代休日の6月13日(月)に、裁判傍聴フィールドワークを実施しました。
選択授業「政治経済」選択者から希望者23名の生徒が参加しました。
淀屋橋駅下車後、日本銀行大阪支店や大阪市庁、中央公会堂(写真)の辺りを紹介・散策し、裁判所に行ってきました。
傍聴は班ごとに分かれ、様々な事件の新件・審理・判決を見学することができました。早く審議を終えた裁判官から、幸運にも質問を受け付けてもらえる班もありました。
新たに18歳から裁判員の対象となることを受け、目的である「法意識」を高めるためには、現地に行くことがなにより効果的だと再確認しました。
【生徒の感想】
人の人生を大きく変える場所だからこそ、今までに感じたことの無い緊張感を味わえました。裁判官が被告人に語りかけているところが印象的で、それまで法律の話と違い、裁判官が被告人にこの先どうしていけばいいかなどをしっかり目を見て話していて、凄く親身になっていました。事件の内容や動機から、決して他人事でない自分や、すぐ身の回りで起こりうるものなんだなと思いました。
今日、3つの裁判を見ることができました。その中でも覚せい剤の裁判の時に裁判官が、「覚せい剤更生施設に入った方はみんな「やめられない」と言います。覚せい剤は一生やめ続けないといけないのです。」と仰っていて本当に恐ろしいものなのだな、と感じました。その後、裁判官の方から質問の時間を設けていただき、裁判について深く学ぶことが出来ました。裁判員制度で自分が選ばれた時は是非参加したいと思いました。
裁判官の方にお話を聞いたとき、私も裁かれているようですと言っていたのを聞いて、裁判官の方にもいろんな葛藤や気持ちがあるのだなと思いました。