本日、学校からの第1回目の連絡物を発送します!

 本日、学校から学習課題や諸連絡、学年通信やすまいる通信をお送りします。明日か、遅くとも明後日には届きます。中身をしっかり確認してください。学習課題については、世間ではネット配信等がもてはやされていますが、ご家庭のネット環境に差がある以上、阿武野高校では実施しません。非常にアナログですが、紙資料での課題となります。その内容も教科書を学校に置いている生徒の皆さんの事を考えて、工夫した課題を各先生方に用意してもらいました。緊急事態宣言が出て、人との接触を7~8割減らすことで感染拡大を防止できるという専門家会議の意見を踏まえると、「生徒の皆さんが学校に教科書を取りに来る状況」を作る訳にはいきません。皆さんの命を守るため、皆さんの大切な人の命を守るための判断です。どうかご理解ください。

 阿武野高校のある先生のコメントです。「去年、阿武野高校の生徒の皆さんと関わって、特に印象深いのは授業の終わりや放課後の雑談、振り返りシートでの皆さんのコメントです。皆さんにとっては何気ない一言だったかもしれませんが、その一言にいつも元気をもらっていました。どれだけ歳を重ねても、人は誰かの何気ない一言で勇気づけられることを皆さんを通して改めて教えてもらった気がしました」

 また、別の先生が言いました。「臨時休業が続くとしんどいですね。なぜしんどいか考えたら、生徒たちと会えないから、元気を貰えないんですよ」

 教員と生徒という関係の前に、人と人との関係があります。私たち阿武野高校の教員は、皆さんを元気づける事の出来る、皆さんを支える事の出来る教員で在りたいと思いますし、皆さんからたくさん元気をもらっている事を実感しています。

 今、日本や世界の専門家の方たちが必死になって新型コロナウイルスの治療に取り組んでくれています。治療薬の開発は製薬会社の垣根を超えて連携して取り組まれています。回復された方の抗体検査を通じて、どうすれば感染を抑える事が出来るかを研究してくれています。もう少し時間がかかるかも知れませんが、専門家の方の取組みを支えるために、今、自分に出来る事は何かを考えていきましょう。