第16回気仙沼ボランティア 2日め

7月13日(土)、気仙沼ボランティア2日めが無事終了しました。
今朝10時過ぎに気仙沼市に到着し、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」にて当時の様子を高校生の語り部さんから説明を受けながら伝承館(気仙沼向洋高校旧校舎)を見学しました。震災当時の様子はテレビや新聞報道で何度も見たり聞いたりしてきたので、十分理解しているつもりでいました。しかし、直接被害を受けた気仙沼向洋高校旧校舎を見ると津波の凄まじさを感じました。被災された方々がどんな思いで避難し、目の前で大切な人や物を失った方々の無念さを思うと胸が締めつけられる気持ちでした。
伝承館の後は、牡蠣の養殖工場へ向かいました。震災当時は津波の影響で牡蠣養殖の筏から工場、住宅などすべてを流されました。その一つ一つを13年前の活動を通して地道に復旧・復興につなげてきました。今は当たり前に立っている工場や食堂、防波堤、牡蠣筏は決して当たり前ではないことを知りました。今日は質の高い牡蠣の養殖がこれからも続けていただけるように周辺整備を行いました。その後、実際の養殖筏を船に乗せていただき見学をしました。一つ一つの牡蠣を大切に育て、商品として出荷するためには多大なる時間を必要とします。そのすべてに私たちのこれまでの活動が生かされてきました。今回、みんなで力を合わせた取組みは次回の参加者に引き継がれます。このリレーはいつまでも大切にしていきたいと思います。

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