7月14日(日)、気仙沼ボランティア 3日めが無事に
終了しました。
本日の活動内容は、
①陸前高田市の津波伝承館の見学。当時の津波被害の様子を動画や写真展示を通じて改めて知ることができました。その後、新しく敷設された防波堤まで進み、献花台前で黙祷を捧げました。防波堤の下には奇跡の一本松の子どもたちが将来の大きな松林になるために力強く根を広げて上へと成長を進めていました。その少し離れたところに、「奇跡の一本松」が凛として佇んでいました。一本松はその姿を通して私たちに大切な命の尊さを教えてくれていました。
②「NPO法人浜わらす」さんが活動している少年少女たちの無農薬米作りをお手伝いしました。子どもたちが植えた苗は少しずつ大きく成長していました。その一方で雑草も負けじと増えています。このままだと稲に十分な栄養が行き届かなくなります。ここで私たちの力を結集して雑草除去を行いました。自分たちの食糧を自分たちで作るという生きる力は防災上とても大切なことです。美味しいお米が収穫される日を楽しみにしています。
③南三陸町にある「防災庁舎」を見学しました。屋上の床上約2メートルの高さまで津波にのまれた。助かった職員はアンテナにつかまることができた人と手すりで必死に耐えられた人たちだけだったといいます。当時の職員の皆さまが懸命に住民の皆さんを守りつづける姿が目に浮かびます。ここでも参加者全員で黙祷を捧げました。
津波到達地点を見ることで改めてその規模の大きさを知ることができました。