。」
「介護のお仕事をしている人のお話やお年寄りの方のお話はとても印象に残っています。お年寄りの方がみんな元気で明るくて、私も元気になりました。」
という感想も見られました。

この経験を活かして、来年は志望する就職先に内定できることを願っています。 生徒たちを受け入れていただきました各企業・事業所の皆様、本当にありがとうございました。

(平成27年7月27日)

 

進学フェア2016開催 2015.7.26 #016

台風12号の接近を気にしながら7月26日(日)を迎えました。中学生の「高校のことが知りたい」という思いが通じたのか、台風の影響もなく、当日は晴天になりました。大阪府教育委員会の主催で全公立高校参加の「大阪府公立高校進学フェア2016」が今年も開催され、約1万5千人の中学生や保護者が会場であるマイドームおおさかに来場されました。

このイベントも4年目です。毎年いろいろな趣向を凝らして中学生や保護者の方に本校の素晴らしさを理解していただけるようにしています。今年も各校10分間の学校説明会があり、本校初任者4人は自分たちで制作したスライドで本校の特徴を説明しました。そのうち2人は本校の制服を実際に着用してくれました。その熱意に私が心打たれました。人気の高い制服・昨年改修した食堂・「わかる・ていねい」な授業について中学生や保護者などに熱く語ってくれた初任者たち。また呼び込みのために何かつくろうと、私の招き猫姿の写真や教頭・教員の写真も撮り、宣伝ポスターを完成させた初任者たち。その熱さはきっと中学生にも伝わったはずです。

「のぼり」、制服、生徒の顔写真の新しいポスターで飾り付けたブースには新兵器がありました。それは紙芝居です。多くの学校がタブレットを使って説明していますが、時代を逆行する紙芝居は大いに注目されました。130人以上の中学生や保護者がブースを訪れていただき感謝申し上げます。9月から始めるオープンスクールに是非とも参加してくだいとお伝えもしました。

(平成27年7月26日)

 

テレビ取材 2015.7.22 #038

本校の教育活動を取材したいということで、MBSから7月22日に取材がありました。

当日はあいにくの激しい雨。厳しい日差しの中自転車で大阪市立淀中学校に向かう予定が、雨の中合羽姿での訪問となりました。淀中学校では、西田校長が温かく迎え入れてくださいました。淀中学校出身者の状況を西田校長に報告し、その上で本校の「わかる・ていねい」な授業や学び直しについても説明しました。もちろん、9月からのオープンスクールの開催や8月予定のスポーツフェスタについてお願いもしました。

淀中学校から学校に戻り、本校の広報活動についてカメラの前で説明しました。400校ほどの中学校にオープンスクールの案内資料を送るための袋詰め作業も取材されました。また、7月26日の『進学フェア』のプレゼンテーション練習をしている初任者4人にもカメラが向けられました。

(平成27年7月22日)

 

硬式野球部連合チームよくがんばりました 2015.7.20 #037

2回戦から1日おいて20日、続く3回戦の相手は北野高校です。序盤に点をとられ苦しい展開となりましたが、この日の観客の3分の2は連合チームを応援する人たちで、たくさんの声援と拍手をいただきました。特に7回表に2点をとって4点差にリードを縮め、さらにチャンスが続いたときには球場のほとんどが連合チームを応援する拍手で埋めつくされました。球場にお越しいただいたみなさん、本当にありがとうございました。試合にやぶれはしましたが、この3試合の選手の姿は観ている人たちに勇気と元気を与えてくれました。選手のみなさん、指導者のみなさんもお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

(平成27年7月20日)

硬式野球部連合チーム3回戦進出 2015.7.18 #036

7月18日硬式野球部連合チームが2回戦で大手前高校に1-0で勝ち、3回戦に進出しました。高等学校野球選手権大阪大会で連合チームが勝利したことはこれまでなく、当然2勝したのもこれが初めてです。 両チームとも投手が踏ん張り、なかなか相手に点を与えません。延長戦かと思われましたが、9回表に連合チームが1点を入れます。裏の守りでは2アウトから2ベースを打たれ1打同点のピンチでしたが、相手バッターを何とか打ち取り3回戦へとコマを進めました。両チームともすばらしいプレーの連続でした。この試合に豊中高校野球部員30名が友情応援に来ていただきました。力強い応援ありがとうございました。

(平成27年7月18日)

 

一学期終業式を行いました 2015.7.17 #035

7月17日、1学期の終業式を行いました。

全員で校歌斉唱、今日着任された森本先生の紹介の後、終業式となり、校長からの話、生徒会代表からの報告と連絡、最後に生徒指導部長から諸注意がありました。終業式では、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
台風で今日の終業式が心配でしたが、4時半頃に大阪府地域の暴風警報は解除されました。6時頃に岡山県の倉敷に再上陸した台風11号は、今ちょうど大阪の真西の方向にあり日本海に向かってゆっくりと進んでいます。この後たくさんの行事が予定されていることもあり、今日、予定通りに終業式が実施できて良かったと思います。
さて、明日から夏休み、この後、皆さんは成績表や課題を担任の先生から受け取ることになります。成績だけではなく、皆さん、それぞれに1学期のまとめ、振り返りが必要だと思います。簡単な例をあげると、高校に入って友達が出来たぞ、とか、部活動や生徒会活動を一生懸命やったな、とか、あるいは、遅刻や欠席が多かったな、とか。
良いこと、悪いこと、一人ひとり中身は違うと思いますが、皆さんそれぞれが自分自身の一学期を振り返ってみてください。 明日から夏休みが始まります。今日から補充授業が始まるまで1年生は44日間、2年生は39日間、3年生は38日間の夏休みとなります。今日は一つだけ話します。2年生、3年生には昨年の1学期の終業式にもよく似た話をしましたから、覚えているかもしれません。夏休みが始まるにあたって、皆さんにやってほしいことです。
「この夏休み、何か一つでよいから、自分でやることを決めて、それをやりきる」経験をしてください。何となくだらだらと過ごしてしまい、終わってみたら何をしていたのかわからないなんて言う夏休みは空しいだけです。「チャレンジする夏休み」にしてください。
例をあげます。
一つ目の例。1学期、遅刻や欠席が多かった人は、朝ちゃんと起きて学校に来ることができていなかったわけですから、生活のリズムを身につけるために寝る時間と起きる時間を決めて、毎日その時間を守るようにする。睡眠をしっかりとりながら、早寝早起きの習慣をつけるのがよいでしょう。
二つ目の例。テレビやWeb、新聞でニュースを見るとEUギリシャの経済危機、安全保障関連法案の国会審議、18歳からの選挙権、そして台風といろいろな出来事が報じられています。これらの世の中の動きに関心を持ち、文章を書く練習を兼ねて、その日のニュースの中で一つだけ気になったものを取り上げ、毎日100字の感想文を書く。夏休みが終わるころには40以上の新しいことに興味を持ち、物知りのあなたになっています。
取り敢えず、自分自身で考えて、「頑張ってみようかな」「できそうだな」そして「今の自分に必要だな」ということを一つ決めて、夏休みの期間中、やりきってみてください。それは、夏休みが終わったとき、皆さん一人ひとりにとって、「できた」という達成感や自信となって、皆さんに残ります。ぜひ、取組んでください。お願いをします。
最後になりますが、熱中症や水の事故、交通事故に気をつけるとともに、この後、藤森先生からも注意があると思いますが、喫煙や飲酒、薬物といった違法行為、深夜徘徊などの非行がなく、皆さんにとって良い夏休みとなるよう願っています。
2学期の始業式には、皆さんの元気な顔に会えることを楽しみに、今日の私からのお話とします。

(平成27年7月17日)

T- Week で学び直し 2015.7.16 #034

期末考査後の期間、本校ではT-week(トライアル ウィーク)として、学び直しをしています。3限の授業後に生徒たちは英数国などの基本問題に取組みます。担任だけではなく、副担も加わる一大イベントです。多様化した生徒の実態に合わせて、教材は毎年改良しています。

3年生では昨年同様に基礎ドリルを使いながら、担任だけではなく副担も教室に入って指導します。問題を解いた後には答え合わせもします。

2年生は、英語と数学の独自プリントを使って基礎をやり直しています。反復することで、だんだんと力が付いていきます。そのことを生徒もわかっているので、一生懸命にチャレンジしています。

1年生でも独自教材プリントです。文章の聞き取りでは、担任の読み上げる文章をよく聴き、答えるトレーニングをします。「土用の鰻」は、「土曜」ではないと聞き意外そうな顔つき生徒たちでした。また、今年は実戦的な「おつりドリル」にも取組んでいました。

(平成27年7月16日)

 

2年生 労働問題で「正しくキレよう」 2015.7.16  #033

7月15日(水)16日(木)に、2年生の現代社会では2時間連続で
<「おかしい」と思うことに立ち向かえる自分で居続けられるために>
というテーマで講演会を実施しました。講師として、NPO法人「はたらぼ」の代表を務めておられる中嶌聡さんに来ていただきました。

2年生現代社会の授業では、この日までに労働問題について継続的に学習をしてきました。当日は、生徒のアルバイトの現状を踏まえつつ、おかしな働かせ方への対処法について考えました。「正しくキレよう」ということで、「非暴力198の方法」も紹介してもらいました。
生徒たちは、
「団結することとか、行動する勇気とかすごく大事だなぁと思いました。」
「労働者の権利や労働者は使用者と対等な立場でいられることを知り、社会に出ることへの不安が少しなくなりました。」
「おかしいと思ったことは言うべきなんだと思った。」
など真剣に社会人になった時の自分の行動の仕方について考えたようです。

生徒たちには、自分の身を守ることのできるしっかりとした労働者になってほしいと思います。

(平成27年7月16日)

「せせらぎの里」へ観察実習 2015.7.15 #032

7月15日、3年生は3時間目の理科の授業で、学校の近くにある「大野せせらぎの里」へ観察実習に行ってきました。
大野せせらぎの里は、下水処理場できれいにした水を、自然の浄化作用を利用して、さらにきれいにする施設です。園内には、大きな池の周りに遊歩道があり、水生植物や、さまざまな樹木、草花が生育しています。
実習では、土のない場所にも生える地衣類やコケの観察のほか、水の流れによって水中に酸素が溶け込み、微生物が酸素を利用して水の汚れを食べてきれいにしてくれることについて学びました。
暑い日でしたが、生徒たちは池の周りのアシや水生植物などを熱心に観察していました。

(平成27年7月15日)

生徒会企画‘夏フェス’を行いました 2015.7.14 #031

7月14日(火)放課後、生徒会執行部主催で‘夏フェス’を開催しました。

4回目の開催となり、夏の恒例行事になりつつある夏フェスですが、今回は「キンボール」という競技を行いました。
6月の体育大会が終了してから、生徒会執行部が、どうしたら
「学年を超えて生徒同士の絆を深められるのか」
「学校をもっと盛り上げられるのか」
を考え、企画・準備に取り組みました。ポスター作成や朝の校門での呼びかけ、放課後の放送や球技大会での案内など、積極的に広報活動を行いました。

競技は学年・男女・先生混合の4チームで行いました。チーム名は夏にちなんだ「スイカ」と「ブルーハワイ」、そして「バナナ」と「オレンジ」を加え、4つの色にわけました。試合開始時はなかなかうまくボールが飛ばず、ぎこちなくスタートしましたが、徐々にコツをつかみ、皆がボールを追いかけて全力で走るような白熱した試合となりました。さらには駆け引きを行っているシーンも見られ、暑さも忘れて盛り上がっていました。優勝は「オレンジ」チームで、準優勝は「ブルーハワイ」チームでした。
最後に、全員で集合写真を撮り、生徒会執行部が感謝の気持ちを込めて、メッセージとイラストを描いたお土産を渡し、終了しました。暑い中、一生懸命プレーした参加者からは、「めっちゃ楽しかった!」「お土産ありがとう。うれしい!」という喜びの声や、「またやりたい!」といった前向きな声もありました。
今回の取り組みを今後の生徒会活動に活かして欲しいと思います。

(平成27年7月14日)

 

球技大会開催 2015.7.14 #030

毎年恒例の夏の球技大会を以下のように行いました。

7月9日(木): 3年生
蒸し暑い体育館で、バスケットボールとドッジボールに取組みました。さすが3年生と思わせるくらい、スムーズな進行でした。水分補給も十分でした。

7月13日(月): 1年生
高校生活初めての球技大会。女子はドッヂボール、男子はフットサルに挑戦しました。先生たちが熱中症を心配するくらい汗をかいていました。体育館に大きな歓声が響き渡り、大いに盛り上がりました。

7月14日(火): 2年生
2年生の選んだ種目はドッジボール。準備運動もしっかり行い、試合開始。クラスメートの熱い応援を受け、スリリングな試合が展開されました。「顔面セーフ」というレフリーの声が響く中、男女混合のドッジボールでクラスの絆が更に強まりました。

(平成27年7月14日)

 

硬式野球部合同チームが見事勝利! 2015.7.13 #029

本校硬式野球部合同チーム(北淀・能勢・工芸・茨田・西淀川合同チーム)の試合が舞洲スタジアムであり、南高校と対戦し勝利しました。12時にプレーボール。台風の影響もあり、とても蒸し暑い日でしたが、両チームとも緊張の中、試合が始まりました。序盤は両チームとも点のとりあいでしたが、中盤に合同チームの打線が爆発。さらに、終盤にも加点し、最終的に16対5、7回コールドで見事勝利をおさめました。両チームともよく健闘しました。ご苦労さまでした。合同チームの皆さん、次も迷うことなく、思いきってプレーしてください。

次の試合は18日土曜日、13時から豊中ローズ球場(阪急曽根駅より500M)で行われます。みなさん応援よろしくお願いします。

(平成27年7月13日)

 

野球部合同チームが本校で練習しました 2015.7.8 #028

本校硬式野球部には現在2年生部員1名が在籍しています。毎日、広いグラウンドをひとりじめにして3人の熱心な指導者(本校教員)と一緒に、一生懸命練習しています。本校には公立高校ではめずらしい黒土のグラウンドがあります。屋根つきベンチが完備され、プロ野球選手を二人輩出したグラウンドです。かれは孤独ではありません。かれにはチームメイトがたくさんいます。なぜなら、かれは北淀・能勢・工芸・茨田・西淀川合同チームの一員だからです。そして、今日は4校16名が本校に集合し、合同練習を行いました。

高校球児にとって一番大切な夏の大会が3日後に開幕します。「夏の一勝は人生の一勝」。その一勝をめざしてチームの雰囲気は真剣そのものでした。みんな怪我には気をつけて、試合当日は失敗をおそれず、思いきってプレーしてほしい。思いきってやった結果は全てがベストです。人生の何かを変えてくれる夏を力いっぱい楽しんでください。

(平成27年7月8日)

出来島小学校夕涼み会に参加しました 2015.7.4 #027

7月4日(土)夕方、大阪市立出来島小学校でPTA主催の夕涼み会が行われ、本校からエコ・コミュニケーション部の生徒たちが参加しました。

天気は雨。グランドが使用できないため、体育館、校舎内の廊下が会場になりました。雨にもかかわらず会場は小学生、保護者の方でいっぱいでした。本校の生徒たちは牛乳パックを使った「紙トンボ」の作り方を、子どもたちに教えていました。準備していた材料が足らなくなって、急いで追加するほど多くの子どもたちが参加してくれました。
このような交流の場をつくっていただいた関係者の皆様に感謝しています。

(平成27年7月4日)

PTA社会見学会に行ってきました 2015.7.4 #026

7月4日(土)、PTA主催の社会見学会にバスで滋賀県の長浜方面に出かけました。
梅雨空の中、雨雲の隙間をぬった見学会にPTAの保護者・教職員、後援会・淀和会の皆さんとお子さんたち総勢29名の参加がありました。

最初に旧中山道の宿場町「醒井(さめがい)」を訪れました。日本武尊が伊吹山の大蛇と戦った時、毒に襲われ気を失いましたが、麓の清水で洗うとたちまち元気になったという湧水が源流の地蔵川の流れる街には、川の流れと同じように緩やかな時が刻まれていました。梅の花に似た小花のバイカモ(梅花藻)が清流のあちらこちら水面から顔をのぞかせ私たちを迎えてくれました。清流に手を浸けてみると、ひんやり。湧水のため、年中14度前後だそうです。

次に長浜市内の「長浜浪漫ビール」で昼食休憩。近江牛に舌鼓を打ち、長浜市内自由散策となりました。この頃から本格的に雨が降り出してしまいましたが、そんなことにはめげずに黒壁ガラス、黒壁オルゴール堂、フィギュアミュジーアムなどの黒壁スクエアを歩き回る女性陣。長浜城まで足を延ばす方もありました。

帰る頃には、参加者の間に笑顔があふれ、親睦は十分にはかれたようです。お天気には恵まれませんでしたが、きれいな水に触れ、良いもの見て心豊かな1日になりました。

(平成27年7月4日)

 

心肺蘇生法研修 2015.7.3 #025

7月3日午後、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法の講習会を行いました。
消防署の職員の方3名に来ていただき、DVDを使って応急手当の手順を確認し、模擬実演して頂いた後、本校の職員22名が心肺蘇生法を実習しました。

心肺停止が起こってしまったら、1分1秒の遅れが生死を分けます。心肺蘇生法は、周りの安全を確かめた後、まず倒れている人に大きい声で呼びかけ、反応が無ければ119番通報、AEDの手配。呼吸をしていなければ直ちに心臓マッサージ(胸骨圧迫)を開始。心臓マッサージ30回→人工呼吸2回を繰り返しますが、人工呼吸がなかなか上手くいかず、苦労している職員もいました。AEDが到着したら、AEDの音声ガイドに従って操作を行います。
心臓マッサージの強さやリズム、AEDのパッドの貼り位置、気道確保の仕方など、頭ではわかっていても実際に実習してみると新たな気づきも多くありました。先生方は、「町中で人が倒れている」「校内で生徒が倒れている」等いろいろなシチュエーションを想定して、積極的に講習に取組んでいました。

講習後にも、「妊婦さんにはAEDを使用しても良いのですか?」 「死戦期呼吸を見分けるコツはありますか?」など、救急隊員の方への質問が例年以上に多かったことも印象的でした。

(平成27年7月3日)

出前授業にいってきました 2015.7.3 #024

今日は新北野中学校へ「出前授業」に行ってきました。この企画は新北野中学校が企画されたものです。中学3年生向けに高校の授業を経験してもらい、進路決定の参考にしてもらおうというねらいがあります。その企画に本校も参加させていただきました。今年で3回目の参加です。
今年は本校国語科教員が2名で「こころを伝える小論文」、保健体育科教員が「スポーツと食事」というテーマで出前授業をさせていただきました。「こころを伝える小論文」には19名、「スポーツと食事」には20名の中学生が参加し、熱心に授業に取り組んでくれました。
国語科の授業は受験に役立つということで、おかげさまで毎年好評のようです。保健体育科教員は自らの体験談を交えながら、有名運動選手の食生活を紹介し、体育系クラブに所属する中学生のこころをひきつけていました。 今年も教員にとっても貴重な体験をさせていただきました。新北野中学校のみなさん、どうもありがとうございました。

(平成27年7月3日)

PTA第1ブロック協議会に参加しました 2015.6.27 #023

6月27日(土)午後、大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会が開催されました。本校からはPTA役員の方々の他、私も含め総勢13名で参加しました。

会場は阪急南方にあるホテルクライトン新大阪。まずは幹事校担当期間の変更や会計報告などがありました。本校が次年度当番校であるため、受付や会場設営から進行方法などについて当事者意識をもってメモを取り写真も撮りました。その後、NHKドラマ10「サイレント・プア」(主演:深田恭子さん)のモデルにもなった勝部麗子さの講演でした。勝部さんは豊中市社会福祉協議会で、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)として活躍されています。孤独死・引きこもり・ごみ屋敷など既存の法制度のもとでは救うのが難しい人たちを“地域の課題”と位置づけ、行政と連携しながら地域住民とともに解決に取り組む、地域福祉のプロフェッショナルです。

勝部さんは、1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災で震災経験から「ご近所」の」重要性を再認識し、地域住民の力を活かした取組みを推進してこられました。テレビ画像を使った講演には、「見守り」と同様に愛情が込められていました。

“一番厳しい人を見捨てる社会は、誰もが見捨てられる社会”
という言葉は会場全員が忘れることできないものになった気がします。

「各校PTA2分間アピール」では、本校の郡山会長がトップバターを務め、本校の「社会見学会」「手作り講習会」「文化祭の西淀川汁」などのPTA活動を報告しました。話を聞きながら、改めてPTAの方々の様々なサポートのありがたさを感じました。

(平成27年6月27日)

 

「分野別体験模擬授業」を実施 2年生 2015.6.25 #022

6月25日(木)の午後、2年生は「分野別体験模擬授業」を実施しました。

2年生では、進学か就職か、あるいはさまざまな職業や分野から自分自身がどの進路を選択するかを具体的に考えていく力を育むことを目的とし、進路学習を企画実施しています。今回の「分野別体験模擬授業」では、大学や専門学校より16人の講師を招きました。それぞれの分野での体験授業および講演を通じて、各分野の内容や学校の特徴などを学び、進路選択に対する意識の向上につなげることがねらいです。

「アルバイトをしていて人に喜んでもらえることをうれしく感じていたので、介護などの「福祉」に少し興味をもっていました。今回の体験授業で、実際に人とかかわっていく上で大切なことを学べると聞いて、さらに興味深くなりました。(介護福祉)」
「今日の話を聞いて、子どものことをしっかり見るのは簡単なことではないなって思いました。体調が悪くなっているのとか、いろいろな変化に気をくばらなきゃいけないんだな。でも、あらためて保育士っていいなと思いました。(保育)」
「とりあえず、2年生のうちにオープンキャンパスに行こうと思った。正直、自分の中では興味しかなかったが、収入のことや社会での貢献なども考えて学校選びをすることが大切。何より高校できっちり授業を受けることが一番の入試勉強というのが印象に残った。(進学対策講座)」
「コンピュータ業界が様々な分野に関わっていることに驚きました。特にデータスポーツというのがあることに技術の進化を感じました。(情報・コンピュータ)」
「漢字・英語・数学の就職試験を受けました。試験を受けている姿勢も見られていると知りました。面接試験は、敬語とかの言葉や姿勢をちゃんとしなければならない。(就職対策講座)」

生徒の感想を聞いていると、やはり現場の外部講師の方々の声には説得力があることがよくわかりました。

(平成27年6月25日)

 

3年生 平和への思いを世界へ 2015.6.25 #021

6月25日(木)の総合的な学習の時間に、3年生は濱恭子さん、鳥羽洋子さんをお招きし、平和についての講演会を行いました。

5限目は、濱さんの講義でした。1925(大正14)年に大阪で生まれた濱さんは、1945年3月13日に起こった大阪大空襲で罹災し、両親の郷里である広島に疎開されました。そして、8月6日に広島で原爆の被害に遭いました。大阪大空襲や原爆での壮絶な体験談を生徒達は真剣な表情で聞き入っていました。その後の質問コーナーでは、生徒からの「玉音放送を聴いたときは、どのような気持ちだったか?」、「広島での黒い雨による被害状況はどのようなものだったか?」などの質問に対し、真摯に答えてくださりました。また、「二度と過ちを犯してはならない」、「みなさんも、問題が起こったら話し合いで解決してほしい」といった濱さんからのメッセージは、とても心に響きました。
6限目は、濱さんの娘さんである鳥羽洋子さんから、フランスでの証言活動の様子や、被爆者2世である高校生についてのエピソードなど、パワーポイントを用いた講義を受けました。そして、フランス人作曲家が濱さんの体験手記に曲をつけた、カンタータ「広島を生きぬいて」を聴き、あらためて濱さんの体験が壮絶なものだと再認識しました。

生徒の感想には、
「今普通にご飯が食べられて笑っていられるのは本当に幸せなことだと思った。」
「自分自身がその場にいたらどのような行動をとっていたか真剣に考えた。」
「昔の人は、今の人たちの生活がどのように見えているんだろう。」
「終戦の時本当はうれしいのに、素直に喜べないという複雑さが悲しかった。」
など、講演の中で考えることがたくさんあり、有意義な時間を過ごしていたようです。
生徒たちにとってとてもよい学びになったと思います。

(平成27年6月25日)

ASEAN諸国の方々と交流を行いました 2015.6.19 #020

6月19日(木)午後、ASEAN諸国(カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の方々と交流を行いました。

昨年度に続いて、3回目の交流となりました。今回もエコ・コミュニケーション部の生徒たちが応接してくれました。新しくなった食堂で、エコ紙芝居を披露したあと、本校の特徴や日々の活動の様子について詳しく説明しました。

そのあとは、地域を挙げて回収している廃油はどのように再利用されるのか、本校独自の教科「環境」を学んでどう思うか、なぜエコ・コミュニケーション部に入部したのかなど、様々な質問を受けました。将来はどんな職業に就きたいのかという質問に、生徒のひとりは、「将来は公務員になって、環境に関わる仕事をしたい。」と胸を張って答えていました。このような交流の機会の中で、生徒たちの成長した姿をみることができてうれしく思います。

(平成27年6月19日)

春季避難訓練 2015.6.18 #019

今日は火災避難訓練を実施しました。3階家庭科調理室からの火災発生を想定しました。13時27分にサイレンが鳴り、緊急避難放送(自動放送)が校内に流れます。次に、火災発生場所の連絡と避難指示の放送が肉声で流れます。全員がクラウンドに出て整列、担任が点呼。3年生、2年生、1年生の順番で点呼完了です。さすが先輩、後輩には負けられません。
その後、先生方から講評がありました。「避難中は騒がず、放送での指示をよく聞くこと。」「煙は足が速く危険、姿勢を低くして、慌てず迅速に避難すること。」
備えあれば憂いなし。火事がないのが何よりですが…

(平成27年6月18日)

 

梅雨の季節はアジサイがお出迎え 2015.6.18 #018

今の時期は、雨も多く正に「うっとうしい」梅雨の季節。気分も滅入り気味ですが、本校の正門周辺には100本以上のアジサイの花が青から赤に咲きほこっています。アジサイの素晴らしさは、雨にぬれるほど瑞々しく艶やかになるところです。雨のよく似合う花がアジサイです。

「おはよう」という正門での私の言葉より、色とりどりのアジサイの花のお迎えの方が登校する生徒たちには心地よいのかもしません。アジサイの花を見る目に優しさがにじみます。

(平成27年6月18日)

薬物乱用防止教室 2015.6.11 #017

6月11日(木)午後に全校生徒を対象とした薬物乱用防止教室を体育館にて実施しました。

今回はご本人も薬物乱用の経験があり、現在はFreedomという団体で薬物依存者やその家族を支えるための様々な活動を行っている倉田めばさんを講師にお招きし、講演会を実施しました。
ご自身がどのようなきっかけで薬物を始めることになったのか、そこには家族との関係や自分自身への葛藤があったと聞いて、誰にでも薬物を始めるようなきっかけがあるのではないかと考えさせられました。また、友達が心配をしていろいろ動いてくれたがやめられなかったこと家族にも薬物をすすめたことなどを話され、薬物の依存性の怖さを改めて感じました。最後には「今日は皆さんに何かを教えに来たというよりも、こうして皆さんの前でお話しをし、聞いていただくことが、今日一日私自身が薬物をやめることに役立っているのです」とおっしゃられました。そこには今日の話を聞いて、「薬物に頼らなくてもよい人生を送ってほしい」というメッセージが込められているのではないかと思いました。

生徒の感想には
「一度薬物乱用してしまうと何度もしてなかなかやめられないという事なので、薬物に手を出さないと決めました。」
「一度やったら止められないとよく聞くが、本当にそうなのかな〜と思っていて、薬物を経験したことがある人から話を聞いたら本当なんだなと思い怖くなった。」
などがありました。

(平成27年6月11日)

西淀産ポテトチップ 2015.6.10 #016

今年もジャガイモ収穫の季節となりました。2月にエコ・コミュニケーション部が植えたジャガイモが収穫時期となりました。3年生の「環境」の授業で近くの保育所の子どもたちと一緒に収穫します。収穫したジャガイモは2年生の家庭科の調理実習でポテトチップに変身します。
生地から手づくりのピザと一緒においしくいただきました。

(平成27年6月10日)

 

第38回 体育大会を行いました 2015.6.5 #015

6月5日(金)、雨空と相談しながらの第38回体育大会を開催しました。

体育大会前々日は雨。予行日でもある前日は曇り、体育館では全員で校歌練習をして心を一つにしました。次は恒例の「結団式」。今年も赤団と白団に分かれて、団長、副団長を中心に「やるぞ!」と肩と肩を組み合って団員の一体感がみなぎりました。午後からグランドでの準備、「晴れて!」という気持ちを込めたテルテル坊主も作りました。

当日の朝、今にも降りそうな雲模様。でも体育大会決行です。雲の切れ間からわずかに見える青空に希望を抱いて開会式です。大きな声の両団長の選手宣誓に気合をもらい、全員でラジオ体操を行ない身体をほぐしました。

スタート種目は、お約束の100m走。次は担任も参加するムカデ競争、まさかの大逆転でした。クラス対抗リレーは、クラス代表でもあるので真剣そのもの、勢い余って転倒するする生徒もいました。着せ替えリレーでは、2年生が担任を手作りの品々で変身させていました。優勝は2年6組のケンタウロスでした。4人で1本の棒を持って行う「台風の目」ではチームワークが試されました。午前中最後の競技はクラス対抗の大縄跳び、縄の廻し手の掛け声と必死で応援する担任の声がグランドに響き渡っていました。

曇り空をにらみながらの昼休みは短縮して、午後の部に入りました。午後の競技は「MAGURE‐SU」からでした。生徒会が考案した障害物競走です。しかし、このあたりから空からの冷たい雨が強くなってきました。生徒たちの髪の毛はびしょびしょ、グランドはぬかるみ出しました。残念ながら、校長としての決断をしなければならない時が来ました。生徒の安全と健康を考えるとこれ以上、競技を続けることは無理と判断し、残り4種目を中止し、団対抗リレーを最後の競技とすることにしました。そのことがアナウンスされるとすぐに
「校長先生、次の棒引きさせてください。私ら最後の体育大会やねん。」
辛い一言に、雨空を恨めしげに見上げました。中止と決めてからは雨脚が強くなり、団対抗リレー後は閉会式も取りやめ、テントを移動しただけでグランドから全員が撤退しました。

総合成績では、白団の優勝となりました。また、応援看板は早くから準備していた1年の2クラスが優秀賞に選ばれました。昨年は前日からの雨に苦しめられ、今年は当日の雨に泣かされました。そんな悪天候にもかかわらず、多くの保護者の皆様には来校いただきありがとうございました。

(平成27年6月5日)

「にしよどがわ商店街にぎわい再生イベント」に参加しました 2015.5.24 #014

5月24日(日)午後、出来島コミュニティ会館前広場で開催された、「にしよどがわ商店街にぎわい再生イベント」」に参加しました。

4人のエコ・コミュニケーション部の生徒たちが綿菓子を無料で配布し、廃油の回収を呼びかけました。このイベントへの参加は2度目ということもあり、多くの方々に本校の廃油回収の活動を知っていただいたようです。集まったたくさんの廃油を前に、生徒たちも満足そうな表情を見せていました。

綿菓子は大人気で、機械を動かすとすぐに長い列ができました。並んでいる子どもたちにやさしく話しかける生徒たちの姿が、ほほえましく感じられました。

(平成27年5月24日)

中高連絡会を開催 2015.5.22 #013

5月22日(金)の午後、本校会議室において中高連絡会を開催しました。

例年この時期に、新入生の出身中学の先生方に来校いただき開催しています。この中高連絡会では、主に中学校の先生方から中学校時代の生徒の様子を教えていただきます。本校での生徒たちの様子もお知らせし、中学校と高校の間で情報の共有、意志の疎通を図っています。今年は21校の中学校の先生方にご出席をいただきました。

挨拶の後、本年度の志願者動向や入試分析を説明し、本校のわかる授業として国語・数学・英語の少人数授業や1人ではなく2人で授業を行うチームティーチングについて写真をまじえながら説明しました。また、第1学年主任より本年度の1年生の様子や本校の粘り強い生徒指導の特徴についてもお伝えしました。
その後、1年生担任と各中学校の先生方で意見交換の時間をとりました。昨年度から導入された「高校生活支援カード」活用の一環として、教育相談・支援員会の先生方も中学校の先生方からのコメントを聞かせていただきました。

多数の中学校の先生方の参加に感謝しております。11月には、中学校の先生方に実際の授業を見ていただくようにします。中学校からの協力を得ながら生徒たちの成長を支援していきます。

(平成27年5月22日)

 

PTA総会&進路説明会が開催 2015.5.21 #012

5月21日午後、平成27年度PTA総会と進路説明会が図書室において開催されました。

PTA総会では、体育大会でのお茶提供、和歌山マリナシティ・湯浅への社会見学、文化祭での素麺入りのトン汁「西淀川汁」などの昨年度の活動報告がありました。続いて決算報告を承認し、指名委員会から本年度役員案が提案され、郡山新会長ほか新しい役員の方々が決定しました。さらに本年度の活動計画と予算案が承認されました。会議終了後役員一同で記念撮影しました。

総会後は進路説明会。進路指導部長から大学・専門学校そして就職への対応や心構えなどについてプリントを使いながらの説明がありました。その後、学年に分かれて保護者の方々と個別説明や相談をしました。一人ひとりの進路実現が叶うように全力で応援します。

(平成27年5月21日)

 

前期生徒会役員選挙と認証式 2015.5.15 #011

5月14日6限目に体育館で前期生徒会役員候補の立会演説会がありました。また、即日開票の結果、全員信認され、翌日正式に認証しました。

前期生徒会の会長候補、副会長候補、執行委員候補が順に立候補の趣旨や生徒会活動でやりたいことについて、全校生徒に話をしました。前期には体育大会と文化祭があるためか、とにかく行事を盛り上げたいという熱いメッセージでした。緊張した面持ちの候補者の10人中5人が3年生、2年生が4人、1年生が1人という構成です。演説後、各教室に戻り投票があり、開票の結果、全員が信任されました。

翌日、校長室で一人ひとりに認証状を手渡しました。認証式後、記念撮影をし、執行部生徒の目標や抱負などを一人ひとりから聞きました。
「朝のあいさつ運動をしたい」
「夏フェスへの参加人数を増やしたい」
「オープンスクールなどで“学校の顔”として頑張りたい」
など前向きな言葉を聞かせてもらいました。 

(平成27年5月15日)

 

地域とともに−春の交通安全運動  2015.5.11 #010

5月11日から20日まで春の全国交通安全運動が実施されています。出来島町会でも毎年、年2回、地域を挙げて交通安全の啓蒙活動を熱心に実施されています。本校教員も地域の皆さんとご一緒させていただいています。登校中の事故0件をめざします。

生徒もちょっと緊張ぎみに、登校していました。

(平成27年5月11日)

 

職員研修を行いました 2015.5.7 #009

5月7日(木)の午後、ハローワークから3名の講師をお招きして先生方が研修会を行いました。

今回のテーマは、高卒就職の概要と企業訪問に向けてのビジネスマナー研修。
講師の方からは、企業訪問をするにあたって、どのような準備が必要か、企業とアポイントを取るときに注意することは何か、など具体的なお話をしていただきました。
「名刺を相手に渡すときは片手?両手?」「部屋に通されたらどこに座る?」などの問いかけに、参加した先生方は、自分が企業訪問するときのことをイメージしながら、こたえていました。
名刺交換の実習もあり、緊張しながらも真剣に取り組んでいました。

このような自主研修が教員自らの資質向上に直結し、さらに生徒の進路指導に活かされるものと期待します。

(平成27年5月7日)

ツツジが咲く中、元気に登校 2015.5.7 #008

ゴールデン・ウィークも終わり、花と緑に囲まれた西淀川高校に生徒たちは元気に登校しています。

校内の紅白の平戸ツツジが満開です。グランド周辺の濃い紅色の霧島ツツジの花はもうそろそろ見納めです。今年は昨年より暑く、ブレザーを脱いでカッター姿で登校するする生徒も増えてきました。

「おはようございます」と大きな声で挨拶しながら正門を自転車で通って行く生徒が大半です。徒歩の生徒は私の書いた「今 この時を 大切に 生きよ」を見ながら下足室に向かいます。元気な声で挨拶してくれる生徒から若いエネルギーをもらっている朝の一コマです。

(平成27年5月7日)

 

晴天の「春の遠足」 2015.4.24 #007

4月24日(金)、雨の多かった4月ですが、この日はまさに遠足日和。
1年生は学校に集合し、バスに分乗して神戸フルーツフラワーパークへ向かいました。バスの中で会話をしているうちに現地に到着しました。もうお昼前なのですぐにバーベキュータイム。グループで肉や野菜を焼きながら、ワイワイと楽しい時間を過ごしました。その後はクラス写真撮影。バスの時間も含めクラスメートと打ち解けあい、最初の遠足の目的でもある「親睦」は大成功でした。
2年生は須磨海浜水族園へ行きました。現地集合に戸惑った生徒もいたようです。集団行動を養う目的で、館内ポイントラリー制を取入れました。ペンギンの散歩を見たり、イルカショーで水をかぶったり、大きな水族館を満喫していました。
3年生は梅田駅に集合し、嵐山に向かいました。まずは山道を10分登ってモンキーパークに行きました。野生の猿を観察しながら、眼下に広がる京都の街並みを楽しみました。その後は、渡月橋や嵯峨野の神社仏閣を周るスタンプラリーを実施しました。仲間同士で地図を見ながら目的地を捜す中で親睦が深まる素敵な遠足でした。

 1年 神戸フルーツフラワーパーク  

 2年 須磨海浜水族園  

 3年 嵐山散策  

(平成27年4月24日)

 

出来島保育所の子どもたちと交流を行いました 2015.4.21#006

4月21日(火)の午前、3年「環境」の授業において、出来島保育所の子どもたちとの交流を行いました。
この日は、40名の子どもたちが来校、体育館前の広場で、きれいに咲いたチューリップを楽しみました。
元気な子どもたちとどう接すれば良いか戸惑っている本校の生徒たちでしたが、保育士さんがうまく声をかけてくださって、すぐに打ち解け、コミュニケーションをとることができました。
本校の生徒たちは、子どもたちに好きな色を尋ね、チューリップの花束を作ってプレゼントしました。

(平成27年4月21日)

春の環境フェスタを開催しました 2015.4.18 #005

4月18日(土)の午後、本校において「第15回環境フェスタ」を開催しました。

春の環境フェスタは、生徒たちが育てた2500球の満開のリューリップや色とりどりの200個以上のプランタ、咲き始めた藤やツツジの花が見ものです。お天気にも恵まれ、大阪西淀ライオンズクラブ会長様、大阪市西淀川区副区長様をはじめ、地元商店会や薬剤師会の方、幼児、児童、ご家族連れなど約50名の参加者に来ていただきました。

今回は、今年リニューアルした食堂での開催となりました。まず、本校のエコ・コミュニケーション部の生徒たちが廃油回収をテーマにした紙芝居をしてくれました。参加してくれた子どもたちの真剣な眼差しに、4人の発表者もやや緊張しながらも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。次にエコでつながる西淀川推進協議会が西淀川菜の花プロジェクトの一環として実施している「ニシヨドガワノラシゴト」プロジェクトについて、あおぞら財団の田代さんにお話をしていただきました。

その後、花壇周辺に移動して、今回もエコ部の生徒たちが子どもたちにわたがしを提供し、お越しいただいた皆さんにチューリップを数本ずつお土産に差し上げていました。

(平成27年4月18日)

 

クラブ紹介 2015.4.17#004

4月17日、新入生に対してクラブ紹介をしました。

「○○部をお願いします」
クラブ活動は高校生活の中でも最も大きな意味のある活動の一つです。
クラブで培った友との絆。
クラブで鍛えてスキル。
クラブで得た達成感。
それらは実社会で生き抜くためには大きな財産です。先輩の勧誘の声に耳を傾けていた生徒たちがいろいろなクラブに入部し、素晴らしい体験をしてほしいものです。

(平成27年4月17日)

第38回入学式を挙行 2015.4.8 #003

午後1時から入学式を挙行しました。午前中の冷たい雨もほぼあがり、穏やかな風に桜花舞う入学式となりました。教育委員会ご代表、地元中学校長・歴代校長など多数のご来賓と保護者の皆様にご臨席いただき、爽やかな入学式を実施することができました。
入学式後は担任紹介を行い、保護者の皆様には各係から高校生活の過ごし方についてお話をしました。

入学式での式辞では、次のような話をしました。

新入生の皆さん、入学おめでとう。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

春のさわやかな風がわたり桜花舞う今日、第38回大阪府立西淀川高等学校入学式を挙行いたしましたところ、大阪府教育委員会ご代表をはじめ、地元中学校長、本校歴代校長、PTA・後援会の方々をはじめご来賓の皆様、並びに多数の保護者の皆様のご列席を賜り、高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。

本校は、昭和53年、地元西淀川の熱い期待と要請を受け、112番目の府立高校として開校しました。以来、卒業生は9100有余名、社会に有為な人材を輩出してまいりました。そして、本日、ここに、新たに第38期生となる133名の皆さんを迎えることができ、教職員一同、皆さんを心から歓迎します。

正門を入った左側に大きな石碑があります。皆さんは気づいたでしょうか。本校の校訓「自主・自律」と書かれています。

一つ目の「自主」とは他からの保護を受けず,自分の判断で行動すること、つまり、「自分の事は自分でやる」「自分の頭で考える」ということだと思います。
良く考えてみてください。毎日の生活は皆さんの家族や周囲の人に助けられてと言うより、ほとんどやってもらって成り立っていることが多いのではありませんか。今すぐ、あるいは何でもすべてを自分でやりなさいと言うつもりはありません。ただ、いつかは自分でやる必要が出てくることを念頭において、少しずつ自分のことは自分でやる習慣をつけていって欲しいと思います。
また「自分で考える」こともそう簡単ではありません。皆さんは日常多くの情報をテレビやインターネットから得ています。
でも、ちょっと考えてみてください。皆さんはテレビやインターネットから得た情報を確かめないで信じていませんか。与えられたものを正しいと信じて受け入れるだけではまだまだ子どもの領域です。自分の頭で考え、調べ、確かめ、納得してはじめてそれは自分にとっての事実になります。まずは目の前のものが本当なのかどうか、疑問を持つことから始めてください。

二つ目「自律」とは他との関係性の中で自分を律して行動すること、つまり、「自分で自分を正しい方向にコントロールする」ということだと思います。皆さんは、これまでも、そしてこれからも「社会」という大きな集団の中で生きていかねばなりません。集団の中で生きていくためには、周囲と折り合いをつけるように考え、発言し、行動しなければならないでしょう。皆さん一人ひとりが自分自身の感情をコントロールし、そういうことのできる社会人となってくれるよう願っています。
本校では、「豊かな学び」に取り組んでいます。日々の授業においては、少人数クラスに分かれての学びを展開するとともに、複数の先生が一つの授業で指導に当たるティームティーチングの実施など、手厚く、きめ細かい指導を心がけています。また、学校の外から様々な専門家を招き、講話や体験活動を通して、卒業後、社会人になったら必要になること、「強く生き抜く」ための考え方や、方法を学んでいます。
前向きに学ぶ姿勢を持ち、努力を続けていけば、学ぶことが、そして、毎日の授業が楽しくなります。どうぞ、皆さん、多くを学び、ぜひ、三年後には夢を現実のものとして、本校を巣立ってください。

最後に、保護者の皆様、改めまして 本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。教職員一同、皆様の大切なお子様を卒業までお預かりし、一人ひとりの成長を支援させていただきます。
  その成長のためには、学校と保護者の皆様との信頼関係、そして連携が必要となります。
今後、多感な時期を過ごされるお子様の行動には、今まで以上に、注意を払っていただき、保護者の皆様には、もっとも身近な大人の見本として、厳しさと優しさを併せ持ったお子様のご指導をお願いいたします。
学校から発信される各種の情報に関心を持っていただき、本校の教育方針にご理解を賜るとともに、ご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

新入生の皆さんの活躍と健闘を祈り、式辞といたします。

(平成27年4月8日)

 

さあ、新学期だ 2015.4.8#002

4月8日、春雨に桜花舞うなか2・3年生が久しぶりに登校し、体育館で着任式と始業式を行いました。朝、久しぶりに出会った生徒たちに「おはよう」とあいさつの声かけると、「おはようございます」「校長先生、久しぶり」「先生、元気やった?」と元気な声を返してくれ、とても嬉しく思いました。
着任式では新たに本校に着任された教職員11名を2・3年生に紹介し、着任者を代表して浅尾教頭からの挨拶がありました。

始業式では、次のような話をしました。

皆さん、おはようございます。
平成27年度がスタートしました。先月15日の終業式で皆さんにお話してから、3週間以上が過ぎました。春休みは、有意義に過ごすことが出来たでしょうか。今日は、皆さんの元気そうな顔を見ることができ、とてもうれしく思います。

1年生は2年生に、2年生は3年生に進級しました。

2年生は、後輩である新1年生が今日の午後入学してきて、先輩になります。また、生徒会活動や学校行事、部活動の中心として、西淀川高校を活性化させる中心となる中堅学年です。ぜひ、様々なところで新入生の手本になってほしいと思います。また、2年生になり気持ちに余裕をもつのはいいのですが、しっかりと自分自身を見つめ直し、悔いのない生活を送っているかどうか、点検してみてください。夜遊びや、遅くまでアルバイトなどをして、朝起きられず、学校に来られない、大幅な遅刻をしてくる、それが原因で授業が分からなくなってしまい 結局は学校をやめてしまう、そんなことにならないよう、気を引き締めてほしいと思います。昨年度、何人かが進級できず、進路変更しました。その人たちの分までも、君たちには頑張って欲しい、2年生の全員が、3年に進級してくれることを願ってやみません。欠点教科を抱えて仮進級した皆さん、一学期後半の追認指導を必ず受けて、欠点の科目をなくすよう、出来る限りの努力をしてください。2年生はこの1年間、修学旅行などの行事もありますから、十分に楽しみ、充実した時間を過ごしてください。

次に、3年生。3年生は、本校での生活もあと1年足らずです。文字通り西淀川高校の最高学年として、あらゆる場面でリーダーシップを発揮して、よい思い出をたくさん作ってほしいと思います。そして3年生は、一人ひとりが夏までに卒業後の自らの進路について決めなければなりません。9月に入れば、すぐに就職試験が始まります。まさに、今年は挑戦の年です。自らの進路目標を絞り込むにあたって、自分を大切に考え、自分は何をしたいのか、何ができるのか、本当に、それがずっと続けられるのか、を考えてください。目標達成のためにも、しっかりと自分を磨いてください。皆さんは、一人ひとりが可能性を秘めています。自分を信じて、先生方の指導に従って頑張ってくれるように願っています。

とにかく、2年生も3年生も皆さんが自分の力を出し切って頑張って欲しいということが、私の願いです。自分自身の可能性を信じて頑張りましょう。
以上で1学期始業式での私の話を終わります。

(平成27年4月8日)

桜咲き、飛躍の4月1日 2015.4.1#001

4月1日(水)桜咲く西淀川高校です。

寒い冬を乗り越え、桜が自慢の色鮮やかな花びらを見せてくれいます。校内の桜の枝は、今が五分咲きです。また、出来島駅から校内のプランターの花も春の息吹を感じさせてくれいます。

いよいよ4月1日、学校は新学期です。新入生はクラス発表を見て、高校生活への期待と不安の顔です。春休み中の在校生や新たな新1年生を迎えるためにいろいろな準備を進めている先生方にもいい緊張感があります。4月8日の入学式まで桜が散ってしまわないかが私の心配です。

(平成27年4月1日)

 

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