自転車安全運転講習

10月24日(木)、1年生を対象に自転車安全運転講習を行いました。
11月1日より道路交通法改正により自転車運転中の「ながらスマホ」と「飲酒運転」の罰則が強化されます。今回は大変お忙しい中、茨木警察署交通課でご勤務されている現職の警察官に講師としてお越しいただき、講習の前半に道路交通法改正についての解説を行っていただきました。これまでも自転車の交通ルールについては学んできたこととは思いますが、おさらいをしながら丁寧にご説明いただきました。

「自転車安全利用五則」
1.車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者を優先。
2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認。
3.夜間はライトを点灯。
4.飲酒運転は禁止。
5.ヘルメットを着用。 



講習の後半は、ながらスマホによる注意力の散漫を体験する「ながらスマホ体験シュミレーター」を(株)KDDIさんからご提供いただき実際に体験してみました。
「自分は周囲の状況を十分に確認しながらスマホを操作しているので、事故なんてありえない。」と思っている人が本当に多いと思います。これは高校生だけの問題ではありません。ながらスマホにより自転車運転の集中力の低下に加え、危険につながるたくさんの情報を見落としてしまいます。
これまで、スマホを操作しながら自転車に乗っていた人はこれを機に絶対にやめてください。
どうしてもという時は、自転車から降りて安全なところで操作すればいいんです!

皆さんが交通ルールを守って住み良い社会にしていくことはもちろんですが、事故による加害者にも被害者にもならないようにしてください。どちらの立場になっても、当事者とその家族は大変な負担を抱えてしまうことになります。
自転車ぐらいではありません。車両である自転車に乗る以上は常に責任ある行動が必要となります。
引き続き、登下校だけでなく街乗りでも交通ルールを守ってください。