今年も残すところわずかとなりました。芸術科「書道」の授業では、今年たくさんの作品を制作してきました。
今回は現在2号棟・3号棟間の廊下に展示している書道選択者の作品を紹介します。
まずは1年生。
4月から半年間、「唐の四大家」と呼ばれる、唐時代に活躍した4名の古典作品を学習してきました。
現在展示中の作品は、そのうちの1人である虞世南(ぐせいなん)の「孔子廟堂碑」を臨書したものです。のびやかで丸みのある点画をめざして練習に励みました。
次は2年生。
2年生は、漢字の書の最終課題として顔真卿(がんしんけい)の「顔勤礼碑」を臨書しました。
少人数の授業ですが、切磋琢磨しながら顔真卿の書の特徴である、堂々とした力強い作品が出来上がりました!
最後は3年生。
3年生は現在、卒業前最後の作品制作に向けて、墨の濃淡や潤渇等を生かして水墨画に挑戦中です!
現在展示中の作品は、書聖・王義之の行草作品「喪乱帖」の臨書作品です。流れるような筆の動きに苦戦しながらも、なめらかで、でも力強さのある作品に仕上がりました!
12月22日(日)の冬のオープンスクールにご参加いただく皆さんも、ぜひご覧ください♬
そして、来年も様々な古典作品を味わっていきます!