この夏休み、みんないろんな体験をしてくれたと思います。終業式でお話ししましたが、新しい友人・知人はできましたか。オープンキャンパスや病院・保育園体験はどうでしたか。何かが変わるような大きな経験ができましたか。それぞれ感じていることと思いますので、その思いを大切にしてください。
さて、今日は来週火曜日に開かれる日根野高校のオープンスクールについてお話ししたいと思います。オープンスクールは毎年この時期に開催しています。中学生の時、参加してくれた人も多いと思いますし、少し思い出してほしいのですが、どんな記憶が残っているでしょうか。参加してくれた人の意見や感想で多いのは、「学校がきれい、美しい。」「明るくて活気があって楽しそう。」「生徒も先生も優しくて仲良し。」「部活が楽しそう。」というようなものです。考えてみればすぐわかるのですが、これらのことは、学校が存在していくうえで最も重要なことで基礎基本です。「明るくきれいで楽しい」言葉にしたら簡単すぎますが、勉強するにも部活するにも学校行事に頑張るのも、この明るくきれいで楽しい環境が整っていることが大前提です。ここで校長先生の一番の仕事のタネ証しをしておきますと、実はこの「明るくきれいで楽しい学校環境の維持」です。ほとんどの時間をここに使っていると思ってください。だから、こうやって久しぶりにみんなの顔を見られると本当にほっとします。それだけで嬉しくなります。
さて、来週火曜日は日根野高校のオープンスクールです。こんどはみなさん一人ひとりが日根野高校のスタッフとしてホスピタリティを発揮する番です。もちろん当日直接スタッフ働きしてくれる生徒諸君、ありがとう。ご苦労ですが一緒に汗をかいてください。でも、スタッフは直接参加者だけではありません。学校の生徒・教職員の全員が日根野高校の空気感を構成する重要なスタッフです。見に来てくれた中学生とそのご家族が「日根野高校なんかいいね。」と思ってくれるよう全員でおもてなしをしましょう。おもてなしって何かというと、声掛けをしてください。「こんにちは」だけでもOKです。もっと突っ込んでいける人はどんどん声を掛けてあげてください。それと校内のゴミやチリ、気が付いたら拾ってください。この学校は大阪一きれいな学校なのですから、そこに全力を傾けましょう。私たちの日根野高校は私たちで盛り上げていきましょう。日根野に相応しい良い後輩にきてもらうよう、みんなで頑張りましょう。