「東北・災害ボランティア活動ツアー」2日めの様子をお届けいたします。
宿泊した「南三陸ホテル観洋」では、ウミネコが朝の訪れを告げてくれました。
2日めはホテルの近くにある「海の見える命の森」にてボランティア活動を行いました。
まずは朝礼を行い、チームとしての目標、各々の目標を共有。
そして、自分達で活動場所まで移動しました。
途中、少し道に迷いましたが、何とか山に登っていく道を見つけました。
ようやく目的地に到着。この時点で全員息もあがって、汗だくになりました。しかし、実際に災害が起きた際は、ここが避難場所になります。中には歩行が困難な方がいらっしゃる時は、協力が必要になります。
そして、今回の活動を行う前に、自然との共生や自然の循環等についてお話を伺いました。
その後、南三陸大仏を前に、震災で亡くなった方々への祈りをささげました。
昼食は避難所体験として、ライフラインがない中で、自然の力を利用して準備。どんな木が燃えやすいか、どんな風に木を組めばいいか、学びながら実践しました。
火の温度があがるのを待っている間、次の利用者が避難場所で火をおこすために必要な木材の調達を行いました。
木の伐り方、剪定の仕方を教えていただき、実践。
午前中の活動を終えて、避難場所体験としてピザ作りに挑戦。
お腹を満たして、休憩をとった後、午後の活動スタート!
さらに森林の奥へと進んでいきます。
避難場所に必要な木材の調達を兼ねて、森林整備作業を行いました。
自分達で伐った木と一緒に記念写真撮影!
活動終了後、終礼を行い、チームとしての目標、個人の目標に対する振り返りを行いました。
非常に気温が高く、生徒たちにとっても大変な作業でしたが、全員充実した表情で、1人1人色んなことを考えてくれました。ただ作業をして感じたことを振り返って学びを終えるのではなく、これからさらに振り返りを深めて、次の災害に備える「備災」のために自分達ができることを形にしていきます。
最後に疲れが吹っ飛ぶ、「スマイル」で記念写真撮影!