1月29日(木)6限に、2学年対象の人権講演会が行われました。テーマは「障がい者問題・共生社会について」、講師に2020年東京パラリンピックシッティングバレーボール代表の嵯峨根 望 様をお招きし、スライドを交えながらお話を聴きました。

嵯峨根さんは先天性四肢障がい児として生まれ、両足に義足を履いて生活されています。幼い頃は義足を履いている自分をスーパーマンだと思い、前向きに過ごされていましたが、周囲の心ない言葉などに少しずつ人との違いを隠すようになりましたが、中学2年生の夏、ある出来事があり自身の障がいを受容することができたとのことです。

ことばは、投げかけられる一言が容赦なく人を傷つけ、逆に、人に生きる力のエネルギーを与えることにもなり得ると、改めて認識しました。それなら、誠実に生きる人に対して、エネルギーを与え得ることばを発し続けられるような人でありたいと思います。


嵯峨根さんは、私達に、生きるエネルギーを与えることばをたくさん発してくださりました。大学を卒業されて和泉市の職員として高齢介護室で勤務し、高齢者の権利擁護や虐待防止関係業務に携われながら、障がいのある自分にしかできないこと何かを考え、いずみアピ―ル課へ異動願を出し、また、2020年東京パラリンピックシッティングバレーボール日本代表として出場し8位入賞されました。シッティングバレーボールの試合の様子の動画を観せてもらいましたが、とても激しく、筋力と瞬発力と持久力を要する競技だと感じました。また、障がいの有無関係なく皆が参加できる競技であることも分かりました。
嵯峨根さんは、現在更なる飛躍をめざして、2023年3月に退職され、現在は訪問介護事業所で勤務しながら全国各地で講演会やシッティングバレーボール体験会を実施されるなど、精力的に活動されています。今では、両足がなかったから良かったと思うことがたくさんあると仰いながら、聴き入る生徒達に「楽しく生きられる」「夢は叶う」とのことばを投げかけられてくださりました。
生徒の皆さんはたくさん感じたことでしょう。本当に立派な方の話を聴くことができました。嵯峨根さん有難うございました。