講師をお招きし、いじめ予防講習会が教員向けに行われました。
(※著作権のため写真等はありません)
はじめに、いじめの認知件数やいじめ防止対策推進法の変遷を確認した後、初期対応の重要性を示され、どのような対応が望ましいかグループで話し合いが行われました。
その後、生徒同士の通常の争いは問題解決ができるのかを判断するための重要な学びの場になっているので、何かあったらすぐに教員や保護者が割って入るべきではない。では、いじめに発展するかどうかの基準は何か?
「アンバランスパワー」と「シンキングエラー」をキーワードとして取り上げ、いじめの加害者の特徴や危険因子、アプローチのヒント、被害者のタイプや傾向等を学びました。
また、いじめの早期発見・早期解決につながるかぎを握るのが、傍観者の対応であることが多くのデータから示され、生徒たちの意識改革していくための手立てを提示されました。
最後に、生徒は、保護者様や教職員の普段の言動からシンキングエラーを獲得してしまうことが多いので、知らず知らずのうちにアンバランスパワーによって大人の考え方を押し付けていないか、言いたいことを言わせないようにしていないか等、普段の取組みや関わり方についてのお話がありました。
大人が変われば子どもも変わる!
私も含めてですが、教職員と保護者様が連携し、大人が日々進歩していけば、生徒たちも伸びていきますよね。
生徒たちの自律に向けて我々も努力していきましょう!!