第75回高校展が今年度はブロックごとの会場分散型で開催されています。
今宮高校はCブロックの江之子島文化芸術創造センター(大阪メトロ阿波座駅下車)で本日10時から11日(日)午後3時まで美術部員の作品が展示されています。期間中にぜひ観に行こうと思っています。
美術や工芸等の芸術品は、音楽と同じで、言葉の壁を乗り越え、国や民族に関係なく、時代を越えて世界中の人々の心を震わすチカラを持っていますね。作品にはそれをつくった人のおもいが宿り、時には鮮烈なメッセージとして触れる人の脳天を射抜くこともあれば、平安で至福の境地に導くこともあります。
今宮高校では、芸術の授業は、高校生にとって様々な観点から重要な教科・科目として位置づけて、音楽ⅠⅡ・美術ⅠⅡ・書道ⅠⅡに加え、専門の非常勤講師の先生に来てもらいながら、次のような多くの科目を開講してきました。
声楽、器楽、和楽器奏法、音楽鑑賞演習、デッサン、デザイン実習、生活造形、立体造形、工芸実習、書法芸術A・ⅡA、書法芸術B・ⅡB
総合学科に改編してから、このような科目を開講してきました。履修した生徒の中には、芸術の道に進む生徒も少なくなく、東京芸術大学や京都市立芸術大学等で助教授として教鞭をとりながら研究活動や制作活動に携わっている卒業生もいます。今宮総合学科の教育の成果の一つだといえます。
今、本校で学んでいる生徒の中から、半世紀後の世界でどんな凄い作品を生み出す人が現れるか、とてもワクワクした気分でいます。今高にはそう感じさせられる「風」が吹いています(^^)/