今年度で、3回目の開催となった北河内職業コース作業交流会。
今回は守口支援学校が幹事校となっての開催でした(※第1回、第2回は枚方支援学校が幹事校)。
昨年度と同様に、コロナ禍での開催ということもあり、「Google Meet」というweb会議アプリを活用した、オンラインでの交流となりました。
また、北河内地区の支援学校4校に加え、守口支援学校側から2社、枚方支援学校側から2社、計4社の企業をお招きしての開催となり、非常に有意義な時間となりました。
今回の交流内容は口頭発表、質疑応答、参加企業からの講話でした。オンラインでの開催ということもあり、生徒たちはプレゼンターとして、目の前にオーディエンスがいないという難しさ、独特の緊張感を感じながら発表に取り組み、本校の職業コース生は、これまでに参加した大阪府庁の庁舎実習での様子やデュアル実習について報告しました。
デュアル実習の報告では、「もっと挨拶を頑張ろうと思いました。」や「立ち仕事が大変だったので、体力をつけた方が良いと思いました。」「難しい仕事でしたが、指示通りにやり遂げることができました。」と、実習を通して感じたことを発表していました。
またそれだけでなく、本校職業コースの特色の一つでもある、むげんファームでの取り組みについても発表しました。
そこで栽培した野菜の販売についても触れ、コロナ禍ということもあり、従来のお客様に直接手渡しで販売する方法ではなく、インターネットなどを活用した新たなビジネスプランについても発表しました。
生徒自らが主体となって考えた発表内容、そしてスライド作成、準備段階から非常に良い経験となりました。発表後には各校の生徒からたくさんの「いいねポイント!」を頂き、生徒たちは達成感で溢れた表情をしていました。
最後には、今回参加いただいた企業から「あいさつ・表情(笑顔)の大切さ、立ち振る舞い、しんどい時のSOSの出し方」等についてお話していただきました。
生徒たちはメモを片手に真剣な表情で話を聞いていました。それぞれの生徒が少しでも何かを感じ取り、今後の学校生活や進路選択、そして社会に出た時の生活に活かしてもらえたらと思います。