新型コロナウイルス対応の日々ですが

 政府が「緊急事態宣言」発令の方針を発表したことを受け、昨夜、府教育庁から、4月8日の対応について「入学式や健康診断を含め、予定している教育活動はすべて実施しないこと」という指示が出ました。本校では、この指示を受け、本日に予定していた入学式及びその後の各学年の登校日は当面中止となりました。

 けれど、入学式は、人生の節目にあたる大事な日です。新入生の皆さんが元気に登校出来るタイミングで入学式を実施したいと思います。それまで待っていてください。

 また、全学年に向けて週明けには学校からの連絡を郵送します。学習課題もあれば、不安やストレスを感じた時の相談窓口の案内など、皆さんを支援する様々な書類を送ります。来週の半ばにはご家庭に届くと思いますので、こちらも待っていてください。

 長い臨時休業になりますが、不要不急の外出を控えたり、たくさんの人と集まったりしないなどの行動は、自分のためだけではなく、近しい人や大切な人を守る「思いやり」です。2月初めに、中国の武漢に住む人はこう言いました。「今、外出を控えることは社会貢献だと思っています」

 また、3月中旬にイタリア・ミラノの精神科医はこう言いました。「外に出たいけれど、そこを我慢することは友愛である」

 たとえ臨時休業中でも、みなさんの高校生活の時間は動き続けています。普段はできないけど今ならできそうなことを探してみてください。家事とか読書とかテレビで映画や音楽に親しむとか、勿論、教科学習も大事です。一日の終わりに、その日したことを振り返ったとき「もったいない時間の使い方をしてしまった!」と後悔することのないような毎日にしてほしいと願っています。

 皆さんと元気に再会できることを楽しみにしています。