おいしい給食⑧(9/12~9/16)

先週のおいしい給食⑦で、「朝晩は確実に秋が近づいていることを感じられるようになりました。」と書いたものの、今週は「前言撤回!」と言わざるを得ない残暑、猛暑、酷暑、、、でしたね。この残暑を予見していたかのように、16日の献立には「ミニ冷麺」が登場しました。食べながら、♪ 冷やし中華~、始めました~♬のフレーズが悲しくリフレインしたのでした。

【9月12日(月)の献立:ごはん、豆腐の中華うま煮、ほうれん草シュウマイ】

【9月13日(火)の献立:切りめ入りコッペパン、鶏と野菜のスープ、フランクフルト、小松菜ソテー】

【9月14日(水)の献立:ごはん、豚肉じゃが、コーンフライ】

【9月15日(木)の献立:コッペパン、イチゴミックスジャム、白菜ときのこのクリーム煮、照り焼きハンバーグ】

【9月16日(金)の献立:こんぶごはん、中華スープ、ミニ冷麺】

13日の切りめ入りコッペパンとフランクフルト、もちろんパンにフランクフルトを挟んでアメリカンドッグにするわけですが、写真で見てもらってわかるように、パンの長さとフランクフルトの長さの違いが明確で(約2倍)、フランクフルトが2本あればなぁと感じる生徒もいたのではないでしょうか。そもそもなんですが、「ウインナー」とか「フランクフルト」などソーセージの名前は、どの動物の腸を使うかで決まるわけですが、給食のソーセージは本当にフランクフルト?

14日の豚肉じゃが。味はもちろんおいしかったです。献立名を単に「肉じゃが」とせず、敢えて「豚」を入れるのは関西ならでは、大阪の食肉文化をよく反映しているなと思いました。つまり、大阪においては「肉=牛肉」であって、献立名が「肉〇〇」(肉うどん、お好み焼き肉玉、肉吸い等)であれば、それは牛肉料理であるということなのです。もちろん、肉じゃがに使われるお肉も、大阪では基本的には牛肉ということです。なので、豚肉を使う場合は、「豚まん」とか「豚玉」をいったように、献立名に「豚」を入れなければならないわけです。(関東は、「肉=豚肉」なので、大阪とは逆になります。大阪では「豚まん」ですが、東京では「肉まん」というのはそのためです。)

16日にミニ冷麺が出たことは先述のとおり。「ミニ」なので小おかずなわけですが、先週ご紹介した『麺にごはんの日は、混ぜごはん』の法則が小おかずにおいても適用されていて、一人小さな感動を覚えていました。